「ライブをしているときがいちばん幸せ!」櫻井優衣(FRUITS ZIPPER)、メジャー1st CD『夏いぞん』リリースイベントをレポート!

文/キムラ


7月29日、国立代々木競技場 第二体育館で、櫻井優衣のメジャー1st CD Single『夏いぞん』発売記念トーク&ミニライブ「ATSUいぞ!NATSUいぞ!ゆいいぞん!!」が開催された。

FRUITS ZIPPERのメンバーとして活動しながら、今年2月にはNHKホールでソロコンサートを開催するなど、ソロでも大きなステージに立つ機会を増やしてきた櫻井優衣。『夏いぞん』は、ソロメジャーデビュー後初となるCDシングルだ。

週プレNEWSでは、本イベントの第二部の様子をレポート!

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【鈴木愛理から「あなた、可愛いわね~」】

この日の第二部では、涼やかな浴衣姿で登場。1曲目『ぜんぶ可愛いのせい』から、客席には大きなコールが響いた。間奏では、その声に応えるように小さく「ありがとう」とつぶやく。

彼女に緊張や気負いの様子はなかった。「一人でこんなに大きな会場で、ちょっと今日はオフ会みたいな気持ちなんですけど......(笑)。大好きなみんなと一緒に夏を過ごせることが、すごく嬉しいです」。その後も客席から飛んでくる声に笑って応じるなど、会場の大きさを感じさせない、親密なやりとりが続いた。

自身が「令和の新感覚サマーラブソング」と呼ぶ表題曲『夏いぞん』は、「ATSUいぞ! NATSUいぞん!」という掛け声や、「熱中症」と「ちゅーしよっ!?」を音でつなぐ言葉遊びが次々と飛び出す夏曲。ミュージック・ビデオ撮影の裏話では、何も知らされないまま、突然花火に囲まれたエピソードを披露。「急にカメラが回って、花火がバンバンバンバン!って(笑)。火の粉を浴びそうになりながら撮影しました!」と熱弁したあと、同じ話をすでに聞いているファンも多いことに気づくと、「なんでみんな、この話をそんな真剣に聞けるわけ?(笑)」と客席に突っ込んだ。撮影は寒い時期に行われ、ノースリーブ姿のまま、スタッフと「暑いね~!!」と言い合いながら、なんとか夏の気分を作っていたという。

「夏いぞん」MVはコチラ!

続くコーナーでは、櫻井が持参したプライベートの写真や映像を紹介。最初に映されたのは、親知らずを3本抜いた翌日に訪れた宮古島での写真。腫れた顔を写真に収めてSNSでバズりたかったのに、顔はまったく腫れず......。ドローンまで用意したものの、本人の狙いとは裏腹に、普通にきれいな自分の映像が撮れてしまったという。ところが、訪れた場所が、大好きな鈴木愛理のカレンダー撮影地だと判明。同じ場所でポーズを取り、本人へ写真を送ると、「あなた、可愛いわね~」と返信が届いたことを嬉しそうに報告した。

続いて公開されたのは、超ときめき?宣伝部の辻野かなみと食事に出かけた際の写真。帰り際、二人が履いていたサンダルが偶然お揃いだったことに気づき、撮影したものだという。「私、他のアイドルグループのお友達は少ないですのよ」。そうおどけながらも、辻野については「本当に貴重なお友達」と話す。サンダルがお揃いだったことを喜び合えるような時間。櫻井は「こういう幸せがすごい好きです」と口にした。

さらに、レイヤーカットにした髪がクラゲのようにふわりと動くのが嬉しくなり、思わず撮影した動画も公開。「どこにも出す機会がなかったので、ここに成仏させに来ました」。そう言ったあと、会場が一瞬静まると、「みんなもシーンなんだけど(笑)」とすかさず客席へ突っ込む。ようやく「可愛い~!」という声が飛ぶと、「最初からそう言ってください!(笑)」と返した。

【自信をなくしたとき、どうやって乗り越えてきた?】

表題曲『夏いぞん』の披露前には、客席全体でコール&レスポンスを練習した。撮影可能曲であることが告げられると、「みなさんは天才なので」と、スマートフォンを構えながらでも声を出してくれるはずだと客席に若干の圧をかける。いざ曲が始まると、練習したばかりのコールがステージへ大きく返ってきた。歌唱後、司会から第一部よりもコールが大きく聞こえたと伝えられると、櫻井は「やった!」と喜び、「めっちゃ大きかったです!」と客席へ感謝した。
 

続いては、ファンからの質問に答えるコーナー。「自信をなくしたとき、どうやって乗り越えてきましたか」という質問に、「私もよく自信をなくしがちなんですけど、でも、目の前にいるファンの皆さんを見たときに、すごくキラキラしたお顔で私のことを見てくれるんですね。そうすると、自分に自信があるとかないとかっていうのが、本当にどうでもよくなっちゃって。私がここにいることで、目の前の人を笑顔にできているのであれば、それでいいやって思うんです」と真剣に語る。「それでも自力でどうにかしなければならないときは、寝て、よく食べて、そして何も考えず、ぼーっとします(笑)」

「一番幸せを感じる瞬間は?」という質問には、迷わず「ライブをしているとき」と答えた。アイドルとして活動している間はあまり風邪を引かず、一度アイドル活動を離れていた時期には、かえって体調を崩していたという。「アイドルっていうものが、私は本当にぴったりで、大好きなんですよね。こうしている時間がないと、生きている感じがしないんです」と語る。夜中でも、寝るより仕事をしている方が元気になるらしい。

ライブ前の過ごし方について聞かれると、「FRUITS ZIPPERっていうのは、自由なんですわ。ものすごく(笑)」と櫻井。7人いれば7通りの過ごし方があり、メンバーが賑やかにしていれば、そこに加わることもあるという。ただ、ソロでもグループでも、本番直前は椅子に座ったまま固まっていることが多いと笑いながら話す。心の底からファンのことを考えながら、ステージへ向けて集中している時間なのだという。

【ソロ活動の目標は?】

後半のビンゴ大会では、数字を読み上げるたびに、客席のリアクションに応じる。一発目の数字から「(自分のカードの数字が)出ないぞー!」と叫ぶファンには「まだ1個目だから!(笑)」と突っ込み、ビンゴが出れば一緒になって喜ぶ。会場を見渡しながら櫻井は、「大勢の家族みたい」と嬉しそうに笑った。

ラストに披露されたのは、ソロデビュー曲『キミのことが好きなわたしが好き』。櫻井は、タイトルにある「キミ」をファンに当てはめて聴くと、自分自身にも強く刺さる曲だと紹介。パフォーマンス後には、「歌いながら思わずうるうるしちゃいました」と、改めてファンへ感謝を伝えた。

ファンとの記念撮影を終えたあと、櫻井はグループ活動とソロ活動の両方を支えてくれる人たちへ感謝を述べた。そして、今後の大きな目標として「ソロでも武道館に立ちたい」と口にした。「みんなが一緒にいてくれるから、きっと叶えられるなって、今日、目の前にいる皆さんを見て、はっきりと思いました」

最後まで客席に手を振る彼女を見届け、私たちも席を立った。会場を出ようとしたとき、同席していた編集者がぽつりと言った。「私、櫻井さんのこと、好きになりました」。きっと彼女はこれから、もっと多くの人々を惹きつけていくのだろう。

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