
村上隆保
むらかみ・たかほ
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編集者/ライター
『週刊プレイボーイ』では、特集記事のほかに爆笑問題、リリー・フランキー、ひろゆきの連載を担当。
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東京都庁では、今年からTシャツや半ズボンを着用しての勤務が可能になった
Tシャツや半ズボンでの勤務も可能となった東京クールビズ。しかし、ここで「男性のすね毛が気になる」という〝スネハラ〟問題が持ち上がった。意識調査を実施すると意外な事実が明らかになった!
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イラン情勢を受けた原油高の影響で、6月以降に電気代も値上がりしそうだ。
そんな中、小池百合子東京都知事が発表したのが「東京クールビズ」。省エネ対策として、これまでのクールビズを一歩進めて、Tシャツや半ズボンなどで勤務することを推奨するというもの。
しかし、SNSなどでは「おじさんのすね毛は不快」などという声も上がっており、〝スネハラ(すね毛ハラスメント)〟が問題になっている。
そこで週刊プレイボーイは男女世代別800人に緊急アンケートを実施し、半ズボンのすね毛について意識調査を行なった。
その結果を詳しくお伝えする前に、そもそも都庁はこの問題をどう考えているのか。担当部署に聞いてみた。
――東京クールビズで半ズボン時の男性のすね毛が気になるという声がありますが、「すね毛はそることを推奨する」などのルールはあるのでしょうか。
担当者 東京クールビズは「他人に対して失礼のない服装」が大前提となります。その範囲の中で「気温に適した快適な服装を選びましょう」ということです。ですから、すね毛などをどのように処理するかは個人に任せることになります。
――では、半ズボンは太ももが見えるくらいの短さでもいいのでしょうか。
担当者 私たちは「ハーフパンツ」という言い方をしているので、普通のズボンの半分くらいの長さだと思っています。ただ、人によってその長さが膝上だったり膝下だったりすると思いますので、厳密にどのくらいの長さというのは難しいです。「不快感のない長さ」ということです。
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都庁はすね毛の処理は個人に任せるということなので、半ズボンのすね毛について男女間や世代間でどんな違いがあるのかを聞いてみた。

まず女性に「半ズボンをはいている男性の、すね毛が気になるか」(Q1)と聞いたところ、なんと全年代の女性の半数以上が「気にならない」と答えている。男性が思っているより、女性はあまり男性のすね毛を気にしていないのかもしれない。


また「すね毛がボーボーでの半ズボンはありか」(Q2)という問いに対しても、女性の約4割が「あり」としている。ボーボーのすね毛も許容してくれる女性が意外と多いのだ。

「すね毛を処理する場合『減毛』と『ツルツル』はどちらがいいか」(Q4)という質問にも、男性が減毛とツルツルが半々なのに対して、女性は20代以外が減毛を支持している。

そして、「半ズボンでの仕事」(Q5)については、男性の約6割が「抵抗がある」のに対して、女性の半数が「抵抗がない」というのだ。
ほとんどの女性が半ズボンのすね毛を嫌がるのかと思っていたが、実は女性はそこまですね毛を気にしていないし、ツルツルよりも少しは毛があったほうがいいし、半ズボンで仕事をしても「まあOK」という感じらしい。これは意外な結果だ。
最後に日頃から半ズボンを愛用しているタレントの勝俣州和さんに、半ズボンの魅力を聞いてみた。
「僕は暑いのに長ズボンをはいている人は、脚に汗をかいたり、下半身が蒸れたりしないのかなって心配になるんですよ。半ズボンはそれだけでも涼しいですし、春夏用の半ズボンの生地は通気性がいいので、汗をかいても乾きやすいんです。
それに半ズボンをはいていると気持ちが軽くなるのか行動力が出ます。『今日はもう少し営業を頑張ろう』とか『帰りは一駅分歩こう』という気分になりやすい。だから、仕事にも健康にもいい影響があると思います。
僕はすね毛は特に処理していません。一年中半ズボンをはいているので、脚が日焼けしてそんなに目立たないんです。半ズボンのすね毛を気にする人がいるかもしれませんが、仕事をしているときに他人はそんなにすね毛を気にしていませんよ。
それよりも半ズボンをはいて得られる行動力や快適さのほうが価値があると思います。最近はフォーマルな場所でも半ズボンOKな所が増えているので、ぜひ、半ズボンライフを楽しんでみてください」
今年の夏も暑そうなので、すね毛を気にせず半ズボンでバリバリ仕事をしてみてはどうだろうか。