パワースポットの代表といえばやっぱりセドナ! パワースポットの代表といえばやっぱりセドナ!

こんにちは! 旅のできない旅人マリーシャです。

昨年は世界的に大変な一年でしたが、2021年は新たな気持ちで幸運を願い、皆さんが元気いっぱいになりますように、世界の"ご利益のある"パワースポットをご紹介します!

■地球のへそはここにある・イースター島(チリ)

イースター島のモアイ像たち イースター島のモアイ像たち

モアイ像で有名なイースター島(チリ)は、太平洋に囲まれた絶海の孤島。一周約60kmの小さな島の中には、なんと900体ものモアイ像が残存します。モアイの作られた目的や方法は今でも謎に包まれており、ミステリアスな旅先としてお気に入りの場所です。

島全体がスピリチュアルな空気に包まれる中、最強パワースポットとされているのが「アフテピトクラ」。直径3mの円形の石垣の中心に「直径80cmほどの丸石」が置かれ、「テピトオテヘヌア(地球のへそ)」と呼ばれている。初代の王ホトゥ・マトゥアが自ら設置したとされ、マナと呼ばれるパワーを秘めているそう。

最強パワスポ・アフテピトクラ。ただの丸い石ではない! 最強パワスポ・アフテピトクラ。ただの丸い石ではない!

実際近づいてみると......「ただのいしころのようだ......」

頭の中に白いドット文字が流れた(ドラクエね)。モアイに比べると見た目は地味ではあるが、それは漬物石のようにどっしりとして、言われてみれば貫禄がある。特筆すべきは、石の周囲には磁力が働き、コンパスが効かなくなると言われていることと、島にはゴツゴツした岩や石こそあれど、このような丸い石は他にないこと。

ご利益としては、身体の悪いところを石につけると治るとか。ちなみに、私は頭をつけてみました。それから6年ほど経ちましたが、ど、どうでしょうか......?

■スピリチュアルスポットの代表格・セドナ(アメリカ)

「エアポートメサ」からのパノラマの景色 「エアポートメサ」からのパノラマの景色

スピリチュアルスポットの代表といえばやっぱりセドナ。ここは本当にパワーをビンビン感じました。アメリカはアリゾナ州中北部に位置する人口約1万人の小さな町で、ネイティブアメリカンの聖地として崇められています。そして期待を裏切らず、住民には芸術家やヒーラー、占い師、リタイア者が多いそう。

街は神秘的な赤土の山々で囲まれ、一見、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンを彷彿とさせる。そして「ボルテックス(渦巻き)」という地球の強いエネルギーが放出しているところが点在する。

特に有名な「4大ボルテックス」は、それぞれ男性性・女性性などエネルギーに特徴があり、悪い気を浄化し癒しを与え、新たなエネルギーを満たしてくれると言われる。

ベルの形をした男性性の「ベルロック」 ベルの形をした男性性の「ベルロック」

人それぞれ合うボルテックスがあるらしく、スピリチュアルにうとい私ですら「エアポートメサ」では自然と涙が出るという現象が起きた。また、「ベルロック」では謎の自信が湧き上がり、たくましい気持ちとなった。

両方とも男性性のボルテックスなのだが、自分の感情に素直に向かい合うことで、勇気や自信、創造性へとつながっていくんだそう。どうやら私は男性性のボルテックスに反応するようです。

そして、ウワサのご利益人物「ハートおじさん」との出逢いもあった! セドナの石をハート形に削って「愛と平和のハートだよ」と配っているおじさんだ。「運が良いと会える」というおじさんとの遭遇が、セドナの滞在をよりスペシャルなものにしてくれた。

ハートのおじさんにもらった岩 ハートのおじさんにもらった岩

■今にも転がり落ちそうな金色の岩、チャイティーヨー(ミャンマー)

今にも転がり落ちそうで落ちないゴールデンロック 今にも転がり落ちそうで落ちないゴールデンロック

いかにも金運が上がりそうな名前の「ゴールデンロック」ですが、はい、そうです。

この岩は崖の端っこにある、今にも転がり落ちそうな不思議な金色の岩。「3度参拝するとお金持ちになれる」という言い伝えがあり、ミャンマー最大のパワースポットと言われる、奇跡の岩なんです。

落ちそうで落ちないこの絶妙なバランスは、岩上の小さな仏塔の中にあるブッダの遺髪が保っているんだとか! 髪の毛一本で、そんな力を発揮するなんて......すごい!(思わず『サザエさん』の波平さんを思い出す)。

誰しもが金運アップを願いたいけれど、この岩に触ってよいのはなんと男性だけ! 女性は近づくことすら許されていない。ずるーい! 週プレ読者男性のみなさん、ぜひ金運をつかんでほしい!(そして女子に何かしらの形でおすそ分けを......!)

よかったらゴールデンロックの画像をナデナデしてみてね。みんなの金運が上がりますように! チャリンチャリーン!

金箔を貼ったり、祈りを捧げる男性巡礼者たち 金箔を貼ったり、祈りを捧げる男性巡礼者たち

■世界最大級の一枚岩、ウルルの雄大で神秘的な絶景(オーストラリア)

世界最大級の一枚岩「エアーズロック」 世界最大級の一枚岩「エアーズロック」

ちょっと懐かしいですが『世界の中心で、愛をさけぶ』、略してセカチューでもおなじみ、「エアーズロック(先住民の言葉ではウルル)」は巨大な一枚岩。オーストラリアのほぼ中央部に位置し「地球のへそ」とも呼ばれる、先住民アボリジニの聖地である。

夕日に焼けて真っ赤になった巨大な一枚岩は見るものを魅了する。その雄大で神秘的な姿は、世界一の絶景のひとつと言っても過言ではない。

エアーズロックは現在登頂禁止だが、一周約10kmほどの麓を歩くことはできる。その中にある遊歩道クニア・ウォークを進んだ「ムティジュルの泉」の上には「エアーズロックの心臓」と呼ばれるハート型のくぼみがあるんです。

ご利益を授かるには、「ムティジュルの泉」にあるハートの写真をお財布に入れて持ち歩くんだそうで、恋愛や金運など幸せに恵まれるんだって! ん? ハートだから恋愛はわかるけど、なぜ金運......(笑)? まぁ、もらえる運はもらっておこう!

ムティジュルの泉にある「エアーズロックの心臓」。 一番上のくぼみがハート型 ムティジュルの泉にある「エアーズロックの心臓」。 一番上のくぼみがハート型

■謎多きジャワ島の美しき世界三大仏教遺跡、ジョグジャカルタ(インドネシア)

世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」 世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」

インドネシアの古都ジョグジャカルタには世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」がある。

千年以上も火山灰に埋もれていた謎多き巨大遺跡で、先の尖った72基の仏塔「ストゥーパ」の内部は空洞で、石造りの仏像が祀られている。

ここのサンライズはアメリカCNNの「死ぬまでに見たい27の絶景」で第1位に選ばれていて、太陽が昇ると幻想的な仏教の世界の景色が広がる。

遺跡の構造は仏教の三界(人間のいる欲界、神と人間が触れあう色界、神のいる無色界)を表している。上へ登るにつれ、欲望や罪悪に満ちた煩悩世界から、禅定(ぜんじょう)に達した世界へと移っていくとされ、悟りをめざす菩薩の修行を表現しているのだそう。ボロブドゥールは、それ自体が仏教的宇宙観を象徴する巨大な曼荼羅と言われているのだ。

そして合計504体の仏像のうちのひとつだけ、願いの叶う仏像が存在する。男性は仏像の右手薬指、女性は仏像の足の裏を触ると願いが叶うという。しかし、これが微妙に手の届かない距離にある。仏塔に乗り上げるにはモラル違反だし、ここで願いを叶えるのはなかなかハードルが高いぞ......!

仏像の足に触ると願いが叶う。が、届かない? 仏像の足に触ると願いが叶う。が、届かない?

■奇岩の山に祀られた黒いマリア、モンセラット(スペイン)

モンセラットの奇岩群と大聖堂前広場 モンセラットの奇岩群と大聖堂前広場

バルセロナの郊外にあるモンセラット山は、ニョキニョキと独特な形をした奇岩山。その山々の姿も神秘的であるが、そこにあるキリスト教の聖地「サンタ・マリア・モンセラット修道院付属大聖堂」には、「ラ・モレネータ」と言われる「黒いマリア像」が祀られている......。

このマリア像は、880年に羊飼いがこの岩山に不思議な光がさしているのを見つけ、その光の先にある洞窟で発見されたとか。そして人々は、マリア像を守護聖人として祀るため、この岩山の麓に大聖堂を建立したのだそう。

ケースの中の黒いマリア像「ラ・モレネータ」 ケースの中の黒いマリア像「ラ・モレネータ」

教会内に入ると、正面の祭壇の2階にはイエス・キリストを膝に抱いた黒いマリア像が透明ケースに収められている。マリア様が右手に持っているのは、世界や全宇宙を象徴するといわれる球。なんだか物々しい......が、祈りを捧げると願いが叶うとされる。

ちなみに、黒いマリア像はもともとは白かったと言われる。いつも旅で日に焼けていた「黒マリーシャ」はこの1年でだいぶ「白マリーシャ」になりましたが、黒マリーシャに祈りを捧げると旅運があがります!?

■金融街の勝利を叶えるブロンズ・ブル、ニューヨーク(アメリカ)

ウォール街近くにあるブロンズ・ブルにほっぺたすりすり? ウォール街近くにあるブロンズ・ブルにほっぺたすりすり?

世界の金融街ニューヨークのウォール街周辺にある巨大な雄牛(ブル)のブロンズ像は、3200キロもある巨大な闘牛像。その名もチャージングブルと言って、今にも突撃(チャージ)しそうな勢いのある姿勢を取ってます!

金融用語には「ブル・マーケット」という言葉があり、強気相場や値上がり傾向のマーケットという意味を持つが、これは、雄牛(ブル)の角が上に向かって突き上がっている姿などからきているのだそう。

ウォール街の証券マンたちが出勤時にこのブロンズ像を触って、株価上昇や仕事の成功を願ったりするようになり、やがて縁起物となったそうな。

このブロンズ像は自由に触ることができて、これはブルは何者からも制限を受けないことを意味しているそうだけど、もちろんお尻や大事な"あんなとこ"まで触り放題! これはキン運が上がりそう!

お尻側も大人気です! キン運上がりそう!? お尻側も大人気です! キン運上がりそう!?

今年2021は丑年! 縁起物でおあとがよろしいようで。今年はたくさんの幸運に恵まれてウッシッシと笑える一年を送りましょう!

ちなみに私の今年の抱負は、もし旅に出られるなら、まだ行ったことのない国へ行くこと! そして"新日常"でも新しいことに挑戦したい(内容はまだヒミツ)! あ、嫁に行くも一応入れとこか......。本年もよろしくお願い致します!

●旅人マリーシャ(旅人まりーしゃ)
平川真梨子。旅のコラムニスト。バックパッカー歴12年、125ヵ国訪問。地球5周分くらいの旅。コラム連載は5年間半を超える。Twitter【marysha98】 instagram【marysha9898】

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