呂布カルマ、選挙の応援演説を「喜んで引き受けた」ワケ

撮影/田中智久

『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ
ラッパーとしてはもとより、グラビアディガー、テレビのコメンテーターなど、多岐にわたって異彩を放っている呂布(りょふ)カルマ。『週刊プレイボーイ』の連載コラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」では『応援演説』について語った。

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★今週のひと言「偉大な友達のためにあきる野市長選で応援演説」

7月某日、東京都あきる野市。今までなんのゆかりもない東京都の端の端、のどかな田舎町に俺はいた。

あきる野市長選挙に立候補した小沢たつや候補の応援演説をするために。

小沢たつや氏と俺は、2、3年前、YouTube配信番組『令和の虎』シリーズのスピンオフ企画、『事業再生の虎』でお互い"虎"として出会った。

"たっちゃん"の本業はコンクリートポンプ車屋で、その知見から「ドットコン」という排水機能に特化したコンクリートを開発した土木建築のスペシャリストとして虎に抜擢(ばってき)されていた。

俺は、何かわからんけど弁が立つからかな? 話題づくりのためか何度か番組に呼ばれていた。

初登場のときからたっちゃんは令和の虎の創始者であり、司会の故・岩井良明社長に食ってかかりバチバチに場の空気をいてつかせていて、『北斗の拳』のラオウのような風貌も相まって癖の強い虎の中でも異彩を放っており、おっかない人だな~というのが第一印象。

程なく俺たちは虎の食事会的な場所で再会し一緒に酒を飲むと、同い年だと判明。

裏表のない真っすぐな人柄と、気取らない態度で、異常に業界ナイズドされたほかの虎たちと比べてこっち側に近いというか、すぐ仲良くなれた。仲良くなったのをキッカケにたっちゃんのYouTubeも見て、俺はすっかり彼のファンになっていた。

その後、俺は虎から声がかかることもなかったのだが、たっちゃんとは個人的に連絡を取り合い、プライベートで親交を深めた。

去年には彼の発明品であるドットコンの改良型、「ドットコン+」のグッドデザイン賞受賞のタイミングにも、彼の会社の社員たちと一緒に立ち会った。

たっちゃんの夢や目標は彼のYouTubeなどで再三語られているのでここでは触れないが、俺みたいに自分のためだけにラップをやってる人間からしたら本当に尊敬できる目標がある。

単純に友達の立派な目標を応援するといっても、具体的に何ができるわけでもないのだが、てか応援ってむずいよな、なんなの? とにかく応援したい気持ちがずっとあった。そんな中、突然、市長選挙に出るから応援してくれーと。

実は今までも地元・名古屋でクラブ関係の先輩後輩の中からも市議や市長に立候補した仲間がいて、応援演説を頼まれたことがある。基本的に友達の挑戦に力を貸せるなら貸したいが、政治となるとそう簡単な話ではなくなる。しかも地元の、自分や家族の生活に直結するとなると、ただ友達だから応援するよ、とはなかなか言えない。

今までは申し訳ないがスルーさせてもらってきたが、たっちゃんなら申し分ない。俺は土木のことはよくわからないが、たっちゃんには何かもっと大きな可能性を感じていたので、市長ってのはしっくりきたのだ。

とはいえ、俺はあきる野市の現状を知らなければ、応援演説もしたことがない。一緒に歩いてくれるだけでいいよ、とのことだったので喜んで引き受けた。

期日前投票最終日の前日、一緒にあきる野市の主要駅前に立ち、翌日は演説に立ち会い、集まった聴衆と市役所まで歩いた。結果は当選には至らなかったのだが、この負けでさらに燃えるのだと思う。俺も初めて友人に付き合う形で政治活動の奥深い魅力の一端に触れることができて感謝している。

小沢たつやは今後必ず大きなことを成し遂げる男だと確信している。また俺に声がかかったら喜んで力を貸したいと思っている。

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  • 呂布カルマ

    呂布カルマ

    Ryoff Karma

    1983年1月7日生まれ、兵庫県出身。名古屋市在住。JET CITY PEOPLE代表。ラッパーとして活躍する一方、グラビアディガー、コメンテーターとしても異彩を放つ。 
    公式X(旧Twitter)【@Yakamashiwa

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