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協力/世良光弘 写真/時事通信社 アフロ
政治・国際
ウクライナでの作戦を担当するロストフの露軍司令部が、さしたる抵抗もなく無血開城となった時点で相当な衝撃が走った。その後の北への進軍速度も含め、周到に準備をしてきた様子がうかがえたが、プーチンの裏切り者発言とルカシェンコの仲介で事態は1日で収束した
ロストフでは多くの市民がワグネル兵と記念撮影をするなど、プリゴジン人気の高さと軍(あるいはプーチン政権)への根強い不満も明らかに
部隊を撤収させ、ロストフ州を出発する際には民衆から喝采を浴びたプリゴジン。トランプ的なポピュリストとしての人気は侮れない
ショイグ国防大臣(右)とゲラシモフ参謀総長(左)は腐った軍の象徴としてプリゴジンの攻撃の的に。しかしクビを取るには至らず
裏仕事も含めた長年のビジネスパートナーであり、個人的な友人でもあったとみられるプーチンとプリゴジンの関係も、今回の事件でご破算に?
軍上層部を批判する中で、ウクライナ侵略の大義まで否定したプリゴジン
プリゴジンを裏切り者と非難したプーチン。しかし当面は玉虫色の決着に
軍上層部を批判する中で、ウクライナ侵略の大義まで否定したプリゴジン。プリゴジンを裏切り者と非難したプーチン。しかし当面は玉虫色の決着にプーチンの古い〝お友達〟が私兵を動員し、あろうことか首都モスクワへ...
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