ファンから一番推されたのは佐藤綺星(あいり)! AKB48が『推しが「好きish」コンサート』を開催!!

取材・文・撮影/関根弘康

AKB48が9月26日、27日の2日間、「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE」をKアリーナ横浜で開催! 最終日は『推しが「好きish」コンサート』と銘打ち、ファンは"推し席"と呼ばれるメンバー名を指定したチケットを申し込み、その応募数によってメンバーの見せ場が増えるといった内容。さらにその順位はランキング形式で発表されるという、かつてのAKB48選抜総選挙を思い出させるようなコンサートとなった。

オープニングは大ヒットシングル『好きish』より。メンバーが客席から登場し、会場のボルテージがいきなり高まる。そのまま『オネストマン』『AKBフェスティバル』と会場を練り歩き、推しメンが目の前にやってきたファンはニッコニコだ。

推し席ランキングは映像で発表された。16位長友彩海、15位山﨑空、14位川村結衣、13位秋山由奈、12位下尾みう、11位平田侑希、10位新井彩永、9位武藤小麟、8位千葉恵里。メンバーがモニターに登場するたび、それぞれの推し席エリアから歓声があがる。会場がどよめいたのは7位の徳永羚海。ここ4作選抜メンバーから外れており、中間発表でもランク外だったが、大躍進!

6位八木愛月、5位山内瑞葵は中間発表と同じ。そして4位は総監督の倉野尾成美。事前予想では躍進凄まじい中間発表2位の伊藤百花と、現在の圧倒的センターで中間発表1位の小栗有以のトップ争いが話題となっていたが、3位が伊藤、2位は小栗。そして1位は中間発表4位からの大逆転で佐藤綺星!

コロナ禍の終わりに加入し、デビュー半年で選抜入り、加入2年半でシングルのセンターに駆け上がったAKB48の救世主。最近では得意のチアダンスを活かし、プロ野球のイベントなどで、バズリを連発しているメンバーだ。

発表後のMCはメンバーが思いを語る。ちなみに推し席の場所はランキング順でなく、メンバーのくじ引きによって決められたもの。最前エリアを引き当てた千葉は「私のファンは席運があまりない方が多いので(笑)、私の神の手によって、一番高い席に連れてきました!」とコメント。一方でランキングで9位となった武藤はくじで最下位を引いてしまい、ファンの席は最後列。地声で「ごめんなさーい!」と謝罪。ファンは「いいよー」と答えていた。

中盤ではランクインした16人によるセンター曲の披露。ファンに向けて感謝の言葉を伝えるメンバーも。小栗は「推し席を選んでくれたみんなありがとう! 加入して12年、色んなことがありましたが、苦しいときもどんなときも、私はAKBが好きだから前を向いてこれました。これからも愛を持ってAKB人生をまっとうしたいと思います。ついてきてください!」と叫ぶ。

佐藤はこう語った。「第1位、本当にありがとうございます。みなさんからの愛たくさん届きました。これから先、ずっとずっと忘れられない、あなたのアイドル佐藤綺星のステージをお返しします。楽しんで行きましょう!」

本編ラストは『アリガトウ』。メンバーは客席を見て涙ぐみながら歌い、ファンは推しメンの名前を全力で叫ぶ。愛の交換だ。アンコールでは再びメンバーが客席へ登場。ファンを目の前にして涙するメンバーの姿があちこちで見られた。

最後にメンバーが2日間の感想を語る。伊藤は「みなさんと愛のキャッチボールができているような感じがして、AKB48もファンのみなさんも一緒にワンチームなんだって感じた3公演になりました。たくさんのアイドルがいるなか、みなさんと出会えたことが奇跡だなって思います。みなさんと一緒に大きい夢を共有していきたいなって思いますし、楽しんでくださることが私たちの原動力になるので、これからも一緒に進んでいけたら嬉しいです」と感謝の気持ちを伝えた。

倉野尾は「3公演終わって、清々しい気持ちでここに立てています。まだやることはたくさんあるかもしれないけど、こうしてひとつになれたのが本当に幸せです。ここにいるみなさん、配信でご覧になっているみなさん、それ以上に多くの方に興味をもっていただかないと、私たちの夢である東京ドームのステージはまだまだ先な気がします。だからこそ私はこのメンバーと、ここにいるみなさんと見たいなって思っています。ここからまだまだギアをあげて、AKB48は成長していきたいなと思っています。これからも一緒に歩んでくださるとうれしいです」と、ファンへの感謝と改めて東京ドームへの夢を口にした。

今回のコンサートは3公演でなんと111曲を披露。20年を超える歴史を持つAKB48の魅力を存分に見せてくれる内容となった。そして最終公演ではメンバーとファンの熱い絆を感じさせてくれた。来年2月20日には国立代々木競技場第一体育館でのコンサートが、また来春よりエバースとの地上波バラエティ番組がスタートするなど、うれしい発表も続いた。AKB48はさらなる高みを目指していて進んでいく。

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