飲み会翌日でも元気な人がやっている"3つのこと"を薬剤師が解説【健康サディスティック♡】

取材・文/佐藤さと里 撮影/市村円香

30代、40代、50代......。少しずつたるみ、衰えていく体に戦々恐々とする日々。そんな後ろ向きな毎日を打破するべく、日本一美しくちょっぴりSな現役薬剤師・福井セリナが、あなたの体のお悩みを解決します! 第103回のテーマは「飲み会の翌日を快調にする方法」です。

【今週のお悩み】忘年会シーズンに入り、お酒を飲む機会が増えてきました。つい飲みすぎてしまい、翌日使い物にならないなんてことも多々......。一方で、同じように飲んでいたのに全く二日酔いを感じさせない同僚がいたりします。彼のように最速で復活する飲み方を教えてください!(会社員・44歳)

* * *福井セリナ

お酒を飲んだ翌日も絶好調で、テキパキと仕事をこなしている人を見ると「なんでそんなに元気なの~?」と疑問に思う人は多いかもしれません。

そこで今回は、お酒をこよなく愛する私も実践している「飲み会翌日を快調にするためのポイント」を3つ紹介します。

①飲み会の前に「スクラート胃腸薬」を飲む

荒れた粘膜を修復したり保護してくれる成分が入っているお薬で、ドラッグストアにも売っています。

胃が働いていないと飲み会中のお酒や食べ物の消化もうまくいかないので、飲み会前のケアとして飲んでおくのがおすすめです。

年末ってついつい食べすぎちゃうんですよね♡年末ってついつい食べすぎちゃうんですよね♡

②飲み会前後で水を500mlを飲み切る

アルコールには利尿作用があり、さらに分解に水分が使われるので、お酒を飲むと体が脱水状態に陥ってしまいます。これこそが二日酔いの大きな原因の一つ。とにかくお水を摂ることが大切です。

私はこれまで、「二日酔いにならないためにはお酒と一緒にチェイサーのお水を飲むことが大切!」と言い続けてきました。

でも、周りの人がお酒を飲みつづけるなか、自分だけ「お水ください」ってなんとなく言いにくかったりしますよね? そこでこんな代替策を考えて見ました。

まず500mlペットボトルのお水を1本飲み会の前に買いましょう。そして、飲み会の集合場所に着く前に半分を飲み、飲み会が終わったら帰り道にもう半分飲むようにしましょう。

薬剤師・福井セリナ

③シンデレラのように日付が変わる前に帰る

飲酒時間が増えれば必然的にアルコールの量も増えますし、体の回復のために不可欠な睡眠の時間も削られてしまいます。

翌日に持ち越したくないならシンデレラのように、日付が変わる前に帰宅しましょう!

逆に言えば、日付が変わっても延々飲み続けてしまったら、どうしたって二日酔いは避けられないので潔くあきらめましょう(笑)。

薬剤師・福井セリナ

<今週の教訓>飲み会の前に500mlペットボトルの水を買いましょう!

【『福井セリナの「健康サディスティック♡」』は毎週月曜日更新!】

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