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取材・文/仲宇佐ゆり 撮影/村上宗一郎
社会
この10年間を見ると、前半は微増傾向にあったが、2021年に前年の102件から170件へと急増し、2023年には過去最多の181件を記録した。どうしてここまで急増しているのか? (出典/警察庁生活安全局生活経済対策管理官「令和6年における生活経済事犯の検挙状況等について」)
初めは興奮した様子でガラス戸に体当たりしていたが、おとなしくなった瞬間を激写。警察に捕獲されてセンターにやって来た。体についていたICチップから飼い主を探し出したが、「知人に譲渡したので私は知らない」と引き取りを拒否されてしまった。その後、動物愛護団体に引き取られることが決まっている
しげちゃんはセンターで1年間ほど過ごしている。鳥や飛行機を警戒したり、見知らぬ男性に異様にほえたりする様子から、以前に男性の飼い主から虐待を受けていた可能性もある。落ち着かない様子でケージ内を歩き回っていたが、たまに近寄ってきてくれた。後ろにいるのは同じく収容中のバニラちゃん
現在、動物愛護相談センターに収容された動物たちは、引き取り手が見つかるまでセンター内で暮らすことができる。一匹一匹に手作りのカードが作成されており、スタッフの動物愛が伝わってくる
少子化が進んでいるにもかかわらず、全国の児童相談所における児童虐待相談対応件数は増加傾向にある。動物虐待と同様に、虐待自体が増えているのではなく、児童保護の意識の高まりによって相談が増えているという可能性もあるが……(出典/こども家庭庁「令和5年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数」)
今年の前半、やけに猟奇的な動物虐待のニュースが相次いだ。実際に、警察庁のデータでも動物虐待の検挙事件数はここ数年で急増しているという。いったい日本の動物たちに何が起きているのか? 保護センター、虐待を...
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