親友のふたりが、神宮球場での初の生観戦を堪能!【山本萩子の6−4−3を待ちわびて】第228回

構成/キンマサタカ 撮影/栗山秀作

親友ふたりの神宮球場生観戦について語った山本キャスター親友ふたりの神宮球場生観戦について語った山本キャスター

7月16日、ヤクルト対巨人の試合を、高校時代からの親友ふたりが神宮で観戦しました。付き合いが始まってから15年目にして、初めて「神宮に野球を観に行きたい」と言ってくれたので、ひと肌脱ぐことにしました。

そもそものきっかけは、5月28日の私の始球式です。平日にもかかわらず、ふたりは時間休を取って神宮に駆けつけてくれました。これまで何度か(半ば強引に)球場に連れてきたことはあったのですが、私の一生に一度(?)の晴れ舞台と共に、試合も心から楽しんでくれたようで、それが今回の観戦につながったようです。

当日、私は仕事で球場内の別の場所にいたのですが、ふたりからの"自発的な"神宮行きがあまりにうれしくて、三塁側ながら見やすい内野の席を張り切って用意しました。前のほうの席だったこともあり、選手の表情まで見えたようで、身長や体重を予想しては後で調べて答え合わせをするなど、かなり前のめりに観戦していた様子です。

ただ、その日の昼間は炎天下で、日が落ちた後もとにかく蒸し暑く......後ほど選手やスタッフに聞くと、「今年イチ暑かった」と話していました。しかし、ふたりはビール片手に汗だくで楽しんでくれたようです。

試合後、球場近くで飲むことになったのですが、ここで飛び出したのが、野球観戦初心者ならではの質問の数々でした。

試合後、記念に3ショット! 嬉しい1日でした。試合後、記念に3ショット! 嬉しい1日でした。

ユニフォームのサイズ感の違い、守備の時にポケットに何を入れているのか、マウンドに集まって何を話しているのか、失点は誰の責任になるのか......。そのひとつひとつに答えながら、私自身、当たり前だと思っていたことをあらためて言葉にする面白さに気づかされました。詳しくない人の視点の疑問は、実はとても本質的で、「そういえば、なぜだろう」と考え直す場面が何度もありました。

細かいルールがわからなくても、選手それぞれのプレースタイルや体格の違いは伝わるものなんですね。「わからない時は、周りのファンの解説でなんとなく理解できた」と、楽しそうに話すふたりの様子に、野球観戦にハマる予感が。実際その日以降、「今日のヤクルトはこうだったね」と、チームの勝敗を気にしてくれるようになりました。

「質疑応答のお礼」と、居酒屋でご馳走になってしまいましたが、「次は一緒に観戦したい」と言ってくれたふたり。神宮名物の、スタンドで傘の花が開く景色がとても印象に残ったようで、「心の中で傘をさしていた」と話していたので、次回の観戦時には傘をプレゼントしようと思っています。

そしてもうひとつ驚いたのが、試合後にふたりが送ってくれた写真の数々です。どうやら、神宮グルメの豊富さに感激した様子。長岡秀樹選手のメニュー(特典カード付き)を選んだり、「じんコロ」も「じんカラ」も気に入ってくれたり。神宮のグルメはかなりレベルが高いと伝えると、「次はもっと早めに球場に来て、いろいろ物色したい」とのことでした。これもまた神宮の魅力だと思います。

というわけで次週は、神宮グルメ特集をお届けしたいと思います!

★山本萩子の「6-4-3を待ちわびて」は、毎週金曜日朝更新!

  • 山本萩子

    山本萩子

    やまもと・しゅうこ

    1996年10月2日生まれ、神奈川県出身。フリーキャスター。野球好き一家に育ち、気がつけば野球フリークに。2019年から5年間、『ワースポ×MLB』(NHK BS)のキャスターを務めた。愛猫の名前はバレンティン。

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