高橋はな(サッカー日本女子代表DF/三菱重工浦和レッズレディース所属)×中川絵美里「W杯も五輪も優勝して、頂点からの景色を見てみたい」

取材/中川絵美里 撮影/熊谷 貫 文・構成/高橋史門

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スポーツキャスター・中川絵美里が高橋はなを直撃!スポーツキャスター・中川絵美里が高橋はなを直撃!

"二刀流"プレーヤーは、女子サッカー界にも存在する。DFとFWでいかんなく才能を発揮している高橋はながそうだ。AFCアワード2025でアジア年間最優秀女子選手賞を受賞、レッズレディースの主将としても活躍する注目選手が語った内に秘めたるレッズ魂、なでしこジャパンへの思いとは――。スポーツキャスター・中川絵美里が聞いた。

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【アジアNo.1選手が目指す理想の主将像】

中川 あらためて、AFC年間最優秀女子選手賞受賞おめでとうございます。文字どおり、アジアNo.1プレーヤーに選ばれたわけですが、キャリアの中で大きな自信にもなったのではないですか?

高橋 ありがとうございます。このような賞をいただけたのはとても光栄なんですけど、決してわたしひとりでは手にすることのできなかった賞なので、支えてくださった周りの方々には本当に感謝しています。

中川 所属されている三菱重工浦和レッズレディース(以下、レッズレディース)は、昨シーズン終盤に堀 孝史監督が就任、今季も引き続き指揮を執られています。現状のチームのスタイルや強みなどについて教えてください。

高橋 レッズレディースというのは、もともとみんながみんなのために頑張れるチームなんです。加えて、明るく笑顔があふれる雰囲気というのが持ち味なので、そこは決してブレることはないですね。

そういった中で、堀監督が落とし込んでくれた戦術のオプションがたくさんあり、私たちが理解度を高めることで引き出しの数がすごく増えたと思います。

中川 守備でも結果が出ていますね。WEリーグでは、1位のINAC神戸と並んで最少タイの6失点(12月1日現在)。CBを担う(高橋)はな選手としては、この堅守についてどうとらえていますか。

高橋 今シーズンに入る前、プレシーズンキャンプを兼ねたアメリカツアーがあったんです。そこでの経験も大きかったですね。

ポートランドやシアトルのクラブなど強度の高い相手に対して、自分たちは何をしなければならないのか、守備の確認やDF同士のコミュニケーションも徹底的にやりましたので。集中力や責任感というのは本当に増しましたね。経験や考え方などがもう一段階上がったと思います。もちろんまだまだこれからですけどね。

中川 責任感というと、はな選手は今季からキャプテンに就任されました。そもそもの経緯というのは?

高橋 アメリカ遠征のときに、堀監督から告げられました。

  • 高橋史門

    高橋史門

    たかはし・しもん

    エディター&ライター。1972年、福島県生まれ。日本大学在学中に、『思想の科学』にてコラムを書きはじめる。卒業後、『Boon』(祥伝社)や『relax』、『POPEYE』(マガジンハウス)などでエディター兼スタイリストとして活動。1990年代のヴィンテージブームを手掛ける。2003年より、『週刊プレイボーイ』や『週刊ヤングジャンプ』のグラビア編集、サッカー専門誌のライターに。現在は、編集記者のかたわら、タレントの育成や俳優の仕事も展開中。主な著作に『松井大輔 D-VISIONS』(集英社)、『井関かおりSTYLE BOOK~5年先まで役立つ着まわし~』(エムオンエンタテインメント※企画・プロデュース)などがある。

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