舞台『ハイキュー!!』及川徹役の人気俳優・遊馬晃祐がデジタル写真集でセクシーカットに初挑戦!「色んなボーダーラインを想像してください(笑)」


舞台『ハイキュー!!』及川徹役、舞台『ブルーロック 3rd STAGE』雪宮剣優役などで人気の俳優・遊馬晃祐(あすまこうすけ)が10月13日に初のデジタル写真集『Borderline』をリリースした。自身の発案で「まだ付き合う前の一日デート」をテーマに撮影された本作は、ヌーディーなシーンなど、リアリティのある攻めたカットを多数収録。「週プレ グラジャパ!」で購入すれば、完全アドリブのシチュエーション動画も楽しむことが出来る。ファン必見、ドキドキ必至の一冊だ。

現在は個人事務所を立ち上げ、FP事業と不動産事業も営む起業家の一面も持つ遊馬が、今回、攻めに攻めたデジタル写真集に挑戦した理由とは? 撮影の思い出とともに聞いた。

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■初めて見せた大人の色気

――遊馬さんにとって初となるデジタル写真集『Borderline』が発売されました。制作の経緯を教えてもらえますか?

遊馬 今年は俳優業10周年。10月20日に30歳の誕生日を迎えます。20代ラストのタイミングで何かカタチに残るものを作りたいと、前々から考えていたんです。それこそ写真集もアイデアの一つにありました。そんな時に、ちょうど週プレさんからお話をいただき、実現することになりました。

――もともとご興味があったんですね。

遊馬 デビュー時にも写真集は出させてもらいましたが、20代最後の今だからこそ挑戦できる見せ方もあるのかなと。「まだ付き合う前の一日デート」をテーマに、大人な遊馬晃祐をお見せするつもりで撮影に挑みました。この撮影テーマは、僕からの提案だったんです。ストーリーが下敷きにあったほうが、ファンの方も見ていて想像が働く気がして。自由に妄想しながら、楽しんでもらえる作品になったと思います。


――いわゆる「彼女目線」的なテーマはよくありますが、あえて"付き合う前"の設定なのが気になりました。より刺激的な印象を受けると言いますか......。

遊馬 アハハ。特に深い意味はないですよ。今回、ヌーディーなカットにも初挑戦したので、何か設定があったほうが、僕自身もセクシーな雰囲気を出しやすいと思ったところはありますね。

――確かに、お風呂からベッドシーンにかけて、かなり攻めた露出に挑戦されていましたよね。

遊馬 マジですか? こういう撮影は初めてだったので、攻めてると言っていいのか自分では分からなくて。

――めちゃくちゃ攻めてますよ! お尻まで見えちゃってるんですから......!

遊馬 僕も、まさかお尻まで出すとは思いませんでした(笑)。「撮るだけ撮ってみて、使うかは後で考えよう」って。現場が楽しくて、周りのスタッフさんに言われるがまま、ドンドン脱いじゃいました。

――だ、大丈夫なんですか!?

遊馬 せっかくなら新しい挑戦がしたいと思っていたので全然問題ないです。むしろ楽しかったですよ。

――サービス精神旺盛ですね。ありがたいです。

遊馬 でも、需要ありますかね? 男性と女性で感覚が違うのかもしれませんが、僕が男としてカッコいいと思うのは、ムキムキのシックスパックのイメージ。20代前半の頃は僕も自信があったけど、年齢を重ねて、そういう感じじゃなくなってきました。何なら撮影の3日前まで沖縄に行っていて、毎日のように飲んでいたので、お恥ずかしながら、かなりリアルな体型なんですよね(笑)。

――特別な身体作りはされていないんですね。そうは思えないくらい、とてもセクシーな写真に仕上がっていたと思います。

遊馬 セクシーだと思ってもらえたなら、良かったです(笑)。

スタイルの全貌は是非、本編で!スタイルの全貌は是非、本編で!
――「週プレ グラジャパ!」限定版では、彼女目線で楽しめるシチュエーション動画も見られます。セリフはすべて遊馬さんのアドリブなんだとか。

遊馬 はい。しかも全部ワンテイク。台本も何もなかったし、すべて一人芝居なので、スタッフさんの反応をうかがいつつ、頭の中でドラマを想像してセリフを紡いでいきました。普段、言わないようなセリフもたくさん言いましたよ(笑)。

――特に遊園地のシーンは、遊馬さんの人柄が表れていると思いました。優しくエスコートしてくれたり、冗談を言って笑わせてくれたり。

遊馬 基本的に、場を盛り上げたいタイプなんです。特に今回は「付き合う前のデート」という設定があるじゃないですか。相手を楽しませたいのはもちろん、カッコつけずにありのままの自分を見せたいって気持ちがあるので、やっぱりお喋りになっちゃいますね。実際、動画の中でも自ら「高所恐怖症」を打ち明けていますし。

――高所恐怖症はリアルな遊馬さんの弱点なんですか?

遊馬 はい。本当にダメです。絶叫系とか、バンジーとか、絶対にムリ! 撮影で乗ったジェットコースターは絶叫系というほどではないのかもしれないけど、めちゃくちゃ怖かったです(笑)。

――NGを出しても良かったのに! 遊園地以外にもデートの選択肢はあるじゃないですか。

遊馬 まさか本当に乗るとは思わなくて。現場で「じゃ、次ジェットコースター行きましょう」って、流れで言われてしまったので逃げられなかったんです。これも仕事だと思って覚悟を決めました(笑)。

――逆に、実際にデートをするならどういう場所が理想ですか?

遊馬 島とか? ゆっくり過ごせるところが良いですね。ゆっくりご飯食べて、お酒を飲んで、アクティブに動いて。

――撮影の前も飲んでいたと言っていましたが、お酒がお好きなんですね。デジタル写真集の中にも、お酒を飲んでいるシーンがありました。

遊馬 お酒、好きですね。今回の撮影ではワインとウイスキーを飲ませていただきました。ここだけの話、セクシーカットはほろ酔い状態で撮っているんですよ。

――遊園地で遊んで、ディナーして、ホロ酔いで家に行って......。「付き合う前のデート」の一部始終が、リアルな流れで構成されているというわけですね。

遊馬 そうですね。実は、「Borderline(ボーダーライン)」というタイトルは僕が決めたんです。20代と30代の境目をイメージして付けたタイトルではありますが、デジタル写真集を見ていただければ、一線を越えるとか、色んなボーダーラインを想像してもらえると思います。

■俳優として、起業家として

――遊馬さんが俳優としてデビューされたのは20歳の頃。舞台『ハイキュー!!』の及川徹役に抜擢されたのがきっかけなんだとか。もともとお芝居の経験は?

遊馬 高校2年生から芸能スクールに通い始めたんです。高校卒業までは岐阜に住んでいたので、土曜日の部活終わりに夜行バスで東京へ行き、日曜日にレッスンを受けては夜行バスで帰る生活を1年ほど続けていました。ただ、もともとお芝居や芸能活動に興味があったわけではなくて。

――というと?

遊馬 当時の僕は、何も将来の夢がなかったんです。周りが進学や就職の話をしている中、自分はどっちもしっくり来なかったというか。親父が複数の飲食店を経営する社長なので、「晃祐は後を継げるから良いよね」「恵まれてるよね」と言われがちなのもコンプレックスでした。

そんな時、親友と本屋に行ってファッション誌を見ていたら「晃祐もモデルになれるんじゃない?」と言われたんです。冗談だったと思うけど、ファッションには興味があったし、挑戦してみたい気持ちになって、その日のうちに勢いで芸能スクールに電話しました。最初はモデル志望だったんです。

――身長も184cmと高いですし、冗談とはいえ、お友達がモデルを勧められたのも分かる気がします。

遊馬 とはいえ、背の高いモデルはたくさんいます。女性誌に比べて男性誌は数が少なく、競争率が高い。ストレートにモデルを目指すより、俳優としてキャリアを積んだほうが可能性も広がる。上京後に所属した事務所の方からそうアドバイスをいただき、お芝居のレッスンを受けるようになりました。俳優業に興味を持ったのは、それからです。

――なるほど。俳優業の中でも、2.5次元舞台の道に進んだのは?

遊馬 18歳で上京し俳優業を志してから20歳でデビューするまで、2年間の下積みがあるんですよ。地元の友達の中には、就職して給料もらって喜んでいる人がいれば、大学に進学してサークルに入って青春を続けている人もいる。当時の僕はバイトとレッスンの日々。早くデビューして、結果を出したかった。とにかく焦っていたんです。

チャンスがあれば、何でも挑戦しました。そこでご縁があったのが2.5次元舞台の『ハイキュー!!』だったんです。原作も読んでいたし、何より僕はバレーの経験者。キャラクターと背丈も同じです。「これを逃したら次はない」と覚悟を決めて臨んだオーディションに合格し、ようやく日の目を浴びることが出来たんです。

――努力が実ったのが、2.5次元の世界だったんですね。デビュー2年後には舞台『おとめ妖怪 ざくろ』で初座長を務めるなど俳優として順調に活躍されます。その中で現在は、FP事業と不動産事業の会社も経営されているのだとか。どうして起業しようと?

遊馬 デビューから1年半くらい経った頃に、舞台上で腰の骨を折ったんです。がむしゃらに頑張って、いちばん脂が乗っていた時期でも、怪我ひとつで仕事を失ってしまう。自己責任とはいえ、代わりはいくらでもいるんだなって。コロナ禍で舞台が減った時期も経て、自分で稼げる土台を作る必要があると考えるようになりました。20代前半から色んな業界の社長さんと話す機会があり、経営には興味があったんです。26歳で起業し、社内に芸能部門を設けることで、個人事務所として俳優業も続けられています。

――スゴいです。

遊馬 最初は失敗もしましたけどね。でも、会社経営は俳優業とまた違った楽しさがあります。今は自分で休みを作ることもできますが、知らない場所に行くことも、新しい人と出会うことも、色んな人と話すことも大好きなので、結果的にほとんど休みなく仕事をしています。今回のデジタル写真集も、自分の判断でお受けしました。10周年の節目に、俳優としての集大成をカタチに出来て本当によかったです。

――もうすぐ30歳。俳優業は今後も?

遊馬 もちろんです。これからは、グローバルに活動を広げていきたいと思っています。僕が参加してきた舞台は、原作が海外で人気の作品ばかり。その影響で、特にアジア圏にも僕を応援してくれているファンの方がたくさんいらっしゃるんです。今、アジアで人気のSNSに広告を流すなど投資をしています。フットワーク軽く海外のファンの方にも会いに行けるよう、その土台を固めていきたいと思っています。もちろん、日本のファンの方とも交流を深めたい。そのためにも色々なイベントを企画して、僕自身、ワクワクできる挑戦を続けていきたいですね。

――サービス精神旺盛な遊馬さんだからこそ、俳優として愛され、社長としても結果を残せているんでしょうね。ちなみに、ご自身をマネジメントする上でNGってあるんですか? 「楽しければ何でもOK!」と言ってくれそうな感じがしますが。

遊馬 アハハ。「楽しければ何でもOK!」は間違いないです。強いて言えば、今回のデジタル写真集以上にセクシーなお仕事は難しいかも。高い場所も苦手ではあるけど、仕事として必要ならば、また頑張りますよ(笑)。


●遊馬晃祐(あすま・こうすけ) 
1995年10月20日生まれ 岐阜県出身 身長184cm 
2015年にハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』オーディションにて、及川徹役に選ばれ、同作で俳優デビュー。『ROCK MUSIC BLEACH ~もうひとつの地上~』市丸ギン役、舞台『ブルーロック 3rd STAGE』雪宮剣優役など2.5次元作品を中心に出演。2024年6月に個人事務所(株式会社BT3)を設立。俳優事業だけでなく、FP事業、不動産事業も展開中。

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