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取材・文/酒井優考 写真提供/かみたば
ライフ・文化

かみたばさんが「アンパンマン はじめてデジカメ」(通称アンデジ)に改造に改造を重ね、「現時点でのアンデジの最終到達点」と語るカメラ「アンデジHR」。「アンデジ」として残っているのはサウンドユニットのみで、撮影は別のカメラモジュールに任せるという逆転的発想で作ったカメラとのこと。

上記「アンデジHR」で撮影された写真。「これまでのアンデジとは比較にならない高画素・高画質化を実現しましたが、ちょっとオーバースペック過ぎたかもしれません。やり過ぎました、反省しています」(かみたば)。

アーケードゲーム『アイカツスターズ!』と通信できるスマホ風トイ「アイカツ! モバイル」(バンダイ)。

「アイカツ! モバイル」での作例。「『アイカツ! モバイル』のカメラはピント位置が非常に近めに設定されており、遠景はほとんど解像しません。その特性を逆に活かすと、まるで絵画と写真の中間のような画づくりが可能です。このカットは、あのクロード・モネへのリスペクトを込めた1枚。印象派のような仕上がりを追求した結果、私の作品でも最も人気のある1枚となりました」(かみたば)。

こちらも「アイカツ! モバイル」での作例。「こちらは逆にピント位置が近いことを利用して、マクロ的な作品作りに生かしています。『アイカツ! モバイル』は暗所に弱いカメラのため動体を撮るのは困難ですが、絵画的な柔らかさと僅かな魚の動きを両立させるため、300カット以上のチャレンジの末撮影できた1枚です」(かみたば)。

キッズに大人気のおもちゃ、プラレールを楽しく撮影するためにフレームやサウンドが多数搭載された「いっぱい電車をとろう! ぼくのプラレールカメラ E7系 新幹線かがやき」(タカラトミー)。

「ぼくのプラレールカメラ」での作例。「『ぼくのプラレールカメラ』はとにかくダイナミックレンジが狭く、露出もオーバー気味なチューンがなされています。かなりクセが強いのですが、NDフィルターを用いて無理やり光量を落として撮影しています。意外にもオムライスの赤の発色が美しいです」(かみたば)。

アニメ『トロピカル~ジュ!プリキュア』に登場するアイテムを商品化した「マーメイドアクアポット」(バンダイ)を、かみたばさんがレンズ交換式に改造。通称「マーメイドアクアフォートレス」。

「マーメイドアクアフォートレス」での作例。「レンズ交換式にカスタムしたことで望遠撮影が可能になっただけでなく、フィルターワークの合わせ技でシャッタースピードのコントロールも可能になりました。動きのある写真が撮れるようになり、表現の幅が広がっています。意外にもモノクロが映える機種でお気に入りです」(かみたば)。

『アンパンマン はじめてデジカメ にこにこ写真館』(通称アンデジ3/アガツマ)の外装を、かみたばさんがライカ風のボディに換装した『アンデジ3:Type-Theseus』。

『アンデジ3:Type-Theseus』の作例。「外装を変えただけで中身は『アンデジ3』そのままのため、弱点もそのまま引き継ぎました。というのも、アンデジシリーズは撮影時に『しゃべる』都合上、数秒クラスのシャッターラグが生じてしまいます。動体を捉えるのは至難の業ですが、そのラグを完全に読み切って撮影した1枚。日々の訓練の賜物です」(かみたば)。

こちらはカメラが搭載されたゲームボーイポケット用ソフト『ポケットカメラ』(任天堂)を、かみたばさんがレンズ交換式に改造したもの。

『ポケットカメラ』の作例。「フォーカシングと露出のコントロールがかなりシビアではありますが、ドットアートと写真の中間のような写真が撮れます。『ポケットカメラ』は白黒の4階調しか表現手法が無いので、油断をするとただのシルエット写真になってしまいます。シャドウを潰さずにいかにディテールを残すか。そこが腕の見せ所です」(かみたば)。

今年、雑貨店「3COINS」から2750円で発売された「ミニトイカメラ」(現在は品切れ)。

3COINSカメラでの作例。「価格の割に意外と実用性が高く、巷でも話題になった1台でもあります。サイズが小さいので目立ちにくく、私のメイン撮影であるストリートスナップでも使いやすいカメラです。やはり街中で使っていても威圧感を与えないのがトイカメラの利点のひとつですね」(かみたば)。
かみたばさんが「アンパンマン はじめてデジカメ」(通称アンデジ)に改造に改造を重ね、「現時点でのアンデジの最終到達点」と語るカメラ「アンデジHR」。「アンデジ」として残っているのはサウンドユニットのみ...
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