デビューのきっかけになった週プレの編集部で、当時の思い出を明かす園田みおんプレステージの専属女優として活躍する園田みおん。2015年8月のデビュー以来、常に人気を誇る彼女が、デビューのきっかけとなった週プレに意外な素顔を披露した!

インタビュー前編では、幼い頃の思い出からクズ男エピソードまで明かしてもらったが、後編ではアニメ愛を熱く語る!

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――デビュー前にふたりしか付き合ってこなかったというのはちょっと意外でした。となると、派手な遊びもまったくしなさそうですね。

園田 用事がない限り外には出ませんし、家でアニメ見てる時が一番幸せですね。正直、朝と夜が逆転してるみたいな生活をしてるので朝は苦手ですし日光がなによりも苦手です。暑いだけならまだしも紫外線が嫌ですし。

――オフの時は引きこもりだと。

園田 引きこもりバンザイですよ。それに年に1、2回はすごくオチて1日何もできないで廃人と化す日とかありますし。

――えー! そうなんですか? 何に落ち込むんですか?

園田 わからないです。突然、激しくオチる。そういう時って「なんで」とか「なにに」なんて理由はないんですよ。それがわかったら落ち込まない対策とかできるわけで。これはもう小さい頃からの定例イベントみたいなものです。

――小さい頃から? 対策なしとはいえ、年々なんとなくラクになったりは?

園田 ラクになることはないですけど、まあ、「こういう時もある」って受け入れる、受け流せるようにはなりましたね。ずっと落ち込んでるわけじゃなくて、1日ゴロゴロしてたら翌日なんとなく動く気になったり、仕事のある時なんかは頑張ろうって気になりますし。

――先ほどアニメが好きって言ってましたが、どんなアニメを観ているんですか?

園田 主に深夜アニメは一通りですね。高校生くらいで出会ってから「こんな世界もあったのか」と衝撃を受けて。有名どころで言うと『黒執事』とか『進撃の巨人』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『はたらく細胞』『化物語』とかジャンル問わず観ますよ。

――昨今DVDが驚異的に売れた『おそ松さん』なんかも見たり?

園田 いやー。もちろん観ましたが、あんまりで......。方向性としてアニメに笑いの要素は求めてないし、ちょっとオシャレっぽいキャラデザもあまりだったのかなあ? とにかく私がアニメに求めるのは癒しと可愛らしさ第一なので。

―その、アニメに求める癒しと可愛らしさとは!?

園田 一貫して幼児好きで、つい最近は映画『インクレディブル・ファミリー』のジャック・ジャックの可愛らしさに悶絶しました。まあ、私のど直球の年齢層的には下すぎるんですが、正義の赤ちゃん、最高に可愛いかった!

――すんません、好みの幼児のど直球の年齢層ってどの辺りなんですか。

園田 2、3歳ですね。言葉をゴニョゴニョ喋り始めた頃の感じがたまらないんです。はい、ロリコンです!(笑)

――今日イチで目が輝いてます。では特に好きな幼児キャラ、ベスト3は?

園田 じゃあまず3位から言いますね。『このはな綺譚』の回想シーンで一瞬だけ出てくる柚ちゃんの幼児期ですね。柚ちゃんは幼い頃に親に捨てられ、育った温泉宿の仲居になるんですが、最初は人間嫌いで凶暴だったのが先輩たちの優しさに触れ人間らしくなるんです。優しさに触れ凍った心が溶けていく感じとか、可愛さの極みですよ。子供は純粋で無垢です、本当に。

――ではどんどん行きましょう、続いての2位は?

園田 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の五更珠希(ごこう・たまき)ちゃん。このコも小学1年生だからちょっと年齢層高めではありますけども、お姉ちゃんに対しても「ですます」で語る健気さがたまらない! 兄的存在の京介ってキャラのことを「おにぃちゃん」と言って慕ってるんですけど、もし私が「おねぃちゃん」なんて呼ばれたら悶え死ねますね(笑)。

――幼女が発する言葉に萌えるって感じなんですね。では第1位は?

園田 そうです、言葉の響きですね?。1位は『パパのいうことを聞きなさい!』の小島遊(たかなし)ひなちゃんの保育園児時代! 自分のこと「ひなね」って言っちゃうとか語尾の「だお?」とか、舌ったらずで「おいたん」って呼ぶとか。耳が心地いいです。しかも、ひなちゃんは周囲さえ明るくする太陽のような女のコ。癒されますね。

――でもそもそも、幼児好きを意識したのはどのアニメなんですか?

園田 高校生くらいの頃に初めて観た『セーラームーン』のちびうさとか可愛いって思ってたからそのくらいなのかなあ。『おジャ魔女どれみ』や『クレヨン王国』も観てたけど......幼児好きをしっかり自覚したのはここ数年です。

――ってことは、第三期が放送されている『Free!』とか男性キャラメインだったりBL系とかは?

園田 正直、全く興味ないんですよねー。

――なるほど。グッズには手を出さないんですか?

園田 最近は自主規制してますけど一時期はかなり浪費してましたね。3LDKの家の一部屋がアニメグッズ部屋と化してまして。フィギュアとかはそこに置いてある専用のフィギュア棚に収まる程度に抑えておこうと我慢してます。

――最高でどのくらい浪費したことがありますか?

園田 まあ、フィギュアとか高くても2、3万円ですからその程度ですよ。でも前は限定版が出たとあればすぐポチってて感覚が麻痺してきたので、棚に収まるようにっていうのが唯一理性を保つ指針かなと。

――アニメとフィギュアに囲まれ最高のお部屋じゃないですか!

園田 はい、もう家が居心地よすぎて(笑)。でもね、今年はというかこれからは、もっといろんな人と会ったり話したり、昼間も活動的になろうってかなり前向きなんです! デビューして3年で、まさかここまで続けられるとも思ってなかったし、お仕事だって色々と新しいことしたいなって思ってて。これまでにないくらい前向きな気持ちで生きてます。仕事でも新しい試みが始まろうとしてて。

――それはどんな?

園田 私のデビュー3周年を記念して、クラウドファンディングでドキュメントムービーとフォトエッセイ製作プロジェクトをやってまして、まさに今、パトロンさんを大絶賛募集中です(笑)。昔から私を撮って下さってる浜田一喜さんってカメラマンさんとカンパニー松尾さんとの共同プロジェクトです。

――どんな動画や写真集にするんですか?

園田 ロケは沖縄でやろうって話してて。私は自分の気持ちを言葉にするのがとても苦手。だから写真や動画という形で今の自分を残したいし4年目、5年目を迎えるにあたって新しい自分を見せたいなって。

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かつて週プレでヌードデビューを飾った女の子が新たなステージに向けて歩き出している。今後も彼女の成長ぶりを見守っていきたい。

園田みおん(そのだ・みおん)
1995年11月11日生まれ 神奈川県出身 B90W58W88
週プレでヌードデビューを果たした後にエスワン専属女優としてAVデビュー。その後、プレステージ専属女優へ。現在は『CAMPFIRE』にて写真集制作のためのクラウドファンディングに挑戦中。詳細は公式Twitter【@mion_Princess】、インスタグラム【mion_sonoda】にて