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取材・文/川喜田 研
IT・科学
風力発電などの電力で熱風を作り、建物に流し込んで岩石を熱する。電気を熱エネルギーに変換して岩石に貯蔵するのだ
全体の発電量に占める再エネの比率を見ると、日本はヨーロッパ主要国より低く、後れを取っている(出典/資源エネルギー庁『日本のエネルギー2020』)
太陽光や風力などの再エネは日照や風速などの気象条件によって出力が大きく変動する。電力の安定供給には、余剰電力を貯蔵し、電力が足りないときにそれで補うことが必要。既存の電池や揚水発電とともに新たな蓄電システムの活用が期待されている(図は各種資料を基に編集部作成)
エナジー・ボールト社が手がける巨大クレーンを使った蓄電システム。再エネで作った電気で3対のクレーンを操り、巨大なブロックを積み上げて位置エネルギーをためる。上の写真はブロックを積み上げる前の状態
風力や太陽光の電力を使って大量のブロックをクレーンの周囲に積み上げる。このブロックを下ろす際にクレーンの発電機が回って電力を生む仕組みだ(同社イメージ映像より)
2017年、静岡県で実証実験が行なわれていた圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)の施設。左のタンクに圧縮空気をためる。現在、施設は撤去されている(提供/神戸製鋼所)
シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー社が開発した岩石を熱してエネルギーをためる蓄電施設「エレクトリック・サーマル・エナジー・ストレージ(ETES)」の外観。壁に描かれたマンモスの絵と「新しい石...
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