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写真
撮影・取材・文/柿谷哲也 協力/小峯隆生
政治・国際
米海軍横須賀基地の一角に停泊していた無人艦「レンジャー」。全長59m、排水量670トン、最高時速70キロ。艦体は民間船をベースにしている
唯一、軍艦らしい部分が大量に搭載された各種センサーやレーダー、カメラの類い。これらを活用して太平洋をほぼ無人操舵航行で横断した
軍人6人、民間人10人の計16人が乗務して航海してきたが、太平洋横断中、彼らは各種計器をモニターし、周囲を目視警戒していただけだという
今回の演習の詳細は明らかにされなかったが、「有人水上艦と連携しながら戦術を試し、情報収集、警戒監視、偵察の能力を示した」とのこと
マストトップに設置された各種レーダー、センサー、通信用アンテナ、カメラ。陸上の運用センターと連携しながら航海や作戦行動を行なう
「レンジャー」のコックピットでインタビューに答える米海軍第1無人水上艦隊(2021年創設)司令官のジェレマイア・デイリー中佐
無人偵察航空機を飛ばして僚艦に対水上・対地攻撃の目標情報を伝えたり、敵潜水艦を探知して警報を発したりといった運用も考えられる
民間船ベース、かつ水兵が不在の艦内は離島間連絡客船のような雰囲気
しかし、そののんびりした中に突如、立ち入り禁止の謎の船室が出現
艦後部のコンテナ搭載甲板は網目状の構造になっている。波をかぶっても海水は一段下に落ちるため、浸水からコンテナを守ることができる
取材時、後方甲板右舷の前から3個目のコンテナには、敵ミサイルの誘導を混乱させる欺瞞用と思われる電子戦装置が搭載されていた
積み替え可能なコンテナに多様な装備を搭載できる。例えば艦対艦・艦対空の各種ミサイルを発射したり、対潜水艦用爆雷を投下することも可能だ
米海軍無人艦と連携しての作戦行動演習も経験済みの「いずも」。ヘリ空母から「空母」への改修費用もすでに予算計上されている
北朝鮮の最新の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」(写真:KNS/KCNA/AFP/アフロ)
令和5年度版防衛白書に掲載された「イージス・システム搭載艦」のイメージ。ミサイル発射セルは海自最多の128基の予定
海峡警備の主力を担ってきた海自ミサイル艇は順次退役予定。後継は無人艦?
米海軍横須賀基地の一角に停泊していた無人艦「レンジャー」。全長59m、排水量670トン、最高時速70キロ。艦体は民間船をベースにしている米海軍から一部の報道機関やジャーナリストに、艦名すら知らされぬま...
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