
村上隆保
むらかみ・たかほ
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編集者/ライター
『週刊プレイボーイ』では、特集記事のほかに爆笑問題、リリー・フランキー、ひろゆきの連載を担当。
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暑い日が続くと食べたくなるのが、冷たい麺類。そこで、コンビニの冷やし麺を専門家と共に実食調査! 今、食べてほしい商品をランキング形式で紹介する!!
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すでに大分県や兵庫県で35℃を超える猛暑日を記録し、全国300地点以上で30℃を超える真夏日を観測している2026年。どうやら今年も暑い日が多くなりそうだ。
そうなると食べたくなるのが冷たい麺類。そんな庶民の気持ちを察してか、コンビニ各社は冷やし中華やざるそば以外にも"冷やし麺"をたくさん発売している。
コンビニジャーナリストの吉岡秀子氏が背景を解説する。
「最近のコンビニ冷やし麺ブームには3つの要因があります。まずは"暑くなるのが早くなった"こと。ふたつ目は冷やし担々麺など冷やし麺のメニューが増えて"市民権を得た"こと。3つ目が"技術革新でコンビニの麺のクオリティが上がった"ことです。
こうしたことからコンビニでは、冷やし麺を夏商戦のひとつの柱としていこうという動きがあった。さらに言えば夏の熱中症対策は社会課題で、塩分も取れる麺類は消費者ニーズが高い。
そのため各地の有名店監修などの特徴ある冷やし麺を中心にどんどん数が増えていっています」
そこでフードジャーナリストのはんつ遠藤氏と"大衆の舌を持つ男"編集Mが、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主な冷やし麺を実食し、独自にベスト10を決定した。
【第10位】チャーシュー5枚のせ 冷し醤油ラーメン(セブン-イレブン 645円) 総重量/474g 主な具/焼豚、ネギ、メンマほか 100g当たりのコスパ/約136円
10位は「チャーシュー5枚のせ冷し醤油ラーメン」(645円/セブン-イレブン)。
「一般的に『冷やしラーメン』は冷たいラーメンなので、スープの量は割と多め。『冷やしまぜそば』はスープを絡めて食べるので少なめです。これはラーメンなので、しっかりスープの量がありますね。そして、大ぶりのチャーシューが5枚も入っていて満足感もあります」(遠藤氏)
「欲を言えば、もう少しチャーシューに厚みがあればよかったです」(編集M)
【第9位】すず鬼監修 冷しスタ満まぜそば(ファミリーマート 698円) 総重量/478g 主な具/焼豚、もやし、ニラ、ニンニク、マヨネーズほか 100g当たりのコスパ/約146円
9位は「すず鬼(き)監修 冷しスタ満まぜそば」(698円/ファミリーマート)。
「『すず鬼』さんは、辛くてガッツリ系でニンニクが利いていて本当にスタミナ満点のラーメンを出します。それが特徴なんですが、そのぶん好き嫌いが分かれるかもしれません」(遠藤氏)
「別添のマヨネーズをかけると少しマイルドになりますよね」(編集M)
【第8位】特盛!冷し肉そば(ローソン 646円) 総重量/520g 主な具/豚肉、タマネギ、ネギ、揚げ玉、ゴマほか 100g当たりのコスパ/約124円
8位は「特盛! 冷し肉そば」(646円/ローソン)。
「冷たい肉そばの先駆者として大人気の『港屋(みなとや)』さんリスペクトの商品だと思います。お肉がとてもジューシーです」(遠藤氏)
「麺が特盛なのはうれしいんですが、そのぶんスープももう少しだけ多くしてほしいです」(編集M)
【第7位】麺屋こころ監修 冷し台湾風まぜうどん(ファミリーマート 550円) 総重量/439g 主な具/肉そぼろ、のり、もやし、キュウリ、ネギ、揚げ玉ほか 100g当たりのコスパ/約125円
7位は「麺屋こころ監修 冷し台湾風まぜうどん」(550円/ファミリーマート)。
「『麺屋こころ』さんは、まぜそばが人気ですが、この商品は"まぜうどん"。うどん自体に味をつけるのは難しいので具とスープで勝負するしかない。そこで少し濃いめの味で、台湾ミンチ(肉そぼろ)もうどんに合うように和テイストが入っています」(遠藤氏)
【第6位】ちくわ磯辺天 半熟玉子天の冷しぶっかけうどん(セブン-イレブン 594円) 総重量/449g 主な具/ちくわ、ゆで卵、ネギ、かつお節ほか 100g当たりのコスパ/約132円
6位は「ちくわ磯辺天半熟玉子天の冷しぶっかけうどん」(594円/セブン-イレブン)。
「ちくわ天を衣に青のりを混ぜた磯辺天にしていることや、半熟玉子天など手間のかけ方がすごいです。実は今、半熟玉子天が静かなブームなんです。それをいち早く取り入れているのでしょう」(遠藤氏)
「半熟玉子天が1個分(半分×2)入っているのがうれしかったです」(編集M)
【第5位】中華蕎麦とみ田監修 冷し豚まぜ麺(セブン-イレブン 734円) 総重量/605g 主な具/焼豚、もやし、ニンニク、水菜、エビ風味マヨほか 100g当たりのコスパ/約121円
5位は「中華蕎麦とみ田監修 冷し豚まぜ麺」(734円/セブン-イレブン)。
「一般的に冷やしラーメンは動物性の脂が使えないんです。冷めると固まってしまうので。だから植物性がメインになるのですが、『とみ田』さんのスープは固まっていないところがすごい。そしてワシワシの極太麺。噛み締める喜びがあります」(遠藤氏)
【第4位】一風堂監修 冷し赤丸とんこつまぜそば(ファミリーマート 598円) 総重量/462g 主な具/焼豚、もやし、メンマ、ネギ、キクラゲ、高菜ほか 100g当たりのコスパ/約129円
4位は「一風堂監修 冷し赤丸とんこつまぜそば」(598円/ファミリーマート)。
「赤丸は『一風堂』さんの定番メニュー。辛味噌とニンニクが利いていて『赤丸をまぜそばにするとこうなるな』という納得の品です」(遠藤氏)
【第3位】盛岡風冷麺(ローソン 646円) 総重量/430g 主な具/焼豚、ゆで卵、キムチ、キュウリ、もやしほか 100g当たりのコスパ/約150円
3位は「盛岡風冷麺」(646円/ローソン)。
「麺はつるりとしていてコシもある。そして甘めでピリ辛なキムチをスープに溶かすことで味により深みが出ます。辛さと酸味のバランスが最高です」(遠藤氏)
【第2位】町中華の冷し味噌ラーメン(セブン-イレブン 496円) 総重量/505g 主な具/肉そぼろ、もやし、ネギ、ニラほか 100g当たりのコスパ/約98円
2位は「町中華の冷し味噌ラーメン」(496円/セブン-イレブン)。
「冷やし中華ではなく、冷やし味噌ラーメン。肉そぼろの入った味噌スープが麺に絡まることでおいしくなります。また、ニンニク風味が食欲を増します」(遠藤氏)
【第1位】香川一福監修 冷し明太クリームうどん(ファミリーマート 550円) 総重量/408g 主な具/めんたいこ、ネギ、のりほか 100g当たりのコスパ/約135円
そして、1位が「香川一福(いっぷく)監修 冷し明太クリームうどん」(550円/ファミリーマート)。
「さすが、うどん店『一福』さんの監修だけあって麺にエッジが割と利いて(麺の角が立って)いて、ウエーブもかかっているから、明太スープが絡みやすい。びっくりするおいしさです」(遠藤氏)
コンビニ冷やし麺は、今、味もバリエーションも急速に進化を遂げている。暑い日が続くときだからこそ、ぜひ、試してほしい!