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24年ぶりに復活の6代目プレリュード。ホンダ独自の「e:HEV」を全車に搭載。シビックタイプRの骨格がベース
かつて"デートカー"の代名詞として一世を風靡したホンダのプレリュード。令和の時代にHEVとして復活も、価格はなんと617万円ナリ! しかし、発売直後から月販目標の8倍という驚異的な受注を記録して話題を呼んでいる。そんな噂の2ドアクーペにガッツリ乗ってみた!!
* * *
――小田原先生は、これまで10台以上のクルマを乗り継いできたそうですね?
小田原 最初はホンダの軽・トゥデイでした。そこから国産も輸入車も、いろいろ乗りましたね。
――中でも長く乗ったのは?
小田原 フォルクスワーゲンの5代目のゴルフGTIですね。5~6年くらい乗ってました。
――現在の愛車は?
小田原 少し前にホンダの軽・N-VANで車中泊しながら日本一周しました。今はトヨタのタウンエースをベースにしたキャンピングカーに乗り換えています。車中泊もできるし、車内で漫画も描けるので便利なんですが......細かい不満が多いんですよね。
――例えば?
小田原 ウインドーウオッシャー液がチョロチョロしか出ないんです。いや、そこはドバッと出してくれよって思いますよね。そんなところ、ケチらなくてもいいのにって。
「商用車ベースのクルマだからこの程度でいいだろ」と割り切って設計されてる感じがして、オーナーとしてはちょっと不満です。2023年12月に納車したんですが、もう乗り換えようかなと。
――ちなみに今、『週刊SPA!』(扶桑社)で婚活漫画『今日も嫁が見つからない。』を連載中ですが、あれは実話なんですか?
小田原 はい。掟ポルシェさんがやっている結婚相談所に入会して、実際にひとりお会いしましたね。
シャープで立体的な造形が際立つ顔面。薄型ヘッドランプには、最新技術を惜しみなく投入
――そんな小田原先生と、ホンダが約24年ぶりに復活させた2ドアクーペ――6代目プレリュードを取材しました。
小田原 静岡県御殿場市で開催されたメディア向け試乗会で、一般道、ワインディング、高速道路を走りましたね。
――プレリュードといえば、かつて〝デートカー〟として人気を博したモデルです。
小田原 僕が学生の頃にはやっていましたね。ちなみに新型の価格は617万9800円って聞きましたけど、ぶっちゃけ売れているんですか?
ボディサイズは全長4520mm×全幅1880mm×全高1355mm。低くワイドなプロポーションだ
――発売から1ヵ月で約2400台を受注しました。この数字は月間販売目標の8倍で、すでに受注停止している販売店もあり、ホンダは増産を検討しているそうです。
小田原 どんな人が買っているんですかね?
――主に50代、60代の方が、新規購入やセカンドカーとして選んでいるようです。昔のプレリュードを知っている世代が中心ですね。
小田原 なるほど、勝ち組のセカンドカーってわけですね。実際、運転席の視界も良くて運転しやすいし、加速もスムーズで、ワインディングの走りも気持ちいい。走る喜びや操る楽しさを知っている人には刺さると思いますね。
2リットル直噴エンジンに2モーター内蔵のCVTを搭載。最高出力141馬力、モーターは184馬力
10.2インチのメーターに加え、水平基調のダッシュボード中央には9インチのディスプレーを配置
――小田原先生的には?
小田原 僕はタウンエースで犬連れて車中泊しているんで、2ドアのスポーツカーはちょっとキツい。慣れてないから体が痛くなるし、疲れるんですよね。それにプレリュードって名前を冠する以上、個人的には〝手頃な価格〟とは言いづらいと思います。
――購入は......!?
小田原 ないですね(笑)。僕は車内で漫画を描くし、犬も一緒だし。でも、昔プレリュードに憧れて、今お金がある人にはたまらない一台だと思いますよ。