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取材・文/直井裕太
IT・科学

既存の電波が届かない場所で衛星通信が大活躍中! ウクライナの前線ではStarlinkによる衛星通信網が構築され、通信インフラが破壊されてもドローンの運用もスムーズに行なえるようになった


能登半島地震ではNTTドコモとKDDIが共同で運営する船上基地局が展開。こちらにもStarlinkを活用した衛星基地局システムが構築されている。現状、衛星通信はStarlink一強となっているが、続々と宇宙開発企業が参入して各国のキャリアとタッグを組んでいる

Starlinkは衛星コンステレーションを行ない世界中の通信をカバー 現在5000基前後の衛星が高度約550㎞の上空で稼働中のStarlink。衛星のリアルタイム位置はブラウザで「Live Starlink Satellite and Coverage Map」と検索すると確認できる

YouTubeやインスタには、同一軌道上で衛星が連携する、衛星コンステレーションを行なうStarlinkの動画や写真も多数公開!

NTTドコモ Amazonの子会社である「Project Kuiper」と提携!


昨年11月、NTTドコモはアマゾンの子会社であるProject Kuiperと衛星通信で協業していくことを発表。Project Kuiperは高速インターネットサービスに対応した新型衛星の打ち上げに昨年10月に成功。今後6年間で3200基の衛星を打ち上げる計画を発表している。ドコモは国内の自治体や企業向けに衛星通信サービスを提供する予定だ

KDDI au スペースXとのパートナーシップで年内にも衛星とスマホの直接通信を実現!

KDDIとスペースXは昨年8月の提携以降、衛星通信に関する技術協力が万全の態勢となり、移動基地局車や船上基地局などにもStarlinkを連携させて運用。1月3日にはスペースXが新衛星基地局を搭載した次世代Starlinkの打ち上げに成功。これにより衛星とスマホのSMSによる直接通信の実験にも成功している

iPhoneの「緊急SOS」機能が衛星通信に対応!

一昨年発売されたiPhone 14には「緊急SOS」機能が搭載。電波が届かない地域でも、衛星と直接接続してSOSのメッセージを発信することが可能。ただし、アメリカほか一部地域限定のサービスとなっている

ソフトバンク 成層圏から無人航空機で電波をお届けする 超絶技術「HAPS」


成層圏から無人航空機でスマホの電波を発信するソフトバンクの技術「HAPS」。すでに電波発信用の航空機、Sungliderの開発に成功。翼長78mという超巨大な翼の大部分にソーラーパネルを配置。大容量リチウムイオンバッテリーに蓄電され、高度20㎞の上空を数ヵ月間も飛行することが可能。既存の通信方式をそのまま利用できるのもメリット

楽天モバイル AST SpaceMobileと提携して衛星電話通信に大成功!

楽天モバイルはアメリカの宇宙開発企業、AST SpaceMobileと提携。同社はAT&T、ボーダフォン、Googleなど通信とITの超大手が出資する衛星通信の有望企業。すでに同社の試験衛星であるBlueWalker 3が運用中


今年1月15日にはBlueWalker 3と市販スマホの直接通信による音声通話に楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が大成功!
ウクライナ侵攻でのドローン飛行用のネット回線、そして能登半島地震では損傷した基地局の代替として注目される衛星通信システム。これまでは米スペースXのStarlinkの一強だったが、ライバルたちも新衛星の...
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