
関根弘康
せきね・ひろやす
関根弘康の記事一覧
埼玉県出身 鉄道と旅行とアイドルに造詣が深いライター&編集
AKB48が『会いたかった』でのメジャーデビュー20周年を記念し、17期生以降の若手メンバーによる『会いたかった 2026』のMVを制作。10月25日よりYouTubeにて公開が始まった。そこで今回、歌唱メンバーに選ばれた佐藤綺星(さとう・あいり)、平田侑希(ひらた・ゆき)、橋本恵理子(はしもと・えりこ)の3人にMV撮影の思い出や、先日行なわれた「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE」の裏話などを聞かせてもらった。
――『会いたかった 2026』MVの撮影はいかがでしたか?
佐藤 参加したのがフレッシュなメンバーだったので、わちゃわちゃしていて、本当に学校みたいな感覚でMVが撮れて楽しかったです。
平田 『会いたかった』といえばな場所に行って撮影できたことで、すごいテンションが上がりました。
橋本 ずっと過去のリメイクっていうか、オマージュしたミュージックビデオを撮ってみたいと思っていたので、まさか衣装もそのまま同じものを着て撮れるなんて、本当に夢みたいでした!
佐藤 もともとMV撮影の予定はなくて。恵理ちゃんとかと「スマートフォンでの撮影でもいいのでお願いします!」って頼み込んでいたんですけど、こんな素敵なMVになるなんて思ってなくて嬉しかったです。
佐藤綺星
――撮影前に前作を見返したりしました?
橋本 前田(敦子)さんが有線のイヤホンを使うシーンがあるんですけど、今回どうするのかなと思って、エアポッズになってました。違いを見比べるのも楽しいです。
――皆さんの見どころは?
橋本 バスで山﨑空の肩にもたれながら寝るシーンがあったんですけど、AKB48のMVってバスに乗りながら一緒に寝るシーンがよくあって、ずっとやってみたいと思っていたので、このMVで夢が叶いました!
平田 私はダンスシーンですね。『会いたかった』はAKB48がデビューしてフレッシュなときだったと思うので、私たちもフレッシュさを全開で出していけたらいいなと思って、全力で楽しんで踊りました。
佐藤 自転車を立ちこぎするシーンがあるんですけど、学生の頃は自転車通学だったので、本気を出しすぎて撮影してる車を追い越しそうになっちゃって(笑)。でも、そこがすごい『会いたかった』のMVって感じがするので、注目して見てほしいなと思います。
――先日、Kアリーナ横浜で「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE」という公演ごとにコンセプトが異なるコンサートが開催されました。1公演目は『好きish』選抜メンバーが先頭に立っての内容でした。
橋本 選抜メンバーがユニットで登場して始まるんですけど、すごい新鮮だなと思いました。私は『キリギリス人』を千葉恵里さんと工藤華純ちゃんと一緒にやったんですけど、最初は普通にレッスンをしてたんです。でも途中で「風に当たってもらいます」って演出になって、歌ってる途中に新聞紙が飛んでくるんですよ(笑)。その3人が選抜メンバーのなかではバラエティ担当みたいな感じだったらしく。
――すごい盛り上がってましたよ。あと橋本さんといえば寸劇のSONEですよ!
橋本 どの曲より一番緊張してました(笑)。やっぱりお客さんの笑い声が欲しいですし、今回はリハでメンバーの前でやることがなかったので、本当に本番ギリギリまで4人で集まってセリフ合わせをしました。あと、スポンサーさんの商品名がセリフであったんですけど、ちゃんと言わなきゃって緊張して、めっちゃ震えました。
橋本恵理子
――そんなことになってたんですね。2公演目は全員が主役というコンセプトでした。
平田 45曲ノンストップで1人1曲センターをさせていただいたんですけど、AKB48だからこそできるコンセプトだなって。ひとりひとりに見せ場があるコンサートってすごいありがたいなと思うし。それをきっかけに、「このコってこういうイメージなんだ」というのも知ってもらえたんじゃないかなと。
私は『ロマンス拳銃』のセンターをさせていただいたんですけど、自分のイメージどおりだなって。表現もしやすくて、自分の良さをアピールできたんじゃないかなって思うし、ファンの方から「すごい似合ってたよ」ってホメてもらえました。
平田侑希
――そして3公演目は「推しが『好きish』コンサート」でした。メンバーごとに"推し席"を作って、ファンはメンバーを指定してチケットを申し込む。その申し込みが多い順に見せ場が増えて、その結果も発表するという、かつてのシングル選抜総選挙を思わせるようなコンサートでした。
佐藤 最初聞いたときは、もう泣きながらスタッフさんに電話するくらい嫌だったんです。17期以降は総選挙とかじゃんけん大会とか、いわゆるAKB48ならではのイベントって言われるものを経験してない世代なので。自分のことを好きでいてくださるファンの方だけで推し席を作るというのはすごい素敵なんですけど、その結果によって立ち位置が左右されるっていうのが、総選挙っぽいというか。
でもAKB48らしいといえば、そうなのかもしれないって、受け入れて。せっかくやるなら1位を目指そうと思って、ファンの方に一緒に頑張りたいって想いを伝えて。
――中間発表は4位でしたが、最終結果は1位でした! 発表の瞬間はどうでした。
佐藤 4位で倉野尾(成美)さんが呼ばれて、私のファンの方はびっくりしたみたいです。それで3位も2位も呼ばれなくて。1位の瞬間はイヤモニを外して自分の耳で聞こうと思ったんですけど、反応が怖くて......。でもそのイヤモニを突き破るぐらい大きな歓声が聞こえてきて、やったーって感じでしたね。
ファンの方は私の気持ちをよく分かってくださって。「綺星のためなら頑張るよ」という方がたくさんいらっしゃるので、結果でお返しできてすごく嬉しかったです。
――発表後に『フライングゲット』を披露しました。
佐藤 『フライングゲット』のセンターはあまりやったことがなくて。私って、フライングゲット顔じゃないんですよ......。どこか違和感があって。でも本番でステージに流れる映像を撮影したときに、前田さんの金の衣装を着て、そこですごい責任感が出たというか。『フライングゲット』のセンターを頑張るぞって気持ちになれました。
――ソロ曲はリフターに乗ってすっごい高いところで歌ってましたね。
佐藤 推し席の場所は私のくじ引きで決まったんですけど、ファンの皆さんをすごい後方の席にしてしまって......。リフターで同じ高さにまであがって、ファンの皆さんの顔が見えて、そこでちゃんと皆さんにありがとうって言えました!
――ステージ衣装がファースト写真集で作ったものでした。
佐藤 衣装スタッフさんが「あいちゃんが大事なときにまた着ようね」って言ってくれていて、そのタイミングが来ました! 写真集から始まった1年でもあったので、9月末ではありましたけど、1年の始めと締めくくりを、あの衣装でできたかなと思います。
――おふたりはどうでしたか? 平田さんは11位でした。
平田 本当に入るとは思ってなくて。なので、これで自信がつきました。
――もし次あったら?
平田 また次やって入れるかって不安もあるので。すごいやりたい気持ちと、でも不安だなぁって気持ちがどっちもありますね。
――橋本さんは残念ながら圏外でしたが、ずっとファンとして総選挙も見てきたわけで、いかがでしたか?
橋本 また目の前で順位がつくイベントをやるとは思ってなかったので。なるほどなってなりました。私の推し席は最前で、ファンの方は悲しんでるかなって思ってたんですけど、すごい笑顔で見てくれて。順位は届かなかったですけど、またいつかやりたいなって。
――ラストで皆さん推し席のところへ行ってましたが、泣いてるメンバーも多かったです。
平田 ひとりひとりの顔を見ながら練り歩いてたら、この場所にいてくれて嬉しいなって気持ちと、歌っていた歌詞と合わさって、気付いたら涙が出ていましたね。
橋本 『アリガトウ』を歌ったときに、ファンの方が「恵理子~」ってコールしてくれて。それがめちゃめちゃしみて、気付いたら大号泣しました。
――感動的なイベントになりましたよね。また来年とかやりますか?
佐藤 いや、20年に1回とかで......。
橋本 オリンピックと同じぐらいがいい。
――4年に1回ぐらいでしょうか。そして最近はAKB48が話題になる機会が増えたように感じますが、実感ありますか?
橋本 万バズが増えたり、地元の友達も『好きish』がすごいねって。MVがYouTubeのおすすめに流れてきたり、どんどん注目度が上がっているんじゃないかなって。
平田 私も久しぶりに会った友達から「最近、AKBいい感じだよね」って言われました。
――何がきっかけなんでしょうかね。
佐藤 SNSの使い方がすごく変わったかも。今はTikTokとかも個人でやっていて、ハロウィーンの格好とか、可愛いメンバーの様子も載せたりして。「TikTokで好きになりました」って、握手会に来てくれる若いコが増えたなって。雑誌やテレビだけじゃなくて、新しい入り口が見つかったので、そこにアプローチしていけたのが大きいかなって思います。
――来年2月には再び代々木第一体育館でコンサートがあります。
橋本 やっぱり前回のリベンジということで、即ソールドアウトしたらいいなって思いますし、もっともっと大きな会場でやることをAKB48は目標にしているので。そのためにもコンサートに来て満足していただけるように、パフォーマンスもそうですし、もっとみんなの個性をたくさんコンサートで出していけたらいいなと。
佐藤 代々木は縦に広いぶん、奥のほうまで満足していただくのが難しいなって感じていて。前回はトロッコで近くに行ったり、後ろのステージで踊ったりもしましたが、やっぱりメインステージにいるときも、遠くの方にも届くようなパフォーマンスをもっともっとしていかなきゃいけないなって思います。
平田 いろんな人に来てもらえるように、SNSでメンバーひとりひとりが今のAKB48の良さをアピールしたり。毎日やってる劇場公演でも、「もっと広い会場で見たい」って思わせられるようなパフォーマンスを普段から心がけたいなって思います。
――最後に今年を振り返ってもらいつつ、来年に向けての目標などを聞かせてもらえたら。
橋本 今年は2作連続で選抜メンバーに選んでいただいたり、代々木だったり、Kアリーナだったり、初めての大きなステージに立たせていただいたり、楽しいことだらけの1年でした。来年はエバースさんとの新番組が始まるので、私はしゃべるのもすごい好きなので、そういうところでも見つけていただけるように頑張りたいです。
平田 11月に写真集を発売させていただいたり、新たに事務所に所属させていただいたり、モデルとしてランウェイを歩かせていただいたり。来年もそういう個人でも輝ける場所があったらいいですね。今、AKB48が上昇傾向にあるかもって感じているんですけど、来年はもっと明確にすごい盛り上がってるというのを実感できるように、グループを盛り上げていけたらいいなって。
佐藤 昨年の20周年コンサートを経て、現役メンバーたちはどうするみたいな様子見をされてる方も多かったと思うんです。そこで『好きish』でMVの再生回数がドンと行ったり、SNSで踊ってくださったり、歌番組にもたくさん出られたり。勢いを感じることができたのはこの曲のおかげだなってすごい思うんです。
年末に向けて『M.T.に捧ぐ』という先輩方がすごく大切にされてきた公演がリバイバルで始まって、アルバムも出るんですけど、オリジナルを見たことあるよって方が現役メンバーバージョンを見て、また好きになってくれたらいいなってすごく思いますし。来年発売されるシングルへ勢いをつないでいきたいなって思ってます。
●AKB48
2005年12月8日、秋葉原のAKB48劇場で1期生お披露目。
2026年9月26日に22期生がお披露目。
『会いたかった2026』のMVが公開中!
Team A 7th Stage『M.T.に捧ぐ』のリバイバル公演が11月29日よりスタート。アルバムが12月16日発売決定!
最新情報は公式ホームページをチェック。
●佐藤綺星(さとう・あいり)
2004年6月24日生まれ 千葉県出身
身長156cm 血液型=B型 Nickname=あいちゃん
公式X【@airi_sato0624】
公式Instagram【@_ _aiichan.17】
●平田侑希(ひらた・ゆき)
2002年9月3日生まれ 埼玉県出身
身長157㎝ 血液型=A型 Nickname=ゆき
公式X【@yuki_hirata0903】
公式Instagram【yuki__hirata】
●橋本恵理子(はしもと・えりこ)
2006年4月16日生まれ 大阪府出身
身長156cm 血液型=B型 Nickname=えりちゃん
公式X【@erichan_akb48】
公式Instagram【@eriko_hashimoto】




