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撮影/榊 智朗
エンタメ
写真① 松原氏が手がけた『ドラゴンドリル』シリーズ。累計85万部を突破。1日1ページ勉強し、ごほうびシールを貼ると、最終的にドラゴンのイラストが完成する
写真② 真っ赤な背景と、青みのかかったボディが特徴的なドラゴン。見たいドラゴン像を具現化するために、実在する恐竜の意匠を取り入れてリアリティを出した
写真③ 脊椎動物にはありえない、下顎に目がついた架空生物。「怪獣には名前をつけたくない」という意向から、通し番号で呼んでいるという
写真④ 中野氏の作った人工世界で用いられるアイテムで、左からペン軸、石板、護符。いずれにもヴァロケリム語やアルティジハーク語などの人工言語の文が刻まれている
写真⑤ ヴァロケリム語で用いられる音は比較的少なく、日本語とあまり変わらない。名詞の格は接辞をつけて表される。実際はラテン文字ではなくヴァロケリム文字で記される
写真⑥ フィラクスナーレの中の惑星・アラモルダルの地図。天体の形成過程やプレートテクトニクスも考証を加えて作られている
中野さん作の人工世界の地図を見て、「海岸沿いに道路があるってことは……」と妄想を膨らませる今和泉氏
写真⑦
写真⑧ 今和泉氏が制作した中村市の地図。じっくり見たい方は、Webサイト『空想都市へ行こう!』へアクセスすれば鑑賞できる。都市部や団地、鉄道路線などはもちろんのこと、存在しないスーパーやコンビニのロゴなどまで堪能できるぞ!
写真⑨
写真⑩ 中村市の住人、石山景子さんのお財布とその中身。キャッシュカードに診察券、レシートまで、すべて今和泉氏がデザインし制作した架空のもの。もちろん石山さんは存在しない
西村まさゆき ライター。1975年生まれ、鳥取県出身。『デイリーポータルZ』などで記事を執筆。架空の路線図を作るのが趣味。著書に『たのしい路線図』(グラフィック社)、『ふしぎな県境』(中公新書)など
松原由幸 愛知県出身。2017年に名古屋大学大学院で博士号を取得。専門は動物の骨格の発生と進化。同年、Gakkenに入社。学参・辞典編集室で参考書などの編集制作に携わり、2023年10月、『学研の図鑑LIVE』の編集長に就任。ドラゴンをはじめとする架空生物をこよなく愛し、イラストや3Dモデルの制作を行なう
中野智宏 1998年生まれ、京都府出身。東京大学大学院言語学研究室の博士課程に在籍。小学生の頃から人工世界や言語の創作活動を始め、学部生のときに人工世界「フィラクスナーレ」を題材にした長編映画『世界のあいだ』を発表。ディズニープラス独占配信ドラマ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』では、作中の言語であるウーパナンタ共通語の制作・監修を務めた
今和泉隆行 1985年生まれ、鹿児島県出身。7歳の頃から、実在しない都市の地図を書き始める。大学では地理学、まちづくりを専攻。IT企業のサラリーマンを経て、現在は空想地図制作を行なう傍ら、空想の舞台の地図を受注制作している。『空想地図帳:架空のまちが描く世界のリアル』(学芸出版社)など著書多数
(左から)架空生物を愛してやまない図鑑編集者・松原由幸氏、数百の人工言語を作る東大生・中野智宏氏、7歳のときから存在しない街の地図を作り続ける作家・今和泉隆行氏
(左から)架空生物を愛してやまない図鑑編集者・松原由幸氏、数百の人工言語を作る東大生・中野智宏氏、7歳のときから存在しない街の地図を作り続ける作家・今和泉隆行氏世の中には、現実に存在しない言語や生物、...
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