【SHOW-WA青山隼の果てしない延長戦】イベント運営担当と対談後のひとり語り「結成当初は、人前で歌うのが初めてで地に足がつかない状態でした」

取材・文/釣本知子 撮影/上村透生


連載【果てしない延長戦】第9回

元Jリーガーで、現在は秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WAのメンバーとして活躍する青山隼の連載「果てしない延長戦」。現役時代の先輩や戦友をはじめ、各界で活躍する方をゲストに招き、「人生の転機」や「次への挑戦」をテーマに熱く語り合う。

第9回は、ゲストとの対談を終えた青山さんが、改めて感じたことや当時の思いを自分の言葉でお届けする「ひとり語り」。前回、SHOW-WAやMATSURI等のイベント運営を担当する本多さんとの対談を終え、グループ活動初期のイオンモールツアーを振り返る。

【活動初期からの出会いに感謝】

前回、3人目の対談ゲストは、SHOW-WAとMATSURIの活動初期からイベント運営を担当してくださっている、株式会社edgeの代表・本多祐輝さんでした。普段からよく話しますしご飯にも行く間柄ですが、日頃身近にいるからこそ知らなかった熱い思いを聞くことができて本当に嬉しい対談でした。

いつもイベントが始まる前に、ファンの皆さんや、たまたま通りがかった人たちに向けて熱いアナウンスをしてくれるんですよ。「SHOW-WAとMATSURIは『夢をあきらめるな!オーディション』で3000人以上の中から選ばれた12人です!」とか、グループや個人の紹介や日常まで深掘りして伝えてくれて。僕らのためという意図はもちろん、「このイベントを楽しいものにしたい」というプロとしての思いを感じます。

僕とは同世代で元サッカー選手という共通点もある本多さん。活動初期の頃から近い距離にいながら、マネージャーとはまた違う"第三者の視点"から俯瞰して見てくれている存在です。SHOW-WAはまっすぐすぎて周りが見えなくなりがちなので、彼のようにフラットな意見を言ってくれる存在は貴重ですし、この出会いに感謝しています。


対談で印象に残っているのは、「SHOW-WAとMATSURIに出会って、ファンの方に対する向き合い方が変わった」と言ってくださったこと。僕らが強制したわけではなく、僕らの活動を通してご自身の中で意識が変わっていったということがすごくありがたかったです。自分たちが一生懸命頑張ることで、応援してくれるファンの皆さんや身近にいるスタッフさんの価値観を変えることもあるんだと、改めて知ることができました。仕事としてではなく「生活の一部」とまで考えてくれて、ひとりの人間として深く接してくださっている。その想いが伝わったので、対談させていただけて本当に良かったなと思いました。

【イオンモールから始まりパシフィコ横浜へ】

本多さんと出会ったのは、2023年から始まったSHOW-WAとMATSURIのイオンモールツアー。僕は人前で歌うのは初めてで、ステージでどう振る舞えばいいのかわからず、ずっと地に足がつかない状態でした。当時は、元々音楽活動をしていた、たけ(向山毅)のファンの方がほとんどだったので、特典会でも「自分は何を喋ったらいいんだろう」と戸惑っていて。ただ写真を一緒に撮って「ありがとうございます」と言うのが精一杯で、来てくださった方に思いを伝える余裕なんてなかったです。ミスをしないことだけで頭がいっぱいになっていた僕らを見かねて、本多さんは「意識していることは伝わったよ」とか、いつもあたたかいアドバイスしてくれました。

そんな初期からずっと見守ってきてくれた方が、今年5月のセカンドツアー大千秋楽で「感動した」と褒めてくださったのは嬉しかったです。僕らにとって、パシフィコ横浜という4000人規模の単独公演は初めての経験でした。ステージに出た瞬間、「これだ!」とテンションが上がりました。そして、最大の見せどころが、初の生バンド演奏。皆さんを驚かせたかったので、ギリギリまでバンドセットを隠しておきたくて。『ジューンブライド』から『狙いうち』に入る繋ぎの時間、お客さんの目を逸らすために僕らはステージ上でわざと水とか飲んだりして動いていたんですよ。ライブ後に、「バンドが出てきてびっくりした!」という声をたくさんいただいたので、作戦は成功だったのかなと。

【夢を叶えるために】

対談での「自分の価値は人が決める」という言葉は、すごく共感しました。どんなに影で努力をしていても、ステージを見たお客さんが「何も変わってないじゃん」と思えばそれがすべて。大事なのはかけた時間ではなく、"成功させるために今何が必要か"を考えて取り組むことなんだって。本多さんは、「行動することだけじゃなくて、休むことも大事だよ」って言ってくださったのかなと思います。対談中、冗談っぽく「影で努力するの好きだよね」と言われて、思わず「本多さんこそ、そうでしょ!」と言いそうになりました(笑)。イベントのシミュレーションと反省を日々繰り返していると思うので、自分と似ている部分もあるなって感じましたね。

僕らは紅白歌合戦への出場を目標に掲げていますけど、普通なら10年とか15年かかるもので。だけど、30代40代の年齢的に考えるとその道のりを短期間で駆け上がらないといけない。対談では「夢をあきらめるな! オーディション」のお話もしましたけど、経験がないことに挑戦して価値が生まれると思っていて。多業種から集まった6人だから、新しいことに純粋に向き合う姿で人の心を動かせるかもしれない。どう転がるかわからない化学反応こそが、僕らの強みであり色かなと思っています。

去年から「SHOW-WAで日本武道館に行きたい」と言い続けて、その言葉が現実になろうとしていて。バズーカやトロッコをやりたいとか、下から飛び出すポップアップとか、僕らにはやりたいことや叶えたい夢がまだまだあります。短期間で紅白出場なんて簡単な道ではないし、相当な覚悟がないと足元をすくわれるので。本気だからこそ日々の過ごし方を考えて、気を引き締めて進んでいかなきゃいけない。Rubyの皆さんと一緒に、夢を叶えていきたいです!

★果て戦だけの激レアSHOW-WAオフショット★
 

明治座公演中、まさきち(塩田将己)と笑顔でツーショット!

●青山隼(あおやま じゅん) 
1988年1月3日生まれ 宮城県出身 
◯2006年にプロデビュー。U-20日本代表経験を持ち、Jリーガーとして名古屋グランパス、セレッソ大阪、徳島ヴォルティス、浦和レッズでプレーし、2015年に現役引退。その後は、俳優として舞台やドラマ等に出演。現在は、秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WAのメンバーとして活動中。ラジオ『SHOW-WA寺田&青山の青春時代を取り戻せ!』(CBC、毎週日曜22:00~)レギュラー出演中。今年10月1日(木)にはSHOW-WAとして初となる日本武道館での公演が決定!
公式X【@jun_aoyama1988】 
公式Instagram【@jun_aoyama_show-wa】

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