今年4月9日の誕生日に改名し、女優としての活動を再開した"日永 麗"(ひなが・うらら)。7月25日(月)発売『週刊プレイボーイ32号』で、初めての挑戦となる水着グラビア撮影。新しい彼女がそこに存在している。

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■水着をやってみようと決めたのは好奇心から

――初めての水着グラビア撮影はどうでしたか?

日永 すごい楽しくて、緊張も全然しなかったです。自分自身を使って写真で表現することが好きって自覚があったので、これで表現の幅が広がったかなと。それと撮影はみんなで作り上げる芸術なんだなって。衣装や光の差し方、タイミングが大事だし、いろんな部分が見えちゃって、ごまかしが利かない。すごいなって思いました。

撮影の前には衣装の画像をメールで送ってもらったんですけど、ものすごくテンションが上がりました。友達にも見せたら「レオタードみたいな水着を着てほしい」って言われて。

――友達からのリクエストが(笑)。水着グラビアをやることについては何か言われました?

日永 普段、友達からは娘のように愛されているんですけど、すごく喜ばれました。それと、同じグループでやっていたコからは「推しの水着が見られる!」って言われました。

――今回、どうして水着のオファーを受けてくれたんですか?

日永 好奇心です。やってないことにいっぱい挑戦したいというのが、私の人生の原動力なので。

――ところで、芸能界にはどうして入ろうと思ったんですか?

日永 学生の頃はあまり学校に行かず、ずっとベッドでゴロゴロする生活を送っていたんです。でもある日「人生を無駄にしたくない」と思って、アイドルグループのオーディションを受けました。

――オーディションはどうだったの?

日永 うまくいかなくて、絶対に落ちたと思って。母親には「落ちた」ってLINEして、発表までの間ずっと泣いて。周りの人たちから慰められてました(苦笑)。

――でも、見事合格しました。アイドルを5年ほど続けて引退。そして今年4月に改名して活動再開。復帰した理由を教えてください。

日永 芸能界を辞めた後、インターネットにどっぷりハマったんです。匿名のニートの集いみたいなコミュニティで会話を楽しんでいました。しばらくして、『ベイビーわるきゅーれ』という映画を見たんです。そこで社会不適合者感のあるコがバイトをしている姿を見て、私もできるんじゃないかと。コミュニティの人からも「やってみなよ!」って言われて、その日の夜にアルバイトに応募したんです。

――映画を見て、即行動に移したんですね。

日永 そこから徐々に社会に出るようになって、また芸能界に戻ってきました。

――日永 麗って珍しい芸名の由来は?

日永 〝日永〟って、お日さまが長く感じられる春の日のことで、春の季語なんです。太陽にたくさん照らされる明るい日々になりますようにという願いを込めました。麗は私が中学生のときに使っていたハンドルネームが〝うらら〟で。自分の中でうららって名前が特別なものになっていて、決めました。

――最近はインスタやツイッターに詩を書いて発表していますね。

日永 自分の気持ちを詩に書くのが合っているみたいで、すぐに書けちゃうんです。6月の舞台では、オープニング曲の作詞をやらせていただいて、それも1日で書き上げちゃいました。演出家さんからも「いいじゃん」って言ってもらえて、文字を書くことは全然苦にならないですね。

――久しぶりに舞台に立ってみてどうでしたか?

日永 昔からのファンの方も来てくれて、みんな元気そうでよかったです。泣いてる方もいました。

――今後の目標を教えてください。

日永 今は事務所に所属していないので、無理せずに自分の人生を悔いなく楽しく過ごそうと思っています。そして自分の知らないこと、やったことがないことをたくさんして、今回のグラビアみたいに、ファンの方たちをビックリさせたいなと思ってます。

(スタイリング/大橋みずな ヘア&メイク/田村直子[GiGGLE]) 

●日永 麗(ひなが・うらら) 
身長161cm 血液型=A型 nickname=れったん 
趣味=映画鑑賞、ギター、カリンバ 
特技=占い(数秘術、タロット、手相) 
○2022年4月に改名し、女優として個人活動を開始。現在、舞台をメインに活動中。舞台『雨降る正午、風吹けば』に出演(大阪公演:8月18日~21日・大阪市立芸術創造館)。
公式Twitter【@hinagaurara】 
公式Instagram【@hinagaurara】

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