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取材・文/佐藤 喬 撮影/榊 智朗 写真/iStock
IT・科学
鈴木氏が研究対象とするシジュウカラ。日本全国に分布し、市街地などでも見かけることが多い。
平日開催ながらチケットは完売し、会場は満席となった。トーク後の質疑応答も多く寄せられ、大盛り上がりのイベントとなった。
ベルベットモンキーはサバンナに生息。体長は30~60cmほどで、群れを作って行動する。
ホンソメワケベラは、魚の体表で見つけた寄生虫を取り去ろうとする。大阪市立大学の幸田正典教授の研究グループはこの習性を利用し、ホンソメワケベラがミラーテストをクリアできることを示した。
ふたりのトークはお互いのスタンスや定義を最初に確認したのち、徐々に「人の言葉と動物の言葉の違い」の核心に迫っていくという形で展開された。「中盤は学会みたいでしたね」と鈴木氏が反省する一幕も。
ヘレン・ケラーは視聴覚障害を持ちながら、社会福祉活動家として活躍した。
ヘビを警戒する音「ジャージャー」を聞かせながらヘビほどのサイズの枝を引き上げる実験を行なうと、シジュウカラは必ず枝を確認しに行くという。一方、モズやフクロウに対して発する鳴き声「ヂヂヂヂ」を流して枝を見せても、シジュウカラは反応しなかった。
『動物たちは何をしゃべっているのか?』』
本記事のもととなったのは、7月9日に東京のジュンク堂書店 池袋本店で行なわれたトークイベント。今井氏の『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』(日経BP)と鈴木氏の『動物たちは何をしゃべって...
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