盲目のお笑い芸人・濱田祐太郎「YouTubeのサブスクを自分で設定して始めました!」

撮影/梅田幸太

盲目のお笑い芸人・濱田祐太郎さん盲目のお笑い芸人・濱田祐太郎さん

R-1ぐらんぷり』第16代王者にして、盲目のピン芸人・濱田祐太郎のコラムが週刊プレイボーイで好評連載中! その名も「盲目のお笑い芸人・濱田祐太郎の『死角からの一撃』」

第13回は、YouTubeのサブスクを自分で設定した話。

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皆さんこんにちは、濱田祐太郎です。僕はここ数年、「なんでもいいから毎年新しいことを始める」というのを心がけています。

これまでに始めたことでいうと、「目が見えなくても、自分で撮った写真をインスタグラムに投稿してみよう」と思ってインスタを始めたり。最初はうまくいかず、今スマホのカメラが内側になっているのか外側になっているのかわからずに、差し入れでもらったお菓子を撮影したら、自分の胸毛しか写ってなかったこともありました。今は操作にも慣れて、スムーズに投稿できるようになりましたよ。

ほかにも、去年から「ひとりのトークライブをやろう」と思って、大阪の劇場でトークライブを始めました。そうしたらいろんな人が見てくれて、小学校の教師を目指している女子大生の方から「私が教師になったら濱田さんを講演会に呼ぶので、子供たちを笑わせに来てください」って熱いメッセージまでもらいました。

最後に「私のことも笑わせてくださいね」と書いてあったのがちゃっかりしていてかわいらしかった。前に京都府立盲学校に講演会で行ったときも楽しかったから、またそういう仕事もできたらいいなあ。

トークライブは3ヵ月に1回のペースでやっていて、オンラインで見逃し視聴もできるので、興味があれば『濱田祐太郎のモウドクモウレツトークショー』チェックしてみてくださいね。

そして今年2026年は、新しく自分のYouTubeでサブスクを始めました。YouTube自体は5年ぐらい続けていて、動画もたくさんアップしています。例えば、クレーンゲームで目の見えない僕がぬいぐるみを一発でゲットする動画や、目の見えない男の性事情を語る動画、日常生活について話す動画などを投稿しています。

その中で、月額140円のサブスクメンバーになった人だけが見られる動画というのをアップするようになりました。そのサブスクの設定も自分でやったんですけど「ちゃんと設定できてるのか」とか「自分のサブスクに登録してくれる人がいるのか」なんて思って、始めるのはドキドキしましたね。おかげさまでそこそこ登録してくれる人がいて安心しました。

特に不安だったのは、月額料金を設定するときに間違えて「月額2兆円」とかにしてしまっていないかということ。そんなお金もらって、どんな動画をアップすればいいのやら。

なんとか選択項目の中で一番安い140円に設定することができました。なんなら僕はもっと安くてよかったんですよ。毎月1日に、新宿駅の前で体に両面テープを巻きつけて立っているので、そこに50円と駄菓子を貼りつけてもらえればそれでいいんです。選択項目にそれがなかったのでしょうがないですよね。

ちなみに、今までアップしたサブスク限定動画の内容をちょっとだけ紹介すると、目の見えない僕のためにとあるお坊さんがサンリオショップに買い物に行ってくれたときの話や、僕のスマホの音声読み上げの読み間違いのネタをアップしています。

例えば、人の名前は認識されづらいので、漢字の音読みと訓読みがごちゃごちゃになって正しく読み上げられないことがあるんです。芥川賞作家の又吉直樹さんのことを「またきちちょくじゅ」と読み上げるので、何か縁起の良い四字熟語みたいに聞こえる......みたいな話です。

今回は宣伝が多くなりましたが、興味があれば応援よろしくお願いします。

●濱田祐太郎(はまだ・ゆうたろう) 
1989年生まれ、兵庫県神戸市出身。2013年より芸人として活動を開始し、『R-1ぐらんぷり2018』(フジテレビ)で優勝。関西の劇場を中心に舞台に立つほか、テレビやラジオなどでも活躍。公式X【@7LnFxg25Wdnv8K5

★盲目のお笑い芸人・濱田祐太郎の「死角からの一撃」は毎週水曜日更新

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