日向坂46五期生から「週プレ賞」受賞の大型新人・大野愛実が週プレ表紙に初登場!「日向坂46をもっとたくさんの人に知ってもらいたい。ただそれだけなんです」

取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/熊谷 貫

今年3月、「日向坂46新メンバーオーディション」に合格した大野愛実が10月20日(月)発売『週刊プレイボーイ44号』の表紙&巻頭グラビアに初登場。

元"おひさま"で大きすぎるグループ愛を持って加入してきた18歳の、オーディション秘話と現在地。

* * *

■「誰よりも日向坂46が好き」って自信を持って言えるんです

――まずは初登場にして初表紙、おめでとうございます!

大野 ありがとうございます! 撮影では、海辺や大空が抜ける丘など、自然に囲まれることができてうれしかったです。

――グラビアや映像の撮影が好きだとお聞きしました。

大野 東京生まれ東京育ちなので、今回のように遠くへ行けるのが楽しいんです。あと、撮影中ってカメラマンさんの世界観にお邪魔する感覚といいますか。「作品に出演させていただけてうれしい!」って思います。

――五期生として日向坂46に加入して約半年。ファンの間では早くも強すぎるグループ愛が知れ渡っています。

大野 愛はかなり強いと思います。初めは兄が日向坂46を応援していて、リビングでいつも『日向坂で会いましょう』(テレビ東京。以下、『ひなあい』)が流れていたんです。それで私も見ていたら......「こんなにかわいいコたちが、振り切って大喜利してる!」って、びっくりして(笑)。

――グループ単位でバラエティに全力ですよね。

大野 本当に。それで日向坂46や坂道グループに興味を持って、歴史を調べたり、ミート&グリートやライブに行くようになって。

――撮影中、加入直後の収録でうれしかったことを話していました。

大野 『ひなあい』って、「この流れになったら全員でオードリーの春日(俊彰)さんをイジる」みたいな、バラエティ的なお約束がしっかりあるんです。加入したばかりの頃、同期はそれにまだキョトンとしていて。それが普通だとは思うんですけど、私は「知ってる流れだ!」って興奮しちゃいました(笑)。

――すぐに順応できた、と(笑)。もともと、芸能活動に興味は?

大野 なかったんです。でも、ファンとして日向坂46のオーディションはチェックしていて、「好きで。好きで。好きだから。」というキャッチコピーを見て挑戦しました。私、自信を持って「誰よりも日向坂46が好き」って言えるんですけど、その言葉が「好きなだけでも受けていいんだ」って思わせてくれて。

――坂道グループは新メンバーが加入する際、1日ひとりずつ動画で発表されていきます。当時、周りの反応はどうでした?

大野 後日、友達が郵送で寄せ書きを送ってくれて。みんなにちゃんと報告もできなかったのに、優しいな......って感激しました。

――それだけ大野さんが愛されていたということですよ。ちなみに、もともと日向坂46ファンだったお兄さんの反応は?

大野 兄にはオーディションを受けたことも合格したことも報告してなかったので、「だる」とだけメッセージが届きました(笑)。でも、初披露の「おもてなし会」には来てくれたみたいで。応援は......してくれていると思うんですけど、普通の兄と妹です。

■温かく包んでくれるのが日向坂46

――そんな大野さんですが、プライベートの過ごし方は?

大野 もともとはザ・〝おひさま〟(日向坂46ファンの意)だったので、時間があれば日向坂46のMVや、先輩方が出た番組を見て過ごしていました。電車の移動中も、櫻坂46さんと日向坂46のリズムゲームをやり続けて。でも今、オフがあったら何をしているかというと......めちゃめちゃ睡眠です!(笑)

――とにかく体力回復?

大野 昔から考えすぎちゃうタイプなので、いったん脳を休めなきゃって感じで。「今、周りからどう見えているか」を気にしすぎちゃうんですよね。

――もともとがファンだからこそ、「こうしなきゃ」と思うことも多いんですかね。

大野 そうかもしれないです。おひさまだった分、自分の中にあった「次に入ってくる五期生には、こうあってほしい」っていう考えがよけいにそうさせている気がします。

――それが頭の中にあるって、アイドルとして活動する強みじゃないですか?

大野 だとうれしいです。「日向坂46の大野愛実」ってスイッチを入れて日々過ごしているので。

――その大野さんを見て、同期の松尾桜さんは「五期生の中心として言葉を求められることが多いけど、正解を出し続けている」「同期を精神的に引っ張り続けてくれる」と話していました。

大野 ええ! ......照れますね。

――(笑)。でも、そんなふうに悩んでいる大野さんを見て、メンバーが助けてくれるのが日向坂46というグループな気がします。

大野 確かにそうかもしれないです。今、全国ツアー中なんですけど、先輩方と一緒に踊るある曲で悩んで泣いてしまったことがあったんですけど。小坂菜緒さん、山口陽世(はるよ)さん、正源司(しょうげんじ)陽子さん(それぞれ二、三、四期生)が励ましてくださったり、抱き締めてくださって。そんなふうに、後輩を温かく包んでくださるのが日向坂46だなって思いました。

――日向坂46の、いわゆる「ハッピーオーラ」ですかね。

大野 思えば加入した頃から、先輩方はずっと温かかったんですよね。メイク中に近くに来てくださって、前髪を整えてくれたり、頭をマッサージをしてくれたり(笑)。これが私の好きだった「ハッピーオーラ」かって、感激した覚えがあるんです。だからこそ、私もそうならなきゃって、強く思うんです。

――来月、坂道グループの最も若い世代がそれぞれ単独ライブを行なう、「新参者」が控えています。

大野 前回、四期生さんの公演を映像で見て、とにかくがむしゃらなパフォーマンスが衝撃的でした。当時の四期生さんと、私たち五期生では、また形の違うものになると思うので、先輩方のひたむきさを見習いながら私たちもがむしゃらにいきたいです。五期生10人全員で、「新参者」というタイトルからは想像できないパフォーマンスをお届けしたい、という気持ちではいます。

――楽しみにしています。最後に、大野さんの夢を聞かせてください。

大野 冒頭の話と続くんですけど、私は日向坂46が好きで、「もっといろんな人に知ってもらいたい」という気持ちがずっとあって。自分が入ることで何かできることはないかなと思って、オーディションを受けてみようと思ったんです。それこそ、メンバーになれないんだったらスタッフになってやろうと思っていたくらい(笑)。

――そんな愛が。

大野 はい。なので自分は、日向坂46をもっとたくさんの人に知ってもらいたい。ただそれだけなんです。

スタイリング/八杉直美
ヘア&メイク/スズキユウジ

■大野愛実(Manami ONO)

2007年5月5日生まれ 東京都出身
身長153㎝ 血液型=B型
サイリウムカラー=レッド×レッド
〇今年3月に「日向坂46新メンバーオーディション」に合格、五期生として日向坂46に加入した。初の五期生楽曲『ジャーマンアイリス』ではセンターを務めるなど注目を集める。日向坂46の15thシングル『お願いバッハ!』が好評発売中。
日向坂46公式X【@hinatazaka46】
日向坂46公式TikTok【@hinatazakanews】

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