今年最大のミステリー!! 池袋連続脱糞事件に浮かぶ仮説...あなたも他人事ではない脱糞危機

文・撮影/週プレ生活安全課

多くの人が行き交う池袋駅多くの人が行き交う池袋駅
SNSでも話題騒然の連続脱糞(だっぷん)事件。真相は依然として判明していない。知られざるその原因を探るため東京・池袋で現地捜査を敢行した。捜査の結果浮かび上がったひとつの仮説とは......?

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【どうした池袋? 深まるばかりの謎】

東京の副都心・池袋が揺れている。6月30日にオープンした某家電量販店で売り場フロア内の床に大便が出現する「脱糞事件」が連続発生。SNSは騒然、池袋という街のイメージまでもが危うい状況なのである。

当該事件についてはさまざまな臆測が飛び交う。同一犯連続犯行説、模倣犯説、ライバル家電量販店ビジネス脱糞説、容器を用いた持ち込み置き去り説、池袋つじ斬り伝説のたたり説......。真相を探るべく、週プレ編集部に捜査本部を設置、新人トヨタが現地に飛んだ。

くしくもイメージカラーが茶色の地下鉄副都心線で池袋駅に到着。駅直結の某家電量販店内は平日の昼間にもかかわらず盛況で、脱糞を許す隙は見当たらない。

買い物をしつつ張り込むこと2時間が経過。成果がない焦りから、フジエダ捜査本部長(普段は編集長)の「なかったら自分でしてきたら?(笑)」という悪い冗談を思い出し、思わず括約筋にアイコンタクト。まだ余裕がありそうなので調査を継続した。

まず、脱糞報告ポストが投稿された当時の状況を整理しよう。最初に話題となった目撃情報は7月4日、5日。オープンして最初の週末だ。両日とも最高気温は27℃前後で、少しずつ蒸し暑くなり始めていた頃だ。 

地元・池袋のイメージが危機にさらされ、心なしか悲しそうな表情のいけふくろう。いけふくろうのためにも早急な解決が必要だ地元・池袋のイメージが危機にさらされ、心なしか悲しそうな表情のいけふくろう。いけふくろうのためにも早急な解決が必要だ
では、いかにして大便が突如現れたのか? 投稿に写る場所はレジとトイレ付近。ズボンを着脱する脱糞には最速でも5秒かかる(編集部調べ)ことを考えれば、意図的な脱糞は難しいはず。トイレから持ち出した可能性はあるが、異臭の問題を加味すると現実味は薄い。不本意な脱糞の末、裾から落下したと考えるのが自然だろう。

ここで、捜査の結果浮かび上がったのが、「設計構造脱糞誘因説」だ。

【脱糞を生み出す構造。あなたも例外ではない】

その仮説によると、今回の連続脱糞事件は、現場である家電量販店の持つ特有の構造が引き起こした悲劇の可能性がある。

特有の構造とは、「巨大ターミナル駅から直結している割にトイレが少ない」というものだ。くだんの店は全6階で、約1万坪と関東随一の広さを誇るも、店内の男性用個室トイレは4階と5階に4つずつの計8個。女子トイレも4、5階のみだ。

想像してほしい。仮に、あなたが池袋に向かう電車内で激しい便意を催したとする。土地勘がなければデパ地下街で迷い、気がつけば家電量販店に吸い込まれていることは十分考えられる。

しかし、ここで店の地下が駅直結とアクセス抜群で駆け込みたくなる立地があだとなる。

捜査員の測定によると、最も店舗に近い地下鉄丸ノ内線の改札から、最短距離にある4階の男子トイレまでの所要時間は早歩きで約3分。混雑していればそれ以上かかるだろう。重要な何かが決壊するには十分すぎる時間だ。

加えて、店内の冷房は心なしかかなり涼しい。これでは脱糞もやむなしである。事実、捜査中にも一度、男子トイレ個室前で大便らしきモノの清掃現場を目撃した。不本意な脱糞リスクが高い構造になっている可能性はある。

脱糞危機は誰にでも訪れる。あなたも例外ではない。高齢化を迎える日本社会、うんと想像力を働かせてトイレ問題に向き合うべきだろう。

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