まだまだありました! 初代「iMac」インスパイア系グッズ【山下メロの平成レトロ遺産:114】

撮影/榊 智朗

レトロ遺産を掘り返す山下メロ氏レトロ遺産を掘り返す山下メロ氏

記憶の扉のドアボーイ・山下メロです。記憶の底に埋没しがちな平成時代の遺産を今週も掘り返していきましょう。

さて、以前からよく「平成レトロブームなら、スケルトンもまた流行しないかな......」といわれていましたが、徐々にクリアボディの商品が発売されるようになってきています。10年以上はスケルトンのアイテムを集め続け、おそらくコレクション数が世界一だと思われる筆者としても大変うれしく思っています。

そんな平成スケルトン文化の象徴は、1998年に発売されたモニター一体型デスクトップパソコン、AppleのiMac G3(初代iMac)で間違いないでしょう。パソコンの常識を覆す透明ボディや、インターフェースの簡略化により話題となりました。

それまでは子供向けの玩具やビデオゲームが中心だったトランスルーセントを、PC周辺機器や家電、インテリアなど大人向け商品にまで波及させたのです。

iMacは流行したものの、パソコンゆえに簡単には購入できません。そんな中で登場したのが、前回紹介したiMac風デジタルクロック。実は、ほかにも存在したことをご存じでしょうか。それが、デジタル時計ではないiMac風の置き時計です。

iMac G3風アナログ置き時計。本物よりは軽くて小さいが、デジタル時計よりは大きめ。デスクトップ風の文字盤など凝っている。マウス付き。ラジオ機能もiMac G3風アナログ置き時計。本物よりは軽くて小さいが、デジタル時計よりは大きめ。デスクトップ風の文字盤など凝っている。マウス付き。ラジオ機能も

iMac G3キャンディカラーのラインナップになかったイエローの置き時計iMac G3キャンディカラーのラインナップになかったイエローの置き時計

こちらがiMac G3グレープ風のデジタル時計。標準的なルービックキューブほどのサイズ。当時、各社がいろいろなサイズの時計を発売したこちらがiMac G3グレープ風のデジタル時計。標準的なルービックキューブほどのサイズ。当時、各社がいろいろなサイズの時計を発売した

パソコンといえばデジタルですので、世界観を考慮すればデジタル時計にするのが一般的でしょう。実際にiMac風デジタル時計は紹介しきれないほどの種類が確認されています。しかし、それでもやはり「文字盤の上を針が動くタイプでないと時間がわかりづらい」などの需要があったのか、iMac風の置き時計が世に存在したのです。

小型化の容易さだけでも圧倒的にデジタル時計に優位性があるにもかかわらず、アナログ時計までも作らせてしまうとは、iMac人気恐るべしと言わざるをえません。ある意味デジタルとアナログの融合と言えるでしょう。

公式と思われるキーリング公式と思われるキーリング

この時代には、ほかにもミニチュアのキーリングやライターなど数々の小さいiMac風アイテムが存在していました。今こそ、フリマアプリなどで探してみましょう。

★山下メロの【平成レトロ】博物館は毎週水曜日更新!★

  • 山下メロ

    山下メロ

    やました・めろ

    1981年生まれ、広島県出身、埼玉県加須市育ち。平成が終わる前に「平成レトロ」を提唱し、『マツコの知らない世界』ほかメディア出演多数。著書に『平成レトロの世界』『ファンシー絵みやげ大百科』がある。

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