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元Jリーガーで、現在は秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WAのメンバーとして活躍する青山隼の連載「果てしない延長戦」。現役時代の先輩や戦友をはじめ、各界で活躍する方をゲストに招き、「人生の転機」や「次への挑戦」をテーマに熱く語り合う。
今回は、対談を振り返る「ひとり語り」。前回のゲスト、ぺこぱ・シュウペイさんとのお話を受けて、率直な思いや心に響いた言葉、そして先日終えたばかりの日本武道館公演について語る。
前回、7人目のゲストにお迎えしたのは、イベントの共演で出会った同年代の芸人さん、ぺこぱ・シュウペイさんでした。今年の春、SHOW-WAが出演させていただいた「KANSAI COLLECTION 2026 SPRING&SUMMER」のMCを務められていて。学生時代は強豪チームでサッカーに打ち込んでいたところから芸人の道へ進んだと知って、サッカー選手から芸能界に飛び込んだ自分との共通点を直感的に感じていたんです。ちょうどこの連載が始まるタイミングだったのもあり、初対面にもかかわらず「連載が始まるのでぜひ出てください!」と図々しく声を掛けさせていただきました(笑)。
シュウペイさんはポジティブで楽観的でありながら、ちゃんと芯を持っている人。「これは違う」となったら切り替えて、すぐに次へと進むことができる。そういう仕事との向き合い方やマインドも素晴らしくて、変化に対する恐れや抵抗感がないんです。ブレイクのきっかけとなった"人を傷つけない笑い"もいろいろ試したうちの一つだったとか、すごく面白いなと(笑)。
僕はというと、「違うな」と思ってもすぐに次へ方向転換できないタイプで......。強い信念を持ってやり込みたい性格なので、一度こうだと決めたことはなかなか曲げられない。どちらが良い悪いという話ではなく、自分にはない柔軟さを持っているなと感じました。仕事に対しても「生放送は楽しい」と言い切れる感覚がすごい。僕は生放送の『ぽかぽか』に出させていただくと、どこか身構えちゃう部分があるので、もっと自然体でその場を楽しむ姿勢を見習わなきゃいけないなと思いました。
ぺこぱさんは、居酒屋バイトの先輩後輩で結成されたっていうエピソードも面白いですよね。12年の長い下積み時代でも諦めなかったのは、「自分たちは売れる」という"根拠のない自信"があったから。人生って本当に何が起こるかわからないなと。以前、ハライチの澤部さんと対談させていただいたときも、同じ言葉が出たことを思い出しました。
SHOW-WAの結成当初はどうだっただろう......。手探りで進む中でもちろん不安はありました。でも、ありがたいことに僕らは、最初からテレビ番組に出させていただける環境だったので「この6人で進んでいけば夢をつかめる」という空気感はあった気がします。明確な目標を掲げてそのために何をするかを話し合いながら、僕ら自身もどこかで"根拠のない自信"があったのかもしれません。そういう強い気持ちがなければ、先へ進めないとも思いますし。
対談を通して、澤部さんやシュウペイさんが言葉にした"根拠のない自信"の意味が、自分もすごくわかるなって。「まだ何も成し遂げていないのになんで?」と思う人もいるかもしれない。でも、その言葉はただ楽観的なのではなく、今できる準備をちゃんと重ねてきた人だからこそ出てくるものなんだと。シュウペイさんは「ギャル男のノリで」と軽い感じで話してくれましたけど、その裏にはちゃんと準備と考えがあったんじゃないですかね。そうじゃないと、厳しい芸能の世界で長続きできないと思うんです。
僕らもいつか来る大きなチャンスに向けて、今日できる努力を積み重ねていかないといけない。今回の対談は、それを再認識させてくれる時間になりました。シュウペイさんの楽観性や柔軟性を、今後の僕自身のスタンスとしてちょっとずつ取り入れて行きたいです。
そして先日の10月1日、SHOW-WA初となる日本武道館公演を無事に開催することができました。デビュー3年目までに成し遂げたいと目標を掲げ、ずっと言葉に出してきた夢が現実になった瞬間でした。応援して会場に足を運んでくださる皆さんがいなければ、絶対に成り立っていなかった景色です。Rubyの皆さんも僕らと同じ気持ちになって、「私たちの夢が叶った!」と一緒に喜んでくれていたら嬉しいです。SHOW-WA全員と皆さんと、共に歩んできたからこそ達成できたと思っています。
個人として大きな挑戦だったのは、ピアノの生演奏です。今年のパシフィコ横浜公演を終えてから、自分が次に挑むなら何かを考えていて。ずっとサッカーで足ばかり使ってきた人が、手で何かやるって面白くないですか?(笑)。ピアノでの成功を目指したいのではなく、不器用ながら努力することで、Rubyの皆さんに伝えられるものがきっとあると思ったんです。
対談でシュウペイさんが、SHOW-WAに対して「諦めずに頑張れば、年齢関係なくなんでもできちゃうと、背中を押してくれる」と言ってくださって。その言葉は、まさに僕が活動の中でずっと軸として大切にしてきたものでした。SHOW-WAって、チャレンジし続けないといけないグループだと思うんです。だからこそ、僕らは立ち止まるわけにはいかなくて。CDの売り上げや知名度だけでなく、活動を通して誰かの心にメッセージを届けること。それこそが『ぽかぽか』の生歌唱から始まって、日本武道館までたどり着いた僕らの証なのかなと思います。

今後、超えるべきハードルはどんどん高くなっていく。それでも僕らは挑戦し続け、思いを届け続けます。「自分にはできない」と諦めてしまう人の背中を「こんなに泥臭くやっている人たちもいるんだから、ちょっと挑戦してみようよ」とそっと押すことができたら。そこで一歩踏み出すのは本人ですけど、僕らは「やってみなよ」と手を差し伸べられる存在でありたいです。そういう姿勢を示すための一つが、僕にとってのピアノでした。
正直、本番は手が震えました(笑)。でも、武道館のステージに立った瞬間、「やっとこの景色まで来たんだ。ああ、この雰囲気だよね」と思いがあふれて。かつてサッカー選手としてスタジアムのピッチに立った時の高揚感とどこか似ていて。「ここで楽しめなかったらダメでしょ」と気持ちを切り替えたら、すぐハイな気分になりました。まずは武道館を目指して走ってきましたけど、僕らの挑戦はここで終わりじゃない。SHOW-WAとして、もっともっと高いところへ行けるように。こらからも6人で、夢を諦めずに追い続けていきます!
★果て戦だけの激レアSHOW-WAオフショット★
●青山隼(あおやま じゅん)
1988年1月3日生まれ 宮城県出身
◯2006年にプロデビュー。U-20日本代表経験を持ち、Jリーガーとして名古屋グランパス、セレッソ大阪、徳島ヴォルティス、浦和レッズでプレーし、2015年に現役引退。その後は舞台やドラマ等に出演。現在は、秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WAのメンバーとして活動中。ラジオ『SHOW-WA寺田&青山の青春時代を取り戻せ!』(CBCラジオ/毎週日曜22:00~、tbcラジオ/毎週月曜22:00~)レギュラー出演中。1stアルバム『タイムマシンはいらない』発売中!
公式X【@jun_aoyama1988】
公式Instagram【@jun_aoyama_show-wa】




