穴党のじゃいが週末の新潟で10番人気単勝196.3倍の馬を本命にした理由【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第224回

構成・撮影/キンマサタカ

あらゆるギャンブルに精通し、どんな場面でも貪欲に勝ちを狙う男・じゃい。馬券でマンションを買ったという芸能界屈指のギャンブラーが、人生を勝ち抜く極意を教えます。

【今週のお悩み・第224回】台風の季節です。穴馬=台風の目となる馬というのは、どう予想しているんでしょうか?

レースに波乱を起こす馬を予想するときに、波乱が起きそうな場合、起きない可能性それぞれ、馬券に反映するのでしょうか。

いろいろ考えると、点数が多くなって収集がつかなくなり困っています。(PN:馬券は負けん・40代・男性・会社員)

* * *

今週は新潟2歳ステークスとキーンランドカップ。新潟2歳ステークスは10頭中未勝利馬が5頭というメンバーに。順当に決まりましたね。インカルナータの走りにはビックリしましたが、案の定堅い決着に。

キーンランドは推奨したパンジャタワーとサウンドモリアーナが来てくれましたが、本命のルシードは11着に惨敗。ウインカーネリアンも切ってしまい馬券は外れました。面白いね競馬は。

それでは質問へ。

僕が競馬をやっていて1番楽しいのは穴馬を見つけることかもしれません。

これだけ予想する人がいて、中には穴党もいるので、自分だけが見つけるということはないかもしれませんが、出来るだけ自分だけが発見できたらという感覚で穴馬を見つけたいと思っています。

競馬の予想に限らず、何に関してもそういうところはあります。他人が見てないところ、気が付かないところに目を向けるという性質が昔からありますね。癖みたいなものでしょうか。きっと、奥さんもそういう感じで選びました。いわゆる美人な人とか、可愛い人のように、他の人がすぐ見つけられるような女性に興味を持つことはありません。

僕の本にも書いてますが、穴馬を見つけるのは、性格の良いブスを見つける感覚です。ブスという表現はこのご時世はダメなのかな? あまり可愛くない人、ならいいのかな?

まあ、大前提としてこんな感じです。

では、どういう基準で穴馬を見つけるのか?

まず、人気馬の信頼度はあります。人気になるにはそれなりの理由があります。

実績、馬柱が綺麗な馬、連勝中、血統、良血、前走の勝ち方、持ちタイム、自己条件に戻り相手が楽など、相対的に実力が抜けていると思われている、調教が抜群などなど。そういった情報によりオッズが形成されます。

しかし、勝つ確率とオッズが必ずしも一致するわけではありません。正確にそのズレを把握することは不可能ですが、自分なりにそのズレを見つけます。人気馬の不安材料を探す作業です。トラックバイアス、馬場、反動、騎手、昇級戦など、いわゆる過剰人気という判断に至る場合、その馬を軽視します。

そうなると今度は穴馬を探します。不安な人気馬がオッズを吸ってくれるのはチャンスです。

人気がない馬にも理由があります。大抵は「馬柱が汚れている」と言われるような、2桁着順が続いているとか、前走大敗したとか、成績不振によるものが多いですかね。成績良くても地方で走っていた馬も人気にならない場合が多いですね。

じゃいの今週のギャンブル格言【他の人が見てない景色を見るようにする。】じゃいの今週のギャンブル格言【他の人が見てない景色を見るようにする。】

そういう馬でも、トラックバイアス、距離短縮、延長、枠順、条件の好転、ダート、芝替わり、前走の敗因などを重視します。

例えば、日曜日の新潟1R未勝利戦で本命を10番人気の5番コスモティタノにしました。単勝196.3倍の馬です。新馬戦で3.1差のシンガリ負けだったのですが、勝ったのは新潟2歳ステークス2着のトウシンマジック。2着はリバティアイランドの弟、単勝1.2倍の期待馬ダノンダックスとメンバーレベルは高く、コスモティタノは後方で何も出来ず。

叩いた変わり身は見込め、素質的にももう少し走れてもいいし、距離短縮もプラスになれば、このメンバーなら馬券に絡んでもおかしくないと思いました。まあ、結果は4着で1円にもなりませんでしたが、見せ場はありました。

穴馬を本命にした時の買い方ですが、これは出走メンバーによっても変わるので何とも言えません。対抗を決められるレースもあれば、相手は何来ても、みたいなレースもありますので、それによって馬券の組み立ては変わります。

ただ言えるのは、自分の選んだ馬に魂を込めるといったところでしょうか。変に保険はかけない方がいいとは思いますが、ただ、買い方は人それぞれなので自由でいいかと思います。

頑張ってください!

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じゃい 
1972年生まれ、神奈川県出身。97年にお笑いトリオ「インスタントジョンソン」を結成し、ネタ作りを担当。芸能界随一のギャンブラーとして知られ、過去には9370万円の馬券を的中させたことも。『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』(KADOKAWA)など著書も多数。公式YouTube【@jaitube-bigtake】

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  • じゃい(インスタントジョンソン)

    じゃい(インスタントジョンソン)

    1972年生まれ、神奈川県出身。97年にお笑いトリオ「インスタントジョンソン」を結成し、ネタ作りを担当。芸能界随一のギャンブラーとして知られ、過去には9370万円の馬券を的中させたことも。『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』(KADOKAWA)など著書も多数。

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