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構成/佐藤 喬 写真/iStock
IT・科学
ヒトとシジュウカラでは世界の見え方はまったく違うはず。たとえば、ヒトにとってはオオタカとトビの違いはわかりにくいが、シジュウカラにとってその違いは死活問題だ。こうした生存に関する重要な情報をカテゴリー化することが言語の起源かもしれない。
ツミは「雀鷹」と漢字で書くことからもわかるように、〝日本最小のタカ〟とも呼ばれる。全長は30㎝弱と、ハトほどの大きさしかない。
シジュウカラが鳴いている様子。右にその音声を分析したサウンドスペクトログラムを示した。上は「ヒヒヒ」(タカだ!)で、上空を警戒している。一方、下の「ジャージャー」(ヘビだ!)では地面を探している。
鈴木さんが行った実験は、見間違えを利用したもの。ヘビを警戒する音を聞かせながらヘビほどのサイズの枝を引き上げると、シジュウカラは必ず枝を確認しに行く(=ヘビと見間違える)という。特定の音がヘビのイメージを想起させることを示した。
アフリカ南部に棲息するミーアキャット。「キャット」とつくが、実際はマングースの仲間。
タンチョウは旧千円札に描かれていたツル。北海道東部に生息。「丹頂」とは頭のてっぺんが赤いことを指す。
つい最近まで、動物は複雑な思考ができないと考えられ、研究もほとんどされてこなかった。ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。動物たちは何を考え、ど...
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