![湖池屋「湖池屋プライドポテト」(2017年発売)。ポテトチップス発売当初のこだわりを受け継ぎ、技術を結集して作った「湖池屋プライドポテト」。本ブランド用にブラッシュアップした「秘伝濃厚のり塩」、かつおと昆布だしを利かせ、松茸の香りを加えた「松茸香る極みだし塩」、コンソメに代わる新定番とするべく本物の肉の味を再現した「魅惑の炙り和牛」の3種類](/news/economy/2017/images/2017/03/17704486fb34a8009426e500373075df_b36bbaf6e05b1f121ee6b9f9ae1f77e7.jpg)
日本で初めてポテトチップスを発売した湖池屋。その湖池屋がポテトチップス55周年を記念して開発した「湖池屋プライドポテト」がバカ売れ中!
そんな“イケイケGOGO”な今こそ、半世紀以上にわたるポテチの歴史をふり返ってみた!
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老若男女問わず幅広い層から愛されるポテトチップス。
今ではポテトチップスといえば「カルビー」というイメージが強い……が、日本で初めて量産して販売したのは実は「湖池屋」だったのだ!
湖池屋が日本初のポテチを発売したのは今から55年前の1962年。ある男が仲間と飲みに行った居酒屋で、その歴史は幕を開けるーー。
「湖池屋創業者の小池和夫は、仕事仲間と飲みに行った際、まだ珍しかったお手製ポテトチップスを口にしました。そのおいしさに感動し、世の中に広めたいと思ったのが開発のきっかけです」(湖池屋広報)
当時、日本にはすでにポテトチップスはあったものの、まだ少数の飲食店などで提供されていた程度。値段も高く、お菓子と呼べるような手軽さではなかったらしい。
「開発にあたり、小池は日本ならではのものを作りたいと考えました。そこで食卓にある様々な調味料を使って試行錯誤し、たどり着いたのが『のり塩』です。
初めは釜で揚げていましたが、量産するためにオートフライヤーを導入。調整が難しく、また、家庭用の糖度が高いジャガイモを使っていたので焦げてしまうことが多々あったようですが、67年には日本で初めて量産化に成功し、日本中に届けられるようになりました」
◆この続きは『週刊プレイボーイ』12号「ポテトチップス55周年史」にてお読み下さい!
(取材・文/昌谷大介、日下部貴士[A4studio])
●『湖池屋ポテトチップス』のパッケージは画像でチェック!