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取材・文・撮影/前川仁之
社会
輪島市、倒壊したままの老舗輪島塗店「五島屋」ビル。下敷きになった犠牲者へのお供え物が絶えない
今回の自転車取材は、のと里山空港から珠洲道路で珠洲市へ向かい、そこから輪島市へ回るというルートで、計5日間にわたった
道路の亀裂。主要道路にもいまだにこうした破損箇所が多く残っている。生活道路では砂利で応急処置をしただけの箇所も多い
地震と津波で甚大な被害を受けた珠洲市宝立町鵜飼の惨状。家屋は倒壊し、マンホールが1mも飛び出してしまっている
垂直に屹立する雄姿から「軍艦島」と呼ばれた観光名所・見附島(写真奥)はすっかり形を変えてしまった。能登町恋路海岸から続く「えんむすびーち」もダメージを受け、恋人たちは「縁結びの鐘」を叩けない
解体業者のための仮設宿舎(珠洲市正院町)。ホテル・旅館の多くが営業を休止する中、作業員に食・住を提供する
世界農業遺産・白米千枚田(輪島市白米町)。震災により休耕を強いられた田(左側)と、復旧・収穫ができた田(右側)の違いがくっきり見てとれる。今回の豪雨で新たな被害を受けた
中竜夫さんとクロちゃん。中さんの妻・紀子さんは地震後、孤立した集落での避難生活の心労で亡くなった。「クロの面倒は6年間ずっとカカアが見てた。ようやく慣れてきたところです」と抜け毛を取る
珠洲市飯田町の旅館「灯りの宿 まつだ荘」の松田恭造さんと由美子さん。「NHKのニュースでは毎日3分くらい、地方版でこっちのニュースをやるんですが、どうして全国版で流してくれないのか、といつも思います」と恭造さん
地震後の火災で焼失した輪島の朝市通り。関係者以外立ち入り禁止の状態が続く
輪島市の災害ボランティアセンター。金沢市内からシャトルバスで人員を迎え入れる。取材日の登録者は39人。群馬県の社会福祉協議会から応援に来ていた望月麻理恵さんによると「今は荷物の運搬や瓦礫の撤去、コンクリートと鉄芯を分ける作業などが多いです」。水害を受け現在は一時活動休止に
ショッピングモール「パワーシティ輪島ワイプラザ」館内で開かれている出張朝市
輪島市、倒壊したままの老舗輪島塗店「五島屋」ビル。下敷きになった犠牲者へのお供え物が絶えない元日の大地震から約9ヵ月が経過したが、能登半島の復興への道はまだ先が見えない。今回、ノンフィクション作家の前...
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