声優・伊藤彩沙が20代ラストの写真集を発売!「ジムに通い始めたので、今のうちに"筋肉貯金"を貯めておきたいです」

取材・文/釣本知子 取材撮影/後野順也 写真集カット/中村和孝

『BanG Dream!』や『メダリスト』、『ウマ娘 プリティーダービー』などで声優を務める伊藤彩沙が6月24日(水)に写真集『アヤサージュ』(KADOKAWA)を発売した。

約3年半ぶりの本作は、インドネシアのビンタン島とシンガボールで撮影。20代ラストの意欲作に挑んだ彼女に、撮影秘話や今後挑戦したいこと、意外な癖についても話してくれた。

――3冊目の写真集ということで、ロケ地はインドネシアのビンタン島とシンガポール。2カ国で撮影するってすごいですね。

伊藤 写真集が好きでよく見るんですけど、2カ国ってあまり聞いたことがないので驚きました! 前作は沖縄に行ってリゾート感や旅感のあるシーンが多かったんですけど、今回はリゾート感もありつつクラシカルな建物や街並みでも撮影していただいて。贅沢な一冊になったかなと思います。

――どちらの国もご自身にとってゆかりの地だそうですね。

伊藤 シンガポールは、ブシロードの支社があって、イベントで頻繁に行かせてもらっているんです。

インドネシアの方は、3歳のときに初めての海外旅行で行ったバリ島がある国。記憶がおぼろげなんですけど、細かい三つ編みの体験や現地で遊んだことが印象に残っています。

今回の撮影の4日間はずっと晴れていたので、最高のロケーションで過ごさせていただきました。

©KADOKAWA / 中村和孝©KADOKAWA / 中村和孝

――景色がめちゃくちゃきれいですね。お気に入りのシーンは?

伊藤 シンガポールのホテルで撮った水色の花柄衣装のカットです。今回の写真集は "大人の甘さ"みたいなものをテーマに臨んだので、まさに体現できているんじゃないかなと思います。衣装の可愛らしさやセクシーさがありつつ、背景色との統一感もあって。

――ここは躍動感があって、夜の大人っぽいシーンとの対比が面白いです。

伊藤 うれしいです! 私は表現の場において、「甘辛ミックス」という言葉を大切にしていて。きれいな格好だけど面白い、しっとり大人な雰囲気だけど可愛らしい、みたいな相反するものに魅力を感じるんです。だから、今回の写真集でもそういうところを意識しております。

©KADOKAWA / 中村和孝©KADOKAWA / 中村和孝

――2013年に声優デビューされましたが、このお仕事を目指したきっかけは?

伊藤 小学1年生のときに、家族とNHKスタジオパークに行ったんです。声優のアフレコ体験コーナーで『忍たま乱太郎』のしんべヱ役をやってみたら周りの人に褒められて、自分の声優になりたいなと思ったのがきっかけです。アニメをよく見ていたので、子供ながらに走るアドリブとかも入れて(笑)。

――小さい頃からアニメが好きだったんですか?

伊藤 子供向けアニメが好きでしたし、親が漫画やアニメ好きで、週末はレンタルビデオ屋さんでアニメを借りたり漫画喫茶に連れて行ってもらったりしました。

――英才教育ですね。仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

伊藤 ひとつの役を突き詰めたと思ったら、また新しい役にチャレンジさせてもらえる機会をいただけて。写真集や歌手活動などお芝居だけじゃない表現の形もあって、ずっと挑戦しながら何かを得るたびにやりがいを感じます。

デビュー当時はお芝居1本でやっていく覚悟だったんですけど、うれしいことにやりたいことがだんだん増えて、チャレンジさせていただける環境にも感謝しています。

――いろいろなことに挑戦して忙しい中、お休みの日は何をしていますか?

伊藤 家にはいないです。サウナが好きなので、1日空いたらまずはどこのサウナに行くか目的地を決めて、その周辺ならどこで遊べるかを組み立てて外出します。

――サウナ巡りいいですね。日常の中で、これだけはやめられない!っていう癖はありますか?

伊藤 友達から「独特だね」と言われたことがひとつあります。ドライヤーで髪を乾かすとき、左手にドライヤー、右手は洗面所とかにかけてあるタオルをギュッとつかまないとうまくできないんです(笑)。自分でもなんでそうなるのかわからなくて(笑)。

©KADOKAWA / 中村和孝©KADOKAWA / 中村和孝

――安心するんですかね(笑)。では今後、お仕事で挑戦してみたいことは?

伊藤 去年、映画『シャッフル・フライデー』で初めて吹き替えに挑戦させていただいて。すごく奥深い世界だなと思ったので、またチャレンジしてみたいです。

――アニメのアフレコとは感覚が違うものですか?

伊藤 全然違います! 元の言語の音を聞きながら海外の役者さんの呼吸やしゃべる長さに合わせてお芝居を乗せていくので、相当な集中力が必要なんです。職人技のような難しさがあるからこそ、これから経験を積んでいきたいなと思いました。

――吹き替えで挑戦してみたいジャンルは?

伊藤 韓国ドラマの吹き替えです。ラブコメのような作品で、等身大のキャラクターを演じてみたいですね。最近は配信のドキュメンタリーや恋愛リアリティーショーの吹き替えも多いので、お仕事の幅を広げていきたいです。

――今回は20代ラストの写真集ということですが、30歳になる前にやっておきたいことはりますか?

伊藤 30代の先輩方に「20代のうちにやっておいたほうがいいこと」を聞き回っているんですけど(笑)、皆さん「体力をつけること」と言うんです。今回の撮影をきっかけにジムに通い始めたので、トレーニングを継続して"筋肉貯金"をしっかり貯めておきたいなと思います。

©KADOKAWA / 中村和孝©KADOKAWA / 中村和孝

――ジムに通った成果が写真集でもわかるんですね。

伊藤 はい。前回の写真集は等身大がテーマでもあったんですけど、実は「もっとうまくボディメイクできたんじゃないか」とちょっと心残りがあったんです。今回は2ヶ月半前くらいからトレーニングを重ねたので、お尻や肩まわりが目に見えて変わったなと。その変化も見どころのひとつです!

――では、今後の目標は?

伊藤 自分の中身を豊かにしていくことです。ここ1、2年、「もっといろんな経験をしなきゃダメだ」とすごく考えるようになって。休日に外出するようにしているのも、見たことないものや知らない価値観に触れたいからなんです。

20代後半になって私はものづくりが好きだなって改めて確信したので、30代はプレイヤーとしてだけでなくプロデュースやものづくりにも積極的に参加していきたい密かな野望もあります。『声優サウナ部!』というラジオをやっているんですけど、まずは声優仲間を集めてサウナ写真集を作ってみたいです!
(取材撮影時:ヘアメイク/大田葵 スタイリング/今村仁美)

●伊藤彩沙(いとうあやさ)
8月17日生まれ 京都府出身。
◯2013年に声優デビュー。テレビアニメ『BanG Dream!』(市ヶ谷有咲)や『メダリスト』(鹿本すず)、『ウマ娘 プリティーダービー』(ヴィブロス)などに出演。インターネットラジオ『声優ラジオ部!~ラジオととのい~』は不定期配信中。
公式X【@ayasa_ito】
公式Instagram【@ayasacream】

■『伊藤彩沙 写真集 アヤサージュ』(KADOKAWA)
3,960円(税込)

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