素顔はシャイで超真面目なイケメンのレイザーラモンHGさん 素顔はシャイで超真面目なイケメンのレイザーラモンHGさん

あの国民的バラエティ番組のスピリットを引き継ぎ“友達の輪”を!とスタートした『語っていいとも!』

前回、芸人の三瓶さんからご紹介いただいた第43回のゲストは芸人のレイザーラモンHGさん。

ハードゲイキャラで大ブレイク、プロレスラーとしても活躍するなど一世風靡したが、09年にそのハッスルの興行で大怪我を負い、約8ヵ月も芸能活動を自粛。現在は再ブレイクを期する日々だが、先日にはなんと週プレ本誌の袋とじグラビアに元アイドルの奥さん(住谷杏奈)も登場。

その話題から夫婦論、絶頂期の舞台裏にまで話は広がったがーー。(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)

―でも本気になって、プロを見せつけられるとね。いい大人がって思ってもバカにできない凄みすら感じますし。それも浮き沈みあっての境地なんでしょうけど。HGさんも人気絶頂期からその後、怪我もあって大変だったという…奥さんに支えられたそうですが。

HG はい。それこそ結婚前は僕が全盛期の時だったんで仕事やめてもらって。まぁ亭主関白まではいかないですけど、精神的、金銭的にも優位だったんですね。結構、偉そうだったと思います。

それが怪我して1年くらい働けなかったんで、収入もゼロになって。ほんまにそこで変わりましたね、考えが。

―最初は亭主関白要素もあったんですね。ある意味、わかりやすいというか。男のほうが弱ると、とことん弱るじゃないですか?

HG わかりやすいですよね。もうごろっと変わりましたから。しかも、そこで奥さんが働き始めるんですよ、自分にまかしときって。で、女性用の商品とかプロデュースして出したりして、そんな簡単に成功するワケないやろと。

また俺が頑張って治して稼ぐからなって思ってたんですけど。いや、めっちゃ稼ぐやんと。成功するんかい!ってなって。この才能を俺は仕事やめさせて閉じ込めてたんかな、こんな商才あんねやって。

―そういう時の妻であり母であり、女性って根性据わりますよね。「私がやるしかない」ってなったら。

HG いや、強いですよね。ほんまに文句ひとつ言わず、俺に対しても「この先、どうすんのよ?」とかもなしに…ただ「まかしとき」って。

―「あんたがあかんようになったらあたしがやるしかない」っていう。

HG はい。で、あっさり立場を逆転されたっていうね(笑)。これはもう、偉そうに言うことはもう一生ないなと思いました。はい。

―その才能を閉じ込めてたのかなというのもあって、今回のグラビアに繋がりますね。本人のまだやり遂げてない願望があって。

HG そうか、グラビアやめてましたからね。結婚して23歳くらいで。

―またやってみたいって言った時に、これも俺が殺しちゃダメみたいな気持ちがあったワケじゃないですか? 亭主関白のままなら許さなかったかも…。

HG あぁ、なるほど。そうですよね、確かに。そのままずっと僕が働き続けてれば、そうかもしれないですね。そういう意味で、まぁよかったんでしょうね。怪我していろんな方に迷惑かけましたけど、それがなかったら、逆にイイ方向になってないかもしれない。

―芸人さんやアスリートは特にくっきり、最高の時期があっても山あり谷あり…考えますよね。40代になって、これからについて聞かれることも多いでしょうし。

HG まぁさっきも言ったんですけど、僕らは結局、いじられてナンボってのがあるんで。MCやるだとか、キレイな笑いをとるみたいなのは諦めてますし。もう、いろんなこと仕掛けて、みんながツッコんでくれたらいいなって思います。最近、漫才もやってるんで、それを軸にいろんなことできたらいいなと。

僕もこのたび写真集出しまして。ガチガチなオシャレなのを。みんなにやいやい「なんやねん、これ」「ボケ要素、ゼロやないか」って言われるんですけど、それもいいなと思いますし。そのひとつが嫁とのペアヌードもありなのかなって。何してんねんって言われることをやって、続けれたらいいかなと。

「プロレスラーって勘違いしてましたね」

―頭もキレるっていうとあれですけど、学歴要素でもまだまだいけそうな余地が…。

HG いや、頭はキレないですよ(笑)。それはもう、賢い人たちなんていっぱいいますから。世の中、東大が席巻してるじゃないですか? 同志社なんて、それと比べたらもう…学力アピールは諦めました、はい。

―では、あくまで自分は体を張って。NHK-BSの『チャリダー』でもロードバイクに挑戦されたりしてますしね。

HG なんでそこへ(笑)。チャリダーも知ってはるんですか?

―もちろん、チェックしてますよ(笑)。結構、BS好きですし。

HG そうなんですか、すごいですね。あれはやってて楽しいんですよ。

―合ってる感じしますよね。ああいう方向性はいいなと。案外、火野正平さんの後に『にっぽん縦断こころ旅』とかもいいんじゃ…。

HG そうなんですか? すいません、それ知らないんで(苦笑)。

―もう5、6年続いてる長寿番組で。やはりチャリダーの火野さんが、視聴者からの手紙でそこに書かれた思い出の場所を毎回巡るという。全国各地、その場所まで自転車乗って訪れる旅もの風な紀行番組ですね。

HG 旅番組なんですね。へえ。いいですね、チャリ枠。でもまぁカブっちゃうとあれなんで。なんですかね、思い出のジムを訪ねるとかですか。いろんなトレーニングしながら…。じゃあ週プレさんで、ちょっと旅企画もやっていただいて。

―ははは、考えさせてもらいます(笑)。ちなみに、プロレスに戻る予定なんかは?

HG ないですね。僕、プロレスラーじゃなかったんですね、どうやら。芸人だったみたいで。そっちはもうファンに戻りましたね、はい。大怪我もしましたけど、本当にいい思い出ですね。

あの頃、天龍さんをはじめ、あらゆる名レスラーとやらしてもらいましたし。まぁ学生プロレス時代はプロになりたいっていうのもあったんで。1コ間違ってたらプロレスラーって勘違いしてましたね、はい(笑)。

―それで二足のわらじを極めたワケですからね。

HG そうですかね。でも2005年にブレイクして、TVの仕事が減っていく中で、プロレスの仕事が増えていってたんで、本当にレスラーばりの生活をしてましたね。怪我するまでは週2回の合同練習に参加して、休みの日は自主練して、笑いゼロの生活してましたから。

―体鍛えていること自体は仕事としてなのか、そもそも自分的に好きなのか…。

HG なんですかね、やっぱり芸風がそうだったんで、動ける体メインでずっとやってて。プロレス始めて、プロレスができる体にならないとってことで体重も増やして、今より15キロくらいあったんですよ。で、怪我して2、3年、もうトレーニング自体をなんもしてなくて、ここ3年くらいでまた作り直して。今、コンディションはかなりいいですよね。

「マッチョ=ダサいイメージを変えたい」

―やっぱり、マッチョ気質ではあるんですね。

HG マッチョの地位を上げたいって気持ちはありますね。なんかマッチョ=ダサいとかバカみたいなイメージってあるじゃないですか。筋肉バカ的な(笑)。そういうのを変えていきたいとは思います。

―今や松本(人志)さんまでもね、あんなムキムキな体作っちゃって。

HG そこはね、もう一気に後ろ盾ができたというか。我々マッチョ芸人がずっと蔑(さげす)まれる人生だったんですけど、松本さんもやってるんだぞって、印籠は1コできましたね(笑)。それはやっぱありがたいです。

―ご自分はボディビルとか極端なほうにいったりは?

HG ボディビルはハードル高いですね。あそこまで作るってなかなか…。

―今、元K-1の角田(信朗)さんがそっちいっちゃって。

HG あぁハマっちゃいましたね。相当追い込んでるっていう。気ぃ失うくらい毎回やるって。

―うちでインタビューもしたんですけど、角田さんの語る体作りはもう哲学とか思想の域で。でも、あの歳でボディビルで上にいくって余程のことですよ。

HG いや、すごいですよ。やっぱりハードル高いです。でも世間的には気持ち悪いとか言われるじゃないですか。それもなんかイヤでね。体鍛えた人はわかりますけど、普通にやってたら無理ですから。挑戦するとかもおこがましい。

―やっぱり、さすが御存知ですね。フィットネスとか体作りに関して…。

HG そうですね。いろんなの試して、我流でやってきて。プロレス始めてプロレスラーの人にも教わったり、トレーナーの人とかにも。人それぞれで、合う合わんもありますし。

―そういうので本を出したりもありでは? ブートキャンプ的なものを自分で編み出して。

HG ははは。全盛期だったらハードゲイキャンプでいけたんですけどね(笑)。

―ちょっと股間を強調しつつ、合間合間に「フォー」って呼吸法も入るみたいな。

HG はははは、ロングブレス的な。10年前やったらバカ売れしたでしょうね(笑)。いや、でも知識的には今のほうが全然ありますから、なんかやれればいいですね。…だから今、インストラクターの資格も取りたいなって。HGザップなのかわかんないですけど、ちょっと編み出してジムとか開きたいですね。

―それも奥さんと一緒に? コスメなんかとセットで。

HG なるほど。美容とトレーニングで。いいですね。で、随所に週プレさんのほうで取り扱っていただいて(笑)。是非お願いします。

次回ゲストは不老不死で注目?俳優の…

―ははは、営業しますねぇ(笑)。すっかり企画会議みたいになってしまいましたが、そろそろお時間ということで…。次のお友達が加藤諒さんを挙げていただいて。最近引っ張りだこの個性派俳優ですが、年下でだいぶ若いですよね。

HG 諒くんはずっと家族でファンでTVで観てる感じだったんですよ。で、仕事場で会った時に僕が携帯のカバーに食品サンプルのを長年してるんですけど、今は牛ハラミのやつで。諒くんもそれ好きで、ぜんざいの着けてて。挨拶した時に「えっ」「あー」ってなって「どこで買ったん?」とか盛り上がって。「合羽橋なんや~」って、そこからですね。で、合羽橋行って「いいのあったよ」みたいな。

―アフラックのCMで不老不死のキャラでもメジャーになってますけど。見た目そのまま、彼も変わってるというか、かなり個性的な感じで。

HG 面白いですね。あと、あんまり芸能界ずれしてない感じも好きですね。そういうパーティとかお付き合いとかが苦手なタイプで、僕もそうなんですけど。で、三茶にラムとパクチーのお店があって、よく家族と一緒に食べ行ったり。そういうの僕、珍しいですね。はい。

―あまり業界内でつるんで飲んだりしない? 後輩に飲み食いさせて面倒見たりとか…。

HG タイプじゃないですね。まぁカワイがってる後輩というか、いわゆる同じ境遇の一発屋っていうメンバーでムーディ勝山とかジョイマンとかはご飯いきますけど。酒飲まないんであんまり連れ回すとかはないです。

―では、加藤さんとは世代差もあるのに余程、相性が合ったんですね。向こうは役者でジャンルもちょっと違うところをね。

HG まぁ彼もちょっとゲイ疑惑とかもあったじゃないですか。それは違うんですけど、そういう女のコっぽいところも好きですし。携帯のカバーのセンスとかも、なんかフェミニンですよね。

―今やそのオネエっぽいキャラがバラエティでも人気で。あの顔を見たら忘れないですし、一緒にいたら目立つでしょうけど(笑)。

HG 目立ちすぎますね、彼は(笑)。やっぱり個性的ですもんね。

―では、何かメッセージでお伝えすることはありますか?

HG 先月も「ご飯、どう?」って誘ったら「ちょっとボクサーの役で今減量中なんで、撮影終わるまで待ってください」みたいなこと言われたんですよ。で、そうなんやって思って、そのドラマ観たら出てたんですけど、全然絞れてなかった(笑)。

―ははは、どこが食事制限したんや!って(笑)。

HG そう、メシいけたやんとかって(笑)。もっと力石(※)ばりにげっそりしてるんかなと思ったら全然ふくよかで、変わってないやんと思って。まぁ制限しても、そんな短期間で痩せるもんじゃないですし。なんか、ストイックなモード入ったんでしょうね(笑)。 ※力石徹=漫画『あしたのジョー』で主人公・矢吹丈のライバル

―わかりました。ではそこをツッコんでおきます(笑)。本日は公演の合間に長々とありがとうございました!

語っていいとも! 第44回ゲスト・加藤諒「バラエティに出始めてから街を歩けなくなるというか…」

●レイザーラモンHG 1975年12月18日生まれ、兵庫県出身。大学時代、学生プロレスに没頭し、その繋がりで相方レイザーラモンRG(出渕誠)と出会い、お笑いコンビ「レイザーラモン」を結成。卒業後、一般企業に就職するもお笑い芸人の道を諦めきれず僅か4ヵ月で退職、よしもと興業入り。02年からハードゲイキャラとしての活動を開始し、05年にブレイク。同年にはプロレス興行のハッスルに出場、プロレスラーとしても活躍する。翌年には元グラドルの住谷杏奈と結婚。09年にハッスルの興行で左足かかとを粉砕骨折、約8ヵ月も芸能活動を自粛。10年に復帰し、現在はよしもとの劇場やTVで活躍中。2017年4月には写真集「OVERDRESS」を発売。

(撮影/塔下智士)