『まめおやじ』のモデルが成長して美少女アイドルに! 『まめおやじ』のモデルが成長して美少女アイドルに!

TV情報誌「TV Bros.(テレビブロス)」で長期連載中の1コママンガ『まめおやじ』。作者である友沢ミミヨが自身と娘との親子の何気ないやりとりをマンガにしたものだが、そのモデルとなっている“まめおやじ”が成長して、とんでもないハーフ美女になっていた!? 

その名は小鳥こたお、現役高校生の17歳だ。現在はアイドル「あヴぁんだんど」のメンバーとして活動中。そこで、気になるその素顔と現在の活動を直撃し聞いてみた!

―アイドルになったきっかけは?

小鳥 うちの母がBiSさんをたまに聴いてたんです。それで、家で一緒にライブ映像を観て、お客さんが「わ~」って盛り上がる感じがいいなと思ったんです。私は元々プロレスが好きで、観ると幸せな気持ちになる。それと同じだなって感じて、気づいたら「アイドルになりたい」っていろんなところで言ってたんです。そしたら知人から「あヴぁんだんどっていうアイドルがオーディションをやってるよ」って。

で、「世界で一番いいグループだから」とまで言っていたので、ためしに『Feedback FRIDAY』という曲を聴いたんです。そしたら、ノイズがギュギュギューンってすごいびっくり。衝撃を受けましたね。その後に聴いた『点滅ばいばい』って曲も良い。それで、メンバーもいいコそうだし、オーディションを受けてみようと。

―オーディションは大変じゃなかった?

小鳥 元々、苦手なんです。子供の頃からモデルをやっているんですけど、うまくできなくて泣いちゃったりして。でもなぜか、あヴぁんだんどのオーディションは家にいるような感じでリラックスしてできました。メンバーとお話して、歌を歌って。終わった後は「楽しかった~」って思えて。

―きっと相性がよかったんですね。ところで、さっき言っていた「プロレスが大好き」というのは…。

小鳥 最初は棚橋(弘至)さんの「愛してま~す」って言葉にグッときて新日本プロレスにハマったんです。その後、上野公園でワンコインプロレスをやってて面白そうだと思ってたので観に行って、大日本にハマっちゃいました。

―蛍光灯デスマッチや画鋲の上で戦ったり、かなりハードな戦いをするプロレス団体じゃないですか!

小鳥 最初、デスマッチは苦手だったんですよ。痛そうだし。でも生で観ると全然違うんです。蛍光灯の匂いとか破片とか。すごい所にいるってワクワク感。今は大日魂って書かれたTシャツを着て、ひとりで観てます!

―ひとりで観れるってすごい! ちなみに今、好きな選手は?

小鳥 一番好きなのは葛西純さん。あと、竹田誠志さんは、物販でわーってなります!

「サブカルって何?」

―デスマッチ好きって、お母さんが心配したりしない?

小鳥 いや、お母さんのほうが頭おかし…。私の前では優しいお母さんなんですけど。まぁ、これ以上言ったら怒られるので(笑)。

―お母さんが『まめおやじ』を描いてるのはいつから知ってました?

小鳥 5歳までフランスに住んでたんですけど、原稿をスキャンしてるのを見てたような…。あれが私だとわかったのは日本に来てからですかね。

―お父さんがフランス人で、幼少時は向こうに住んでたんですね。マンガになってるネタは自分でも記憶にありますか?

小鳥 あります。「それ、まめおやじに描いていい?」ってよく言われます。最近だったら、ママに「サブカルって何?」って聞いたんですけど。「メインカルチャーじゃないものだよ」って返されて。それで「メインカルチャーってなんだと思う?」って聞かれたから、「安倍首相」って答えたら爆笑されて、「まめおやじに描いていい?」って。

―なんか深いですね(笑)。まめおやじの見た目がずっと赤ちゃんというのは?

小鳥 パジャマ脱がせそびれちゃったらしいです。小3ぐらいの時に「なんでハゲなの? 私、ハゲじゃないよ!」って言ったんですけど、やんわり「そうだよね」とか言って流されました。でも今はその良さに気づいて。サザエさんだったら、タラちゃんやいくらちゃんはずっと変わらないじゃないですか。でも、まめおやじは中身が成長していて、その絶妙な気持ち悪さがいいなって。

―小鳥さん=まめおやじって、周りでは有名なんですか?

小鳥 ママが漫画家というのは知られてたけど、モデルが私というのはあまり…。あとは同級生より大人から驚かれることのほうが多いですね。

―僕も最近知って、驚きました。

小鳥 ママの周りはみんな知ってたんですけどね。根本敬さんとか本秀康さんとか。

―すごいメンツ! いわゆる「ガロ」系の人たちですね。

小鳥 ウチの棚にある本も日野日出志さんとか花輪和一さんとか。

―自分でマンガを描いたりはしないんですか?

小鳥 小学校の頃、ネコのマンガを描いてました。「ネコ先輩とニャーコ」っていうんですが、ニャーコは足が折れているからうまく走れないんです。だからネコ先輩がおんぶして走るという。

あだ名は「変態」です

―…なんか、ねこぢるのような不条理マンガのニオイがします。ところで!! ハーフってすごいモテそうなイメージがあるんですが、どうですか?

小鳥 モテないです。お母さんの友達のおじさんとは緊張せずに喋れるんですけど、男のコとしゃべると緊張しますね。共学だけど、緊張してあんまり喋ったことないです。中学の頃からあんまりモテなかったんですけど、プロレスにハマってからもっとモテなくなって。あだ名は「変態」って。

―ひどい(笑)。

小鳥 でもウチのお母さんも昔は学年で一番の変態だったらしく(苦笑)。中学の頃は自分の世界をさらけ出しすぎちゃったんですけど、高校に入ってちょっとは抑えることを覚えました。学校帰りにプリクラを撮ったり、今は一見、普通のJKですね。

―なんか意外ですね! 学校で好きな授業とかあったりします?

小鳥 理科の生物ですかね。私、解剖が好きなんですよ。豚の肺に空気入れたり、腎臓を取り出したりしてると「はぁ~~~」ってなります。ハサミ捌きもめっちゃうまいんですよ! 先生に「獣医になったほうがいいんじゃない?」って褒(ほ)められました。

―やっぱり変態かも(笑)。では、男のコで好きなタイプは?

小鳥 中学の時はマッチョ好きだったんですけど、だんだん草食系に変わって。今は人生でありえないぐらい毎日、物販でファンの人と話してるから、まぁ明るい人ならいいかって(笑)。

―今のアイドル活動はどう?

小鳥 最初はあまり実感なかったけど、12月にメンバーが脱退してふたりになっちゃったので、今は必死です。私が頑張らなきゃ「うぉーーーー」って、やる気に満ちあふれてます。あとはふたりになって、歌うパートが増えたので腹筋が鍛えられます。

―ははは。最後にこれからの目標は?

小鳥 強くなりたいなって思います。棚橋さんのように太陽のような存在になりたいです。後は先輩(宇佐蔵べに)がすごすぎて。パフォーマンスとか精神とか差がありすぎるので頑張ってついていきたいなって思います。

―ありがとうございます。では、あらためて、まめおやじの存在って?

小鳥 まめおやじって無邪気なんですよ。理想の私。最近の私は無邪気じゃないなと思うことがあったり。だからこそ伸び伸びと生きている、まめおやじであろうと思ってます。

(取材・文・撮影/関根弘康)

■小鳥こたお(ことり・こたお)     1999年10月14日生まれの17歳。血液型=A型 フランスと日本のハーフ、5歳より日本在住。2016年6月3日より、あヴぁんだんど加入。最新情報はツイッター【@avandoned_kotao】をチェック!