『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』高鳴 寿(タカナリ・コトブキ)役の谷田ラナが週プレに初登場「キキ役の角 心菜ちゃんとは超仲良しです」

取材・文/とり 撮影/澤田健太

現在放送中の特撮ドラマ『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』に高鳴 寿(タカナリ・コトブキ)役として出演中の谷田ラナが6月15日(月)発売の『週刊プレイボーイ26号』のグラビアに登場! 同時にデジタル写真集『君は太陽』も発売した。

その反響を受けて、誌面に掲載されたグラビアインタビューの拡大版を公開。本日放送された最新話の裏話をはじめ、『ギャバン』にまつわるエピソードをたっぷりと。また、家族とのほっこり話や、グラビアの撮影話についても聞いた。

 * * *

――今年2月から放送されている『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』は、東映による新ヒーロー・シリーズ「PROJECT R.E.D.」の第一弾。1982年に放送された『宇宙刑事ギャバン』の精神を踏襲しつつ、最新の映像技術を駆使した今までにないアクションに挑戦した作品として、放送開始前から大きな話題となりました。やはり反響は大きいですか?

谷田 すごく大きいです。私は現在『Popteen』の専属モデルとして活動させていただいていることもあり、もともと同世代の女のコのファンが多かったんです。

それが『ギャバン インフィニティ』の出演をきっかけに、幅広い世代の方にお名前を知っていただくようになりました。特に意外だったのは、海外の方からのメッセージが増えたこと。90年代にブラジルで特撮ブームがあったそうで、『ギャバン』はすごく人気があったそうなんです。私もお父さんがブラジル人なので、思わぬご縁を感じます。

――新シリーズ第一弾ということで、放送が始まるまで緊張もあったのではと思います。

谷田 そうですね。当時の『ギャバン』を観ていた特撮ファンの方もご覧になるだろうし、実際「オリジナルを超えられるのか?」というお声も耳にしていたので、どんなふうに受け止められるか期待と不安でいっぱいでした。でも、いざ放送が始まると作品を楽しんでくださっている方のコメントが多くてホッとしました。

それに第一弾だからこそ、他のキャストさんやスタッフの皆さんとの一体感もより強いというか。みんなで一緒に作品を作り上げている実感がすごく大きいんです。貴重な現場に参加させていただけているのを実感する毎日ですね。

――せっかくなので出演までの経緯からお聞きしていきたいのですが、そもそも芸能活動を始めたきっかけは何だったんでしょう?

谷田 ドラマ好きな両親の影響もあって、子供の頃から俳優になりたかったんです。小学生の時に兄の勧めでTikTokを始めて、ドラマの音声を流して口パクで演技をする動画を投稿していたんです。それを見た今の事務所の方に、小学6年生の頃にスカウトしていただいたのがきっかけでした。

――TikTokからスカウトとはイマドキですね(笑)。お兄さんも、可愛い妹を見て可能性を感じていらしたんですかね?

谷田 どうなんでしょう(笑)。当時からずっと俳優志望だったのですが、ファッションやメイクにも興味があったので、中学3年生の頃に『Popteen』のオーディションを受け、専属モデルに。高校に入学するタイミングで、地元の三重から単身上京しました。

谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より

――高校生の頃から東京で一人暮らしをされていたんですね。なぜそこまで夢に一直線になれたのでしょう?

谷田 どこかで「自分ならやれる」って自信が常にあったんだと思います。子供の頃からずっと「私は俳優になるんだ」って、信じ込んでいました。迷いは一切なかったですね。上京したばかりの頃はバイト三昧でしたが、それも苦じゃなかったです。

『ギャバン インフィニティ』は私にとって初めての連続ドラマ作品。小学生の頃から夢見た世界にようやく一歩近づけた気がして、オーディション合格のご連絡をいただいたときは、本当にうれしかったです。

――もともと特撮ドラマはご覧になっていましたか?

谷田 ひとつ上に兄がいるので、『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013年放送)とか、よく一緒に観ていましたし、おもちゃも持っていました。特撮ドラマ=日曜日の朝に家族で観る作品だというイメージがあったので、私の出演が決まったときは、家族みんなで喜んでくれました。お母さんは毎週録画して次の回が放送されるまで何回も見返しているみたいですし、お父さんに感想を聞くと「ラナ、最高だよ!」って毎回褒めてくれます(笑)。

――それは心強い!

谷田 こう見えて私、かなりの心配性なんです。観てくださった方の反応も、かなり気にするタイプ。でも、家族は絶対にポジティブな感想をくれるので、毎回勇気をもらいますね。明日からも頑張ろうって。

――遠くに暮らす家族の声が心の支えになっているんですね。谷田さん演じる高鳴 寿(タカナリ・コトブキ/以下、コト)は、「多元地球 Ι5109(イオタ ゴヒトマルキュウ)」の銀河連邦警察所属で、ギャバン・ルミナスに変身する祝 喜輝(演・角 心菜/以下、キキ)の相棒捜査官。正義感にあふれたキャラクターです。役を聞いた時はどう思いました?

谷田 オーディションの時点では、コトとキキの両方を演じていたんです。「やるとしたら、私はキキだろうな」と思っていたので、コトと言われたときは驚きました。

――どうしてキキだと思ったんです?

谷田 コトは、キキをサポートする頼れるお姉さん的なキャラクター。私はコトのように面倒見がいいタイプではないので(笑)、自分が演じるイメージがわかなかったんです。むしろマイペースなキキのほうが、性格的には近いような気もしていました。

谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より

――逆に、コトと共通点を感じる部分はあります?

谷田 初めましての方を前にすると、人見知りでツンツンしちゃうところですかね(笑)。「気が強いコ」だと勘違いされやすいのですが全然そんなことはなく、慣れると結構お喋りなんです。コトも、しっかり者に見えて意外と抜けてるところがあるので、第一印象とのギャップは似ているかなと思います。

あと、味噌ラーメンが好きなところ。キキとご飯の話をする中で「味噌ラーメンが食べたい」と言うのですが(第3話)、あのやりとりはアドリブで、私もラーメンは味噌派なんです。

――イオタ式の取り調べ飯として、カツ丼ではなく味噌ラーメンが出てくる場面もありましたね(第17話)。そういえば、イオタ式敬礼も谷田さんの発案なんだとか?

谷田 そうなんです。最初に台本の読み合わせがあったとき、加藤(弘之)監督に「何か案ある?」と言われて咄嗟に思いついたのが、あの"右腕を顎の下で曲げるポーズ"でした。劇中では、他にも色んなイオタ式ポーズをさりげなく披露しているので、是非みなさん真似してみてください(笑)。

――それにしても、キキ役の角さんとはすごく仲が良さそうですね。劇中の何気ない会話も息ぴったりで。

谷田 さっき話した味噌ラーメンの件のように、何気ない会話は大体アドリブです。監督から「夢の話をして!」みたいな感じでお題が飛んでくるんですよ。それをもとに二人で会話しているので、普段の仲の良さが出ている気がしますね。

心菜ちゃんとはオーディションの二次審査からずっと一緒なんですよ。移動時間のお喋りはもちろん、先日は撮影終わりに「コメダに期間限定のシロノワールがあるから食べに行こう!」って二人で行きましたし、一緒に温泉に行ったこともあります。お芝居のことも、プライベートのことも、何でも話しちゃっていますね。

――キキとコトも任務完了後にアイスを食べたり、カップ麺を食べたりしていますが、まんまじゃないですか!

谷田 だから最新話でキキがいなくなったときは、私もリアルに悲しい気持ちになりました。「ちゃんと気持ちを入れるために、現場で会っても話しすぎないようにしよう」って、少し距離を置いたりもして......。コトと自分の気持ちがリンクしているのを感じましたね。そんな中で心菜ちゃんと会えたときは素でうれしくて、心からホッとする気持ちが込み上げてきました。

――今後の二人の関係性にも注目ですね。コトといえば、生身でのアクションシーンの多さも見どころです。

谷田 事務所で中国武術のレッスンを受けたりしているのですが、アクション自体は初めてです。対峙するエモンズ(怪人)は自分の倍くらい大きいので、本気でやられちゃうんじゃないかと毎回ドキドキしながら演じています。

アドレナリンが出ているのか、アクションシーンを演じた後は記憶がなくて。自分でオンエアを見て、「私、こんなふうに動いてたんだ」とビックリします(笑)。もちろん、カメラワークのおかげでもあるのですが。

――初めてとは思えない身のこなしですよ!

谷田 ありがとうございます。キキ役の心菜ちゃんは、空手の黒帯を持っていてアクションが得意なんですよ。現場では練習相手になってくれたり、アドバイスをくれたりするので本当に頼もしいです。分からないことがあったらすぐ心菜ちゃんに聞いちゃいます。

あと、現場で見るJAE(ジャパンアクションエンタープライズ)のスーツアクターさんのアクションには毎回刺激を受けますね。本当にカッコいいです。これからもっと特訓して、アクションの出来る唯一無二の俳優になるのが当面の目標。高いところから飛び降りるのは全然平気なので、極めていきたいなと思っています。

谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より

――それは楽しみです。期待しています! ちなみに日々撮影でお忙しいかと思いますが、お休みの日は何で息抜きされていますか?

谷田 とにかく寝まくるか、ドラマや映画を観るか......。超インドアなんですよ。1日中パジャマで過ごす日もあります(笑)。

――三重から東京に出て来られたわけですし、都内には若者が遊ぶ場所がたくさんありそうなものですけど。

谷田 上京したばかりの頃はSHIBUYA109とかよく行きましたけど、最近はなるべく家にいたいなって思っちゃいますね。何なら、2、3日休みがあれば三重に帰っちゃいます。やっぱり実家が落ち着くんですよ。週末はだいたい親戚も含め家族みんなが集まるので、一緒にごはんを食べたりして、ワイワイ楽しんでます。

――なるほど。本当に家族仲がいいんですね。

谷田 いまだにお母さんとはほぼ毎日電話しています(笑)。家族と過ごす時間が、私にとっていちばんの息抜きなんだと思います。

――最後に、今回の週プレでの撮影話も少し聞かせてください。海沿いの通りや浜辺のロケーションで、夏の始まりを感じる仕上がりですね。

谷田 天気もよく、気持ちがいい気候の中で撮影ができました。普段はファッション誌で服をメインに撮っていただくことが多いので、いろんなロケーションで自由に動いている姿を撮ってもらうのは、とても新鮮な気分でした。

最初に撮影したのがピンクのカーディガンの衣装だったのですが、改めて見ると、表情に緊張が出ている気がしますね。ベッドで飛び跳ねたり、スタッフの皆さんとコミュニケーションを重ねたりする中で、少しずつ現場の空気に慣れていきました。

――特にお気に入りの衣装は?

谷田 まさにピンクのカーディガンかな。おヘソがチラ見えして少し恥ずかしかったのですが、色味といい、露出感といい、普段の自分では選ばないお洋服だったので、新鮮で楽しかったです。

あと、デジタル写真集の後半で付けているLANAと名前の入ったミサンガはスタイリストさんが作ってくださったものなんです。撮影後にプレゼントしていただきました。心のこもったアイテムを身に付けて撮影ができたのも、思い出になりましたね。

――素敵なエピソードですね。制服姿もお似合いでした。

谷田 ありがとうございます。中学生の頃から学業とお仕事を両立し、今年の春まで高校生だったわけですが、放課後に友達と遊びに行くといった学生らしい思い出はほとんど作れませんでした。でも、今回制服姿の写真を残せてもらえて、それだけで十分青春を感じられた気がします。

それに『ギャバン』の撮影現場も部活みたいな雰囲気があって。朝早くに集合して、みんなで意見を出し合って、チームでひとつの作品を作り上げる。本当に特別な経験をさせていただいていると感じます。

――健気だなぁ......。でも確かに、谷田さんの青春はまさに今なのかもしれないですね。

谷田 私もそう思います。本当に毎日刺激的で、楽しいですから。とりあえず今は『ギャバン』を最後まで走り抜けることを第一に、引き続き頑張ろうと思います。これからも応援、よろしくお願いします!

谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』より

●谷田ラナ(たにだ・らな)
2008年3月16日生まれ 三重県出身
〇ブラジル人の父を持つハーフ。2022年に『卒業式に、神谷詩子がいない』(日本テレビ)で俳優デビュー。2023年4月から『Popteen』の専属モデルを務めている。絶賛放送中の特撮ドラマ『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』(テレビ朝日系)に高鳴寿役で出演中。
公式X【@tanidalana_0316】 
公式Instagram【@tanidalana_0316】 

谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』 撮影/澤田健太 価格/1320円(税込)谷田ラナデジタル写真集『君は太陽』 撮影/澤田健太 価格/1320円(税込)

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