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写真
写真・文/八尋 伸
政治・国際
国内最大規模の収容所とされるセドナヤ刑務所の地下室には、収容者たちの靴や衣類がうずたかく積まれていた
メッゼ空軍基地内の独房。男性用の収容室は地下にあり、日の光が届かない
メッゼ空軍基地内に散乱していた、収容者たちのパスポート。老若男女問わず勾留されていた
メッゼ空軍基地内に残された、収容者たちの食料。独房の食事は1日2回、わずかなパンとスープ、オリーブが数粒与えられるのみで、空腹を我慢してそれらをためていた跡がいくつもあった
メッゼ空軍基地内の女性収容者用のシャワー室。施設内には女性の収容室もあり、シラミ症や疥癬(かいせん。ダニによる感染症)の薬も置かれていた
住宅街の中にある251支部、通称“アル・ハティーブ支部”内にある独房。独房といいつつも、この1畳半ほどの狭い空間に10人以上の収容者が詰め込まれていたという。壁には神に救いを求めるメッセージが書かれていた
251支部には18歳未満の子供も収容されており、壁には大人の収容者が小さな子供に勉強を教えていたとおぼしき形跡が残されていた
251支部の門の前で遊ぶ近所の子供たち。周囲に大人の姿はなく、アサド政権が倒れる以前からこの近くに住み、生活していたと思われる
ダマスカス旧市街のマルジェ広場の塔に貼られた、行方不明者を捜す大量のビラ
セドナヤ刑務所「ホワイトビルディング」の一室。10m×5mほどのスペースに200人以上がすし詰めになっていたとされる
セドナヤ刑務所の外観。写真の「レッドビルディング」と別棟の「ホワイトビルディング」の2棟から成る。付近にはのどかな草原や丘陵が広がっていて、レンガ業者が作業をしていた
セドナヤ刑務所の敷地内に落ちていた、絞首刑に使われたとおぼしきちぎれた縄
アサド政権によってテロ容疑をかけられた市民が収容されていたという、メッゼ空軍基地内の収容所。収容者は光のほとんど届かない劣悪な環境に閉じ込められていた。石鹸で作ったフックにかけられた衣類や日用品から、その過酷な生活の一端が想像できる。壁には勾留された人々が神に救いを求めるメッセージを残していた
ダマスカス旧市街のマルジェ広場の塔に貼られた、行方不明者を捜す大量のビラ親子2代にわたって50年以上も独裁政治を続けていたシリアのアサド政権が倒れた。2011年の「アラブの春」以降、10万人以上が強制...
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