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2019年秋の開館が予定されている和歌山市の“ツタヤ図書館”の内観イメージ(『和歌山市駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物基本設計報告書』より)
CCCと多賀城市の一問一答が記載された『CCCと今後の打合わせ質疑応答』。P19から始まっているのは、視察一日目の報告書からの通し番号がふられているためと思われる。P28まで、全部で10ページあるが、最終ページを除いて、ほとんど市側が武雄市のケースとCCCの意向について質問をして、それにCCCが回答する形式で進められている
多賀城市側のスタッフは、CCCが武雄市で作った商業施設と一体化した図書館をそのまま多賀城に持ち込まれるのかという不安が強い様子で、そのへんの質問をしきりにしている。また、全部開架にすること、商業施設との境界の設置、Tカード導入に対する個人情報についての不安等についても、率直に切り出しているが、CCCサイドは、明確な回答をせず、「これからよく話し合って、お互いがいいようにしましょう」という意味のことしか言っていない。
『マスタースケジュール』と題された文書。オープンまでにクリアしなければならない作業項目が分野別にすべてスケジューリングされている工程表だ。CCC側作成の文書とみられ、欄外2ヵ所にメモ書きがある。左に担当者名が記載されているほか、タイトルの上にも走り書きが見られるが不鮮明で読み取れない。※この文書のスケジュールでは15年7月の位置に黒地の白抜きで「open」とされているが、その後、建物の完成が遅れたため、実際には16年3月に新装開館を迎えている
「マスタースケジュール」には、予算確保から条例改正まで、議会運営に関する項目もすべてフォロー。その中に「指定管理者選定(特命)」とあり、CCCが自社と特命随意契約を締結することを前提に話を進めているかのような印象を受ける
また、この文書のタイトル上のメモを拡大してみたところ…「つまり、CCCで決定したと考えてよいのでしょうか?」と読める。武雄市への視察時の段階ではまだ何も決まっていなかったはずなのに、水面下では“ツタヤありき”の準備が粛々(しゅくしゅく)と進められていたことを伺わせる
多賀城市(宮城県)のツタヤ図書館から飛び出た内部文書の数々
2019年秋の開館が予定されている和歌山市の“ツタヤ図書館”の内観イメージ(『和歌山市駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物基本設計報告書』より)和歌山県の県都・和歌山市が、2019年秋に開館が予定...
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