《ファミマ×楽天》最強ポイ活攻略テクニック。新たな連携スタートで楽天市場のポイント還元率が最大18.5倍に!

取材・文/直井裕太 写真/つのだよしお/アフロ

ファミマの小谷建夫社長(左)と楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(右)ファミマの小谷建夫社長(左)と楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(右)

7月1日から楽天SPUに外部企業としてファミリーマートが参加。ファミマで買い物をして楽天市場のポイント還元率がアップするという新システムの登場によって、今度どんなポイ活テクニックが重要になるのか?

さらに、ポイ活界隈の勢力図がどう変化するのかも解説します!

【ポイ活の勢力図に影響大の連携が実現!】

5月22日、楽天グループ(以下、楽天)、楽天ペイメント、ファミリーマートの3社が合同の記者会見を開催。7月1日から楽天が提供する楽天市場のポイントアップ制度「楽天SPU(スーパーポイントアップ)」にファミリーマートが参加することを発表した。

これまで楽天のみで行なわれてきた楽天SPUにファミマが参入することの意味、そして7月からの新ポイ活テクニックを、ポイ活情報サイト『ポイ探』代表の菊地崇仁さんに解説してもらいます!

――楽天SPUとは、どんな制度なのでしょうか?

菊地 楽天が提供するサービスを利用することで、同社のEC「楽天市場」でのポイント還元率がアップする制度です。例えば、楽天会員の1倍に加えて楽天カードを利用することで+2倍の合計3%還元。最大で+17倍、18%のポイント還元になります。

これまでは楽天内のサービスのみが楽天SPUに対応していましたが、7月1日からはファミマで買い物をすることでも楽天市場でのポイント還元率をアップすることができます。

【そもそも楽天SPUとは?】楽天カードで+2倍、楽天モバイルユーザーなら+4倍(要エントリー)など、楽天グループが提供するサービスを利用することで、楽天市場でのポイント還元率がアップするサービス。これまで楽天グループのみが対象だったが、グループ外企業としてファミマが初参加。今年は楽天SPU10周年だが、今後もこういった新コラボが期待できる!?【そもそも楽天SPUとは?】楽天カードで+2倍、楽天モバイルユーザーなら+4倍(要エントリー)など、楽天グループが提供するサービスを利用することで、楽天市場でのポイント還元率がアップするサービス。これまで楽天グループのみが対象だったが、グループ外企業としてファミマが初参加。今年は楽天SPU10周年だが、今後もこういった新コラボが期待できる!?

――では、ファミマで楽天SPUをアップさせるにはどういったポイ活をすれば?

菊地 ファミマで月に3000円以上の買い物をし、お会計時に楽天ポイントカードやアプリを提示するだけです。

――決済もアプリで行なうユーザーだと、2回もアプリ起動があるのはちょっと面倒な感じですけど......?

菊地 ファミマには『ファミペイ』という独自の決済アプリがあり、楽天ポイントを登録することができます。これなら楽天ポイントカードを提示した扱いとなり、アプリの起動は1回で済みます。

また、ファミマのクレジットカードである「ファミマカード」(年会費無料)をファミペイの支払いに設定すると、ファミマでの買い物はカードでの支払いで請求時5%オフになります。

決済・各種クーポンが大充実のファミマ公式決算アプリ、ファミペイ。同社公式クレジットカードであるファミマカード(年会費無料)を連携することで、ファミマでの買い物でファミマポイントを5%還元。他店舗やECでも常時1%還元という強力スペックのファミマカードは、ファミマでのポイ活には欠かせないクレカです決済・各種クーポンが大充実のファミマ公式決算アプリ、ファミペイ。同社公式クレジットカードであるファミマカード(年会費無料)を連携することで、ファミマでの買い物でファミマポイントを5%還元。他店舗やECでも常時1%還元という強力スペックのファミマカードは、ファミマでのポイ活には欠かせないクレカです

――コンビニの買い物で常時5%還元はかなり魅力的。では、ファミマでの買い物で楽天SPUはどのくらいアップするのでしょうか?

菊地 ファミマでの買い物で+0.5倍。7月からは楽天SPUが改変され、最大で18.5倍、最大18.5%のポイント還元となります。

――+0.5倍は、けっこう微妙な数字かも......。なぜ、楽天SPUはこのような連携を始めたのですか?

菊地 これまで楽天SPUは、自社グループ内のサービスを利用することでポイント還元率が高くなるようにしていました。一方、ライバルであるVポイントの「Vポイントアッププログラム」は、クレジットカードなどの「Olive」(年会費無料)を軸にして最大20%還元。

また、グローバルポイントがつく「三菱UFJカード」(年会費無料)も同じく最大20%還元。どちらも自社以外のサービスを利用することで、ポイント還元率がアップする仕組みとなっています。

近年、このように他社と連携したライバルたちのポイント経済圏の勢いが増していることから、楽天も自社以外を楽天SPUに取り込む仕組みを作りました。その第1弾が、今回のファミマとの連携なのです。

ファミマは楽天ポイント、Vポイント、dポイントの3種類の共通ポイントに対応。ひとつを選んでファミペイに登録することが可能。SPUの倍率を上げるには楽天ポイントを登録したファミペイで支払うのがスムーズ。登録ポイントの変更はファミペイアプリから行なうことができるファミマは楽天ポイント、Vポイント、dポイントの3種類の共通ポイントに対応。ひとつを選んでファミペイに登録することが可能。SPUの倍率を上げるには楽天ポイントを登録したファミペイで支払うのがスムーズ。登録ポイントの変更はファミペイアプリから行なうことができる

――つまり、この連携は楽天の巻き返しの始まりだと?

菊地 私はそう考えています。5月22日に行なわれたファミマとの連携拡充発表の記者会見には、楽天の三木谷浩史会長兼社長が出席しました。

三木谷氏がこういった会見に出席するのは、同グループにとって重要な発表があるときに限定されているので、今回の連携は本気度が高いものだと推測しています。

今年は楽天SPUが誕生して10周年。節目の年にファミマをきっかけとして他社を楽天SPUに参加させ、楽天経済圏をより大きくするといったもくろみがあるのでしょう。

――では今後、どのような展開が考えられますか?

菊地 楽天としては、これから連携を考える他社に対して「楽天SPUと組めば集客が増える!」ということをアピールするしかありません。それには、大きなキャンペーンを打ち出すことがマストになるでしょう。例えば、「ファミマでファミチキを2個買ったらポイント+2倍」といったようなキャンペーンも考えられます。

――ファミマ以外で楽天と連携するのはどのような企業が考えられますか?

菊地 現在、楽天のライバルであるVポイントやグローバルポイントが連携を行なっていないジャンルとしてドラッグストアがあります。近年、ドラッグストアは郊外だけでなく、都市部での小型店舗の出店が進み女性客が多いのも特徴。

こういったユーザーを取り込めるメリットもあり、今後はドラッグストアを中心に各ポイントの勢力争いがあるのではと思っています。

ファミマでの買い物で楽天SPUが+0.5倍というのは、ユーザーにとっては微妙な数字です。しかし、楽天経済圏の未来を考えると大きな+0.5倍だと言えるでしょう。

【ファミマと連携したポイ活術とは?】

――では、ファミマで月3000円の買い物をしつつ、楽天SPUを効率良くアップさせるテクニックは? 

菊地 最大18.5倍を狙うのはかなりハードルが高くなっています。まずは10倍前後を目指すのがよいでしょう。

大前提となるのが楽天会員であること、そして楽天カードの利用です。このふたつで3倍。これにファミマの+0.5倍が入って3.5倍の3.5%還元というのがベースになりますね。

――ここから、10倍前後にアップするテクニックは?

菊地 キャンペーン(要エントリー)の活用です。お買い物マラソン、楽天スーパーSALE時にある「ショップ買いまわり」で+5倍程度、「毎月5と0のつく日」で+1倍。そして大きいのが楽天イーグルスとヴィッセル神戸の勝ちゲームが対象となる「勝ったら倍」で+1倍ずつ。

これは試合翌日のショッピングが対象となり、両チームとも勝利した日の翌日は+2倍になります。これらのキャンペーンを活用すれば最大で+8倍のポイントを獲得することができます。

――ここまで合計すると、最大11.5倍で、10倍を楽々とクリア!

菊地 楽天SPUで最も倍率が高いのが「楽天モバイル(月額1078円~)+エントリー」の+4倍。

これも加算すると最大15.5倍となりますが、ユーザーの通信キャリアの契約状況に左右されますから、それは除いて最大11.5倍。つまり11.5%還元というのが、無理しない範囲のポイ活と言えるでしょうね。

楽天モバイル(月額1078円~)は加入するだけで、+4倍にアップすることができる(要エントリー)。楽天経済圏の住人にとってはドーピング級の倍率スペック。大規模セール以外での倍率アップキャンペーンも多く、中でも楽天イーグルスとヴィッセル神戸の勝利が条件となる「勝ったら倍」は最大で+2倍に!楽天モバイル(月額1078円~)は加入するだけで、+4倍にアップすることができる(要エントリー)。楽天経済圏の住人にとってはドーピング級の倍率スペック。大規模セール以外での倍率アップキャンペーンも多く、中でも楽天イーグルスとヴィッセル神戸の勝利が条件となる「勝ったら倍」は最大で+2倍に!

――確かに楽天モバイルの+4倍はドーピングレベルの倍率。しかも「楽天モバイルキャリア決済+エントリー」でさらに+2倍だし! 

このほか、「楽天トラベル」で+1倍、「楽天ビューティ」で+0.5倍といった倍率アップもできますよね?

菊地 このあたりはけっこう厳しい条件があります。楽天トラベルは【月5000円以上の利用】、楽天ビューティにも【月3000円以上の利用】という条件があり、クリアするのは意外とハードルが高いのです。なので、無理しないポイ活という意味ではこれらはスルーしてもよいでしょう。

――なるほど! それに比べ、ファミマでの月3000円の利用とポイントカード提示というのは、確かに無理なくできますね。

では最後に、今後の楽天ポイント経済圏の課題点とは?

菊地 やはりライバルの勢力が急拡大していることです。現在ではコンビニ、スーパー、飲食チェーンまで提携が広がっています。

楽天がここに参入して勢力を奪うにはキャンペーンを行なうしかなく、それにライバルも追随するでしょう。ユーザーにとっては、勢力争いから始まるキャンペーンに注目です。

――これは値上げラッシュが続く中でうれしい近未来予想。各種キャンペーンがスタートしたら【エントリー】もお忘れなく!

Photo Gallery

この記事の特集

編集部のオススメ

関連ニュース

TOP