森下翔太(阪神タイガース 外野手)×中川絵美里「WBCは100%のぶつかり合い。出場したら、ぜひ対決したい投手がいる」

取材/中川絵美里 撮影/熊谷 貫 文・構成/高橋史門

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阪神タイガース・森下翔太選手をスポーツキャスター・中川絵美里が直撃!阪神タイガース・森下翔太選手をスポーツキャスター・中川絵美里が直撃!

タイガースで、侍ジャパンで、勝負強さをいかんなく発揮。力強い打撃で打点を稼ぎ、守備走塁でも大いに貢献。今最も日本のプロ野球界で注目を集めている若手が、森下翔太

華やかな活躍の裏で一日たりとも欠かさない自己探求と技術改革、眼前に迫る世界野球への熱い思いを中川絵美里が余すところなく聞いた。

【今季、日本一を取り返したい】

中川 森下選手にとって、入団から3年目となった昨シーズンは開幕から主力として全試合に出場。チームはプロ野球史上最速でリーグ優勝を果たしましたが、あらためて振り返ってみていかがですか?

森下 1年目はファーム(2軍)に落ちたりして、1軍に十分貢献できなかったですが、昨季は143試合すべてに出場して、ずっと主軸として打てたので、自分が立てた目標をクリアできました。チームもリーグ優勝してほぼ目標を達成できたので良かったです。

中川 日本シリーズ、福岡ソフトバンクホークスとの頂上対決では惜しくも日本一を逃すという結果に終わりましたが、森下選手は率直にどう感じましたか?

森下 やっぱりソフトバンクは強かったですね。セ・パ交流戦のときも感じましたけど。

中川 具体的に、ソフトバンクの強さとはどんな点ですか。

森下 僕らタイガースにも似ているというか、すごくバランスが取れているチームですよね。先発投手が6回までしっかり投げ切って、7~9回で勝ちパターンが出てくるというのが確立しています。

そんな中で野手陣もバッチリ噛み合ったら、相手にとってはなかなかうまく進まないという展開になります。

実際、日本シリーズで僕らが勝った試合はそういう展開でしたし、ソフトバンクが勝っているときも、ピッチャーが粘って、打者がここぞという場面で打つという形でした。だけど、力の差があったかといえば、決してそうではない。だから今季、両者がまた日本シリーズに上がってきたら、やり返したいですね。

中川 森下選手はシーズンを通してチームを勝利に導く一打や、守備走塁でもその活躍ぶりが印象的でした。ご自身で昨季成長したと思う部分はどんなところですか?

森下 まず、筒井(荘外野守備兼走塁チーフ)コーチとかなりやりとりして、いろいろ教えていただいたことで守備のリズムに自信が持てるようになりましたね。

中川 相手の深い当たりにも追いついて、走者を進ませなかったり、躍動されていましたよね。まさに積み重ねがあってこその成長というわけですか。

  • 高橋史門

    高橋史門

    たかはし・しもん

    エディター&ライター。1972年、福島県生まれ。日本大学在学中に、『思想の科学』にてコラムを書きはじめる。卒業後、『Boon』(祥伝社)や『relax』、『POPEYE』(マガジンハウス)などでエディター兼スタイリストとして活動。1990年代のヴィンテージブームを手掛ける。2003年より、『週刊プレイボーイ』や『週刊ヤングジャンプ』のグラビア編集、サッカー専門誌のライターに。現在は、編集記者のかたわら、タレントの育成や俳優の仕事も展開中。主な著作に『松井大輔 D-VISIONS』(集英社)、『井関かおりSTYLE BOOK~5年先まで役立つ着まわし~』(エムオンエンタテインメント※企画・プロデュース)などがある。

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