セドナの空気を思いっきり深呼吸! パワー! セドナの空気を思いっきり深呼吸! パワー!

アメリカのグランドサークルを駆け抜ける、旅人マリーシャ。

神が創造した偉大なる自然に圧倒されて熱が出てきました(風邪です)。咳も止まりません(砂漠地で空気は乾燥してるし、てゆうか風邪です)。

朦朧(もうろう)としながら起床して外に出ると、地面にはうっすら雪が積もっていました。

「そうだ、セドナへ行こう!」

空気は冷たく澄んでいて、幸い鼻だけは詰まってないので深呼吸をすれば、ほら、パワーが思いっきり体の中に入ってきそうな感じ。

セドナはアリゾナ州の中北部に位置する人口約1万人の小さな町で、世界でも有名なパワースポット

「ボルテックス(渦巻き)」という地球の強いエネルギーが放出しているところが点在し、古くからネイティブアメリカンの聖地として崇(あが)められています。

安室奈美恵ちゃんがお忍びで行ったり、千秋さんが結婚式をあげたり、ハリウッドスターの別荘があったりと、セレブの隠れ家的場所で私も憧れてました!

それにここに来れば秘めたるパワーが開花する人もいると聞いていたので、私にもスピリチュアルな何かが目覚めないかしら…と狙っていたんです。

 セドナが見えてきたぞー! セドナが見えてきたぞー!

 セドナの南側から入るといきなりベルの形をした「ベルロック」がお目見え セドナの南側から入るといきなりベルの形をした「ベルロック」がお目見え

ついに到着すると、その敷地内はディズニーのアドベンチャーランドに入り込んだような感じ。赤土色の岩山に囲まれたメイン道路はきれいに舗装され、町はリゾート感が漂い、なんだかここに来ただけでセレブリティ~♪

サイキックリーディングやクリスタルの店などが並んでいて、ヒーリングエステも受けてみたいしスピリチュアルグッズなんかも気になるけれど「おっと、のんびりしちゃいられない。セドナで有名な『4大ボルテックス』にパワーを集めにいかなくては!」

 アリゾナ感ありまくりのサボテン アリゾナ感ありまくりのサボテン

ボルテックスには“性別”がある

と、その前に、まずは高台に建つチャペル「ホーリークロス教会」へ向かう。地球のパワーがいっぱいのセドナにある教会って、かなり神がかってそうじゃない!?

坂道を上がって教会の前まで来ると、そこからはセドナが一望できて、遠くには有名ボルテックス「カセドラルロック」も見える。教会は想像よりもとても小さかったけれど、なんだか少しだけパワーを感じてきたような気がします。例えばここでビックリマンチョコを開けたらスーパーゼウス出ちゃいそうな、そんな気分です。

 高台に建つホーリークロス教会 高台に建つホーリークロス教会

 左が教会。目の前には「カセドラルロック」が見える 左が教会。目の前には「カセドラルロック」が見える

ホーリークロスの麓あたりには一軒家が並んでいて、郵便受けがあったりとどうやら住居に見えるけど、セドナに普通の住宅があるのには違和感があった。

住民には芸術家やヒーラー、占い師、リタイア者が多いそうですが、セドナに住むってどんな感じだろう。日々パワーを感じすぎて、その力が有り余って、キッチンでは鍋とか野菜とかが宙に浮かんでしまうんではないだろうか?

ちなみに、セドナの物件はピンキリだけども平均5千万円台らしく、賃貸は1ベッドで約10万円から。「東京とあまり変わらないな。セドナに住んでしまおうか。あ、でも急に移民は入れませんとか言われたら困るな…」。いろいろ妄想が始まって雑念だらけとなった私。

すると、お次に向かったひとつ目のボルテックス「カセドラルロック」では何も感じることができませんでした。

4大ボルテックスはそれぞれエネルギーに特徴があり、女性性男性性、と分かれているらしい。このカセドラルロックは女性性のほうが強く、身体のエネルギーのバランスを整えたり浄化するのだそうだけど、何も感じられなかったのは登頂せずに眺めていただけだからかな。

登りたいのはやまやまだけど、限られた時間の中で4つ制覇したいので私は先を急いだ。

 お城の形に似ているカセドラルロック お城の形に似ているカセドラルロック

岩の上で、じんわりと涙が…

続いて、男性性のボルテックス「エアーポートメサ」に行くと、そこは小高い丘になっていて360度セドナを見渡せる場所だった。

広い景色に心地よい風がすごく気持ち良くて、少しの間だけ岩の上に座ってゆっくりしてみた。瞑想とかやったことないし、そんなつもりもなかったけれど、ただ静かにぼんやり目の前の景色を見つめていたら、じんわりと涙が出てきました。私自身の波動と共鳴したのだろうか、理由はわからないけど、勝手に体の中からあふれ出したのだ。

ボルテックスで心のデトックスができました。

 エアポートメサ エアポートメサ

スッキリしたところで、ベルの形をした男性性の強いボルテックス「ベルロック」に来ると、今度は何やら自信が湧いてきました。男性性は自分の感情に素直に向かい合うことで、勇気や自信、創造性へとつながっていくんだそう。どうやら私は男性性のボルテックスに反応するようです。

 「男らしさ」と思うと、つい加山雄三ポーズになってしまうマリーシャ 「男らしさ」と思うと、つい加山雄三ポーズになってしまうマリーシャ

最後に男女両方のエネルギーがあり、最もパワフルだというボルテックス「ボイントンキャニオン」に向かうと、なんと噂のあの人に出逢いました!

その名も、「ハートおじさん」!

セドナの石をハート形に削って この地に訪れる人々に「愛と平和のハートだよ」と配っていることで噂となっているおじさんだ。実はこの時、私はまだおじさんのことを知らず、話しかけられた時は怪しい人だと疑ってしまったのだが、「運が良いと会える」貴重なおじさんだったのだ。

ハートおじさんは私の手のひらにハート型の岩を乗せて、ニコリと笑い静かに去っていった。こんな偶然が起きるなんて、なんてラッキーなんだろう。

 ハート型に削られた岩 ハート型に削られた岩

 ボイントンキャニオン。人によっては過去世を思い出したりトランスに入る人もいるという ボイントンキャニオン。人によっては過去世を思い出したりトランスに入る人もいるという

なんだかノってきたぞ。今ならエネルギーを感じやすい体になっているかもと、最後にもう一度、カテドラルロックに向かうと、辺りはもう真っ暗でかなり冷え込んでいた。

深く青い空には星とカセドラルロックの影が浮かび、今度こそはここで宇宙のエネルギーを感じることができたような気がした。

こうしてセドナのパワーをビンビンに感じた私の体はエネルギーでいっぱいになり、再び熱が出てきたのだった。……ハックション!

 夜のカセドラルロック 夜のカセドラルロック

【This week’s BLUE】 セドナ名物の青いマクドナルド。景観のために企業を説得してこの色になったそう。アリゾナ州のトルコ石を思わせるターコイズ色が素敵!

●旅人マリーシャ 平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、SサイズモデルとしてTVやwebなどで活動中。バックパックを背負う小さな世界旅行者。オフィシャルブログもチェック! http://ameblo.jp/marysha/ Twitter【marysha98】 instagram【marysha9898】