Shigekix(ブレイキンダンサー/KOSE 8ROCKS所属)×中川絵美里「一時的なブームで終わらせたくない。ブレイキンの未来はこれから」

取材/中川絵美里 撮影/熊谷 貫 文・構成/高橋史門

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スポーツキャスター・中川絵美里がShigekix(半井重幸)を直撃!スポーツキャスター・中川絵美里がShigekix(半井重幸)を直撃!
昨年のパリ五輪で追加種目として初の実施、注目の的となったブレイキン(ブレイクダンス)。日の丸を背負い、豪快な技を駆使して見る者を魅了したのが、国際大会で50回以上の優勝経験を誇るShigekixこと、半井重幸だった。

花の都で得たもの、そしてブレイキンの未来予想図について、彼が抱く雄大なプランを中川絵美里が聞く。

*  *  *

【メダルを逃した後、バックステージで......】

中川 ダンススポーツの"ブレイキン"が、昨年開催されたパリ五輪で追加種目として初めて実施。Shigekix選手は選手団の旗手を務めると同時に、出場も果たしました。

この連載に登場されたアスリートの方々は皆、五輪の影響力について語ってくれましたが、やはり大きかったですか?

Shigekix はい。なんといっても、五輪を通じてブレイキンがより身近なものになったという感覚があります。

それまでブレイキンというのはストリートカルチャーが好きな人の趣味という色合いが濃かったですけど、パリ五輪で初めて知った方も含め、見て楽しんだり、誰か選手を応援するといった形で飛躍的に広まった気がしますね。

中川 実際、Shigekix選手は五輪での戦いを終えた後のインタビューで「今日という日を経て、このブレイキンのムーブメントはより大きくなっていくと思う」とコメントされていましたよね。

Shigekix ええ、やはりパリ五輪がターニングポイントになったのは間違いないです。とはいえ、一過性のブームで終わらせないようにするのが僕らにとっての重要な使命だと思っています。

パリ五輪が追い風となって、さらに次のステージへ進むために、ブレイキンをどう盛り上げていくのか。今、支持層が広がっている中、僕らはどんどん次の手を打っていかないとダメだなって思っています。

中川 大会本番では、メダルが確実視されていましたが惜しくも準決勝で敗れ、3位決定戦でもあと一歩のところでメダルには届きませんでした。ただ、ご自身の中では準備してきたもの、出せるものはすべて出し切ったという感覚だったのでしょうか?

  • 高橋史門

    高橋史門

    たかはし・しもん

    エディター&ライター。1972年、福島県生まれ。日本大学在学中に、『思想の科学』にてコラムを書きはじめる。卒業後、『Boon』(祥伝社)や『relax』、『POPEYE』(マガジンハウス)などでエディター兼スタイリストとして活動。1990年代のヴィンテージブームを手掛ける。2003年より、『週刊プレイボーイ』や『週刊ヤングジャンプ』のグラビア編集、サッカー専門誌のライターに。現在は、編集記者のかたわら、タレントの育成や俳優の仕事も展開中。主な著作に『松井大輔 D-VISIONS』(集英社)、『井関かおりSTYLE BOOK~5年先まで役立つ着まわし~』(エムオンエンタテインメント※企画・プロデュース)などがある。

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