HKT48 指原莉乃の次のセンターはこのコ! 1年ぶりに発売されるHKT48のシングルのセンターに大抜擢。

北海道出身、透明感あふれる21歳の運上弘菜(うんじょう・ひろな)が、4月20日(月)発売『週刊プレイボーイ18号』のグラビアに初登場!

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■誰にも言わず地元を出ようと

――出身は北海道ですが、なぜ福岡で活動するHKT48に入ろうと思ったんですか?

運上 もともと指原(莉乃)さんのことが好きだったんです。その考え方や等身大な生き方に魅力を感じていて。高3で自分のやりたいことが定まってないなってタイミングで、HKT48のオーディションがあることを知って。

――今まであまり出ていないですけど、AKB48のチーム8(北海道代表)オーディションを受けて最終選考まで残ってましたよね。

運上 はい。ネットに上がってる写真がひどくて話したくなかったんですけど(笑)。中3のときですね。すごい田舎に住んでいたので、キラキラした世界に憧れて。その対象がAKB48グループでした。

――すごい田舎って?

運上 小学校は全学年で24人、途中で閉校になりました。買い物は家の近くに小さなお店があるんですけど、歩いて30分のコンビニまで行ってました。冬は雪がすごくて、おじいちゃんが毎朝3時に起きて雪かき。車でお出かけしても、雪で真っ白になって遭難しかけたり。

――それは大変な場所ですね!

運上 兄が高校から札幌に出てて、うらやましかったです。でも私はあまり勉強が得意ではなかったので、どうやってこの町を出ようか考えてました。

――それがアイドルを目指した理由でもあったわけだ。

運上 なので、HKT48に受かって福岡に行くことは友達にも言わず、黙って町を脱出しようと。アイドルが好きって周りに言ったこともなかったので。でも町を出る日、友達が20人ぐらいバスターミナルに見送りに来てくれて、うれしかったですね。

――すてきな話ですね。福岡に引っ越してからはどうでした?

運上 北海道との温度差がすごくて、最初は家の中にいても熱中症でフラフラ(笑)。今は福岡に慣れちゃって、冬に地元へ帰ると寒すぎて外に出られないです。

――憧れていたアイドルの世界はどうだった?

運上 すべてが違いすぎて戸惑いました。それまでは「募金活動を頑張ってるね」って、町の広報誌で取材されたぐらいだったのに、全国で売られている雑誌に取材していただいたり。ステージに上がったらお客さんが多すぎて、ずっとキョロキョロしてました。あと周りがかわいいコだらけで、自信がなくなって、笑えなくなっちゃったり......。

――当時は"笑わないアイドル"ってキャッチフレーズがついてましたが、起源はそこでしたか。

運上 ポジションも後列で、同期の4人はいきなり選抜メンバー。私は同期でも最年長で、もう、そこから巻き返せることはないんだろうなって。でも両親が福岡へ送り出してくれたし、北海道から出てきてその程度って思われるのがいやだったので、頑張ろうって。

――前のポジションに出るために心がけたことはある?

運上 HKT48って、「笑顔で元気」ってイメージなんですけど、私はネガティブで前に出られない性格。ずっと殻を破らなきゃと思ってたんです。でも私のファンの方は、今までにない感じがいいよって言ってくれて。だから無理に変えようとせず、そんな今の私を好きになってくれる人を増やそうと。

――結果としてHKT48でもトップクラスの人気メンバーになりました。今回センターに選ばれましたが、指原さんには報告した?

運上 LINEをしたら、「よかったね。頑張ってね」って返ってきました。HKT48は指原さんのグループって認識されてるから、プレッシャーはあります。でも歴代のセンターをやった先輩から「楽しまなきゃ損だよ」って言われるので、前向きにやっていきたいなって。

今回のシングル『3-2』は今までと雰囲気が違うので、HKT48の新しい魅力をファンの方に届けられるように。そして北海道の方にもグループの良さを伝えられたらいいなって思います。

(スタイリング/伊井田礼子 ヘア&メイク/ムロゾノケイト[GiGGLE])

●運上弘菜(うんじょう・ひろな) 
1998年8月9日生まれ 北海道出身 身長155cm 血液型=B型 
HKT48チームKIV nickname=なっぴ 
○HKT48 13thシングル『3-2』(さんひくに)が4月22日(水)発売! 『HKT青春体育部!』(KBC九州朝日放送、毎週土曜25:07~)にレギュラー出演中。
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