みよしの/「ぎょうざカレー」(550円)は餃子とカレーのマリアージュ! 優しいルーにジューシーな餃子がベストマッチ みよしの/「ぎょうざカレー」(550円)は餃子とカレーのマリアージュ! 優しいルーにジューシーな餃子がベストマッチ
旅行に行ったら、旅先の有名店に行くのが鉄板だ。ところが、「地元密着のチェーン店こそ、その土地の空気が味わえる最高の観光スポット」と語るのが、飲食チェーン店トラベラーのBUBBLE-B氏だ。

そこで今回、複数のローカルチェーン店を巡れる1泊2日の旅行プランをご紹介。これまで大阪佐賀京都沖縄と紹介してきたが、最後は北海道! 今なら全国旅行支援もあることだし、一風変わったこんな旅もいかが? 【激ウマローカルチチェーン店ツーリズムのススメ その5】

*本文中の価格はすべて税込みです。ほかの店舗では価格が異なる場合があります。また、イートインと持ち帰り価格は異なります。

■海の幸も山の幸も食らい尽くせ! 大自然満喫ドライブin北海道

海の幸と山の幸がそろった北の大地・北海道も外せない。

今回提案してもらったのは、北海道の雄大な自然を満喫しながらローカルチェーン店も味わえるコース。

「まずは函館空港からスタートして、内浦湾を眺めながらドライブして札幌を目指しましょう。着いたら『みよしの 美園(みその)店』で『ぎょうざカレー』(550円)を食べてみてください。

このチェーンは1967年に創業した餃子(ギョーザ)専門店が母体なのですが、その後カレーでも有名になり、今では26店舗も展開する人気店になりました。驚きのマッチングをぜひ試してみてほしいですね」

風月/定番「ぶた玉」(860円)に「チーズ」(100円)をトッピング。北海道産キャベツの甘みがたまんねぇッ! 風月/定番「ぶた玉」(860円)に「チーズ」(100円)をトッピング。北海道産キャベツの甘みがたまんねぇッ!
食事を済ませたら、再び車に乗って、大海原が眼前に広がる苫小牧(とまこまい)を目指す。

「苫小牧に着いたら、自然保護公園の中にある、多種多様な苔が生えた『樽前ガロー』を訪ねるのもいいでしょう。

夜になったら、『風月 イオン苫小牧店』で晩ごはん。『風月』は道民に愛されるお好み焼きチェーンです。こちらで看板メニューの『ぶた玉』(860円)に、チーズやキムチをトッピングして食べるのがオススメです」

なごやか亭/「サーモン」(297円)は、さすが北海道とうならざるをえない、肉厚で脂の乗りも抜群の一品! なごやか亭/「サーモン」(297円)は、さすが北海道とうならざるをえない、肉厚で脂の乗りも抜群の一品!
苫小牧で1泊し、翌2日目は朝ごはんをあえて抜いて行きたいお店があるんだとか。

「苫小牧に別れを告げ、札幌に戻りましょう。到着したら『なごやか亭 福住(ふくずみ)店』で回転ずしランチです。

同店は道内に16店舗、滋賀県に2店舗を展開しているチェーンで、地元の新鮮な海産物で握られたおすしは絶品です。特に『なごやか三貫盛』(451円)は、やりいか、サーモン、甘えびというなごやか亭で人気のネタを集めた構成で、北海道ならではのクオリティがお手軽に味わえます。

なお、このプランは行程を西側に絞りましたが、北海道は全土にわたって魅力的なチェーン店がいっぱいあります。チェーン店巡りにハマったら、1週間かけて北海道中の店を周遊するツアーなんてのも最高ですよ!」

●飲食チェーン店トラベラー・BUBBLE-B(バブルビー)
ミュージシャンの肩書を持ちながら、日本全国の飲食チェーンの"本店"を追い求める食ハンター。著書に『全国飲食チェーン本店巡礼~ルーツをめぐる旅』(大和書房)