今年7月発売のデジタル写真集が大ヒットし、10月21日(月)発売『週刊プレイボーイ45号』の袋とじにて誌面初登場を果たした現役女子大生TikToker・ちなぷぷ。彼女をはじめ"インフルエンサー"のグラビアを目にする機会の多い昨今だが、彼女たちが何者なのか、よくご存じない読者も多いだろう......。
そこで今回は、グラビアでも話題の人気インフルエンサー・ちなぷぷ、ときちゃん、まいきちの3人に素性をたっぷり語ってもらった。
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■TikTokerのぶっちゃけ収入事情
――最近、インフルエンサーのデジタル写真集が本当によく売れています。ただ正直、インフルエンサーとは何者なのか謎な部分も多いです。
ときちゃん じゃあ、まずは自己紹介がてら普段どんな活動をしているか、ちなぷぷちゃんから話してみる?
ちなぷぷ そうだね。私は企業さんから案件をいただいて自分のTikTokに商品やイベントのPR動画を投稿して生活しているTikTokerです。企業さんとのやりとりも自分で行なっているので、働き方としてはフリーランスに近いのかな。現役大学生なので普通に学校にも通っています。
まいきち 私は1歳の頃から子役をやっていて。実は今も、お仕事のメインは女優業やモデル業なんですよね。
ときちゃん あっ、そうなんだ。芸能人じゃん!
まいきち アハハ。でも知名度が上がったのは、確実に中学1年生のときに始めたTikTokがきっかけ。毎日動画投稿したり、ライブ配信したり。自分には〝インフルエンサー〟って肩書がいちばんピッタリやと思っています。
ときちゃん 私は今やグラビアの仕事が大半です。TikTokの配信で投げ銭をもらっていた時期もあるけど、永久BAN(アカウント停止)を食らってしまい......。
まいきち 一時的に停止されるのはよくある話やけど、永久BANなんて初めて聞きましたよ!
ときちゃん 配信中に自分の乳を揉んじゃって......。性的なコンテンツを配信するアカウントだと判断されて、二度と配信ができなくなってしまいました(笑)。
ちなぷぷ あぁ~、それはアウトかもね。TikTokって、水着の投稿にもスゴく厳しいもんね。
まいきち いわゆるインフルエンサーの活動は、ちなぷぷさんみたいな企業案件のPRが多いんじゃないかな。XやInstagramで案件を受けてる人も多いし。あとは個人的にイベントやったり、グッズ出したり。
――なるほど。動画投稿を始めたきっかけは?
まいきち ぶっちゃけ、遊びの延長です。うちなら絶対バズるって自信があって(笑)。
ちなぷぷ みんな最初は遊びの延長だよね。私も大学生活に刺激が足りなくなったのが始めたきっかけだったし。
ときちゃん 私はニコニコ動画全盛期の時代から生配信をやっていました。当時はニコニコにお金を払って配信権を得ていたので、無料で配信ができて投げ銭までもらえる時代が来たことに感激です(笑)。
まいきち ニコニコ動画って......。ときちゃんさん、昭和生まれですか?
ときちゃん バリバリ平成生まれの29歳だよ! 10代、恐るべしだな(笑)。
■若い世代にバズるデジタル写真集
ときちゃん 今号にはちなぷぷちゃんの袋とじグラビアが掲載されているんだよね?
ちなぷぷ そうなの。7月にデジタル限定で写真集『女子大生最後の夏休み』を出させてもらったんだけど、それが大ヒットしたみたいで。
まいきち スゴい!
ちなぷぷ この活動を始めたときから、女子大生のうちに写真集を出すのが夢で。いいタイミングで週プレさんからオファーをいただけただけでもうれしいのに、めちゃくちゃ売れたと聞いてビックリ。数年前まで普通の大学生だった私が雑誌に載る日が来るなんて、夢にも思っていなかったなぁ。
ときちゃん TikTokが人生を変えてくれたようなものだよね。
ちなぷぷ まさに。私好みのレトロポップな世界観で、リアルな〝女子大生最後の夏休み〟を写したグラビア。初めての撮影で緊張していたけど、私なりに〝出し切った〟つもりだから、ぜひ、ここで私を知ってくださった方にも見てもらいたいなぁ。
ときちゃん 下乳、ヤバかった。気になる方は、今すぐ袋とじをチェック!
ちなぷぷ アハハ、ありがとう(照)。まいきちちゃんも最近デジタル写真集を出したんだっけ?
まいきち そうなんです! 10月16日に『眠れない夢』というデジタル写真集を出させてもらい、初めて水着を披露しました。おふたりに聞きたいんですけど、初グラビアの反響ってどんな感じでした?
ときちゃん ポジティブな感想が多かったけど、「コッチ路線行くんだ」みたいなコメントも多かったかな。
ちなぷぷ 私もあった。「インフルエンサーって、みんな脱ぐじゃん」みたいな、ちょっと冷やかしのコメント。
まいきち そういう言い方されると悔しい! 新しい挑戦として、自分の意思で、こだわりを持ってやったのに!
ちなぷぷ でも、私をきっかけに「初めてデジタル写真集を買いました」って方もたくさんいたんだよね。真っ白な電子書籍の棚に、私のデジタル写真集だけが置いてあるスクリーンショットもいっぱい届いて、めっちゃうれしかった記憶がある。
ときちゃん インフルエンサーのファン層は、どちらかというとグラビア誌になじみの薄い若いコが多いもんね。
ちなぷぷ そうそう。親にバレるのが気まずくて紙の写真集だと買いづらいって声もよく聞くし、インフルエンサーとデジタル写真集は相性がいいのかも。
――週プレとしては紙の写真集や雑誌を手に取ってもらいたい気持ちでいっぱいですが、インフルエンサーの存在やデジタル写真集という媒体が次なる世代にグラビア文化をつなげてくれているんですね。
ときちゃん そこまで背負っているつもりはないですけど(笑)、私はグラビアが好きだから続けさせてもらっているだけですね。エッチなものというより、作品としてとらえています。
――最後に、インフルエンサーの皆さんが描く夢を教えてください。
ときちゃん 目先の夢としては、趣味である麻雀を仕事に生かしていきたいです。来年の1月にプロ雀士の試験を受ける予定なので、麻雀関係のお仕事お待ちしてまーす。もちろん、グラビアも続けていきますよ!
まいきち 私はとにかく表舞台に立ち続けたいです。ほんのわずかでも誰かの人生を照らす光になりたいんですよね。SNSで誹謗中傷を受けてつらい思いをした時期もあるけど、みんなには、人を批判する前に自分の幸せを大事にしてもらいたい。その手本となれるよう、前向きな姿を発信していきたいんです。
ちなぷぷ インフルエンサーと呼ばれるからにはポジティブな影響を与える存在でいたいよね。実際、何者でもなかった私がスマホ一台で有名になって、いろんな経験をさせてもらえるようになって。TikTokがサービス終了したらどうしよう?と考えることもあるけど、ここまで来たからには行けるところまで突っ走るしかないです。
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急速なSNSの発達で、突如としてグラビア界に現れた〝インフルエンサー〟。芸能人とは少し違う、意外と素朴な感性。どこか身近な存在感。まだまだ未知数な彼女たちの夢の果ては、どこへ続くのだろうか。
★10月26日(土)、週プレ公式YouTubeで女子会の動画版を公開予定!
ヘア&メイク/升田みづき、梅原麻衣子(GiGGLE)
●ちなぷぷ
2002年7月15日生まれ 山梨県出身
○"限界酒飲み大学生TikToker"として活動中の現役大学生。好きなものを好きなだけ食べる「暴飲暴食タイム」動画のほか、クオリティの高い編集の動画で人気を博す。
公式X【@tinapupu_】
公式Instagram【@tina._.nyan】
公式TikTok【@tina._.nyan】
公式YouTubeチャンネル【@Tina_pupu】
●ときちゃん
1995年11月30日生まれ、神奈川県出身
○2022年、"恥じらうバニーガール動画"が拡散され1週間でTwitter(現X)のフォロワーが約10万人増加。紙のファースト写真集を発売するなど、グラビアでも活躍中。
●まいきち
2005年1月30日生まれ、大阪府出身
○1歳で子役デビュー。中学1年で始めたTikTokで人気に火がつき、14歳で歌手デビューも果たす。SNS総フォロワー数は2024年10月時点で190万人を超える。
★ちなぷぷデジタル写真集『女子大生最後の夏休み』
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が主要電子書店にて配信! 『週プレ グラジャパ!』なら限定カット特典付き 価格1100円(税込)
★謎多きインフルエンサーの実態に迫る、ちなぷぷ&ときちゃん&まいきちの特別鼎談は『週刊プレイボーイ45号』(10月21日発売)に掲載!
★本誌掲載記念ちなぷぷオンラインサイン会、10月25日(金)開催予定!
★『週プレ プラス!』では、本誌未掲載のアザーカットなどスペシャルコンテンツを公開!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】