『週刊少年ジャンプ』の看板マンガ『ONE PIECE』。その1000話到達を記念して、自身もマンガが大好きな鷲見玲奈(すみ・れいな)さんに2月22日(月)発売『週刊プレイボーイ10号』のグラビアで、海軍の剣士・たしぎを演じていただきました!

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■たしぎ以外の候補は......

――鷲見さんと『ONE PIECE』の出会いを教えてください。

鷲見 小学生の頃です。兄の部屋にコミックスがあって、こっそり忍び込んで読んでいました(笑)。

――今回はたしぎという海軍の女剣士に扮(ふん)していただきました。たしぎをチョイスした理由は?

鷲見 コラボグラビアのお話をいただいてから、調べてみたんですよ。いろいろなタレントさんがいろいろなキャラのコスプレに挑戦されているなかで、たしぎのチョイスはあまりなさそうだったので。......おでこを出すのが苦手なので、前髪で隠れるビジュアルもちょうどいいなと。

あとは、たしぎ自体も好きなんですけど、上役のスモーカーが好きで。ただ、さすがに男性キャラなので思いとどまりました。

――それはそれで見てみたかった気もします。

鷲見 ほかには、コアラもいいなと思いました。

――革命軍の。

鷲見 でも比較的最近のキャラなので、たしぎのほうが(読者に)なじみがあるかなと思って、たしぎにしました。

――たしぎと鷲見さんは「メガネ」という共通点もありますね。

鷲見 それも理由のひとつです。フィッティングのときには自前のメガネもかけてみたんですけど、最終的にはスタイリストさんが用意してくださったものに落ち着きました。今回の衣装はほぼすべて、手作りしてくださったんですよ。すごく手間がかかっています。

――ウイッグも2種類用意して、新旧両方のたしぎにトライしていただきました。鷲見さん的にはどちらがお気に入りですか?

鷲見 "2年後"のたしぎかな。全体的な雰囲気や、衣装のコーディネートがかわいいので。

――あらためて、この日の撮影を振り返ると?

鷲見 フリーになってからいろいろなお仕事をさせていただいて、グラビアだけでもいくつもの媒体に出させていただいて、ひととおり経験したつもりだったんですけど......まだ知らない世界があったのかという思いです。普通に「自分」を撮られる撮影とは全然違ったので、そこは難しかったです。

――前提として、原作のキャラクターがあるから?

鷲見 はい。なのでちょっと不安もありますけど......また別ジャンルの私として見ていただければいいかなと思います!

――鷲見さんの考える『ONE PIECE』というマンガの面白さは、どこにあるのでしょう?

鷲見 いろいろな「真っすぐ」が詰まっているところですかね。大人でも子供でも楽しめるし、あらためて今読むと、子供の頃に感じた面白さとはまた別の面白さを発見できる。何度読んでも飽きない、さまざまな面白さが詰まっていると思います。

――一番印象に残っているシーンは?

鷲見 エースのところかなぁ。あそこは泣いたなぁ。あとはベタですけど、(右腕を上げて後ろ向きになり)ここも好きです!

――アラバスタ編のラスト。

鷲見 はい! あとは、バギーも好きです。

――バギー? 道化の?

鷲見 敵キャラだけど憎みきれないところが好きです。

――なかなかいいご趣味です(笑)。最後に、作者の尾田栄一郎先生にひと言お願いします。

鷲見 えっ!? これちゃんと届くんですか?

――たぶん......。

鷲見 緊張するなあ(笑)。えー、尾田先生。長い間、連載お疲れさまです。1000話おめでとうございます。本当に魅力的なキャラがたくさん登場するマンガで、これからもどんなドラマが待っているのか、いちファンとして楽しみにしています。

今回、海軍のたしぎをやらせていただきました。尾田先生にガッカリされないといいなと思っています!

(スタイリング/小山田孝司 衣装制作/かねひろゆきえ ヘア&メイク/市橋由莉香)

●鷲見玲奈(すみ・れいな) 
1990年5月12日生まれ 岐阜県出身 身長163cm 血液型=B型 
趣味=釣り、ゴルフ 
好きな『ONE PIECE』のキャラ=スモーカー 
公式Twitter【@sumi_reina】 
公式Instagram【@sumi__reina】