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今年6月の初グラビアが大ヒット。そしてその勢いのまま、46歳の元NHK気象予報士・吉井明子が、11月9日(月)発売『週刊プレイボーイ47号』の表紙&袋とじに初登場。
今作に込めた思い、そしてロケで見せた涙。ピュアネス全開なインタビューをお届けします。
* * *
――今回は2泊3日の石川・金沢ロケでした。
吉井 もう、とにかく楽しくて、かけがえのない思い出になりました。ロケに行く前の東京って、ちょうどずっと雨続きでどんよりとした日々で。私も心も体も少し沈み気味だったんです。初めての泊まりロケでもあったので出発するときはワクワクもあったんですけど、同じくらいドキドキもあって。でも、そんな中で向かった金沢が、久しぶりの青空で迎えてくれたんです。澄んだ空気と日差しの中で、「ああ、久しぶりに光合成できた」っていう気持ちになりました(笑)。「旅っていいなあ」って自然に思えたし、今回の写真には、その旅情がすごく表れているんじゃないかなと思っています。
――ロケの中で、特に印象的だったシーンはありますか?
吉井 DVDのタイトルにもなっているのですが、ロケの最終日に彩雲が見られたんです。彩雲は、太陽の近くにある雲が虹色に見える珍しい現象で、幸運の兆しともいわれていて。今回の旅の中で出会えたことにすごく意味を感じました。偶然だけど、どこか導かれているような感覚があって。空もほほ笑んでくれてるなって。
――奇跡的な瞬間でしたね。
吉井 それに石川県の人たちの温かさも本当に印象的で。天気も人との偶然の出会いも全部に温かさがあって。
――旅行って、そういうリアルな出会いが全体の楽しさを引き上げてくれますもんね。
吉井 まさにそうなんです。私自身、大人数で泊まりがけで過ごす機会って普段あまりなくて、最初は少し不安もあったんです。でも皆さん本当に温かくて、ずっと笑顔が絶えなくて。撮影中も移動中も全部が楽しかったんです。だから最終日には、本当に帰りたくなくなっちゃって。
――結果、撮影中に涙がこぼれてましたもんね(笑)。
吉井 そうなんです(笑)。好きな人と一緒に過ごしている時間が終わると寂しくなるじゃないですか。それと同じような感覚で。旅が終わるのが嫌で、自然と涙が出てきてしまいました。
――あの涙はすごく象徴的でした。
吉井 自分でも驚きました。でも本当に自然な感情だったんです。普段そこまで涙もろいわけじゃなくて、よほど気持ちが高ぶらないと泣かないんですけどね。だから本当に、今年一番幸せな時間だったなと思います。
――今回は表紙に加えて袋とじの撮影でもありました。お話を受けたときはどう思われましたか?
吉井 まず表紙は、本当に驚きと喜びと感謝でした。6月に初めて掲載していただいたグラビアをたくさんの方に見てもらえて、その反響がまた今回につながった。そう考えると、本当にありがたくて、できる限りのことをしたいと思いました。袋とじについては、正直「人生で自分が袋とじになる日が来るなんて」と思って、最初はすごくドキドキしました(笑)。
グラビアのテキストでも「ヌーディ」という言葉を使っていただいたんですけど、その言葉の意味を考えたときに、私は肌の露出ではなくて、心とか表情とか、内面を見せるのが今回のコンセプトなんじゃないかなと思ったりもして。自分が今まで覆っていた部分を見ていただく機会にできたらと思って、お受けしました。
――ロケの中では内面を垣間見たような、本当にいろんな表情を見せていただきました。
吉井 グラビアって、南国の海で笑顔を見せるようなイメージもありますよね。もちろんそういう世界観もすてきなんですけど、今回は、もっと素の自分を見せる作品だった。自分でもあまり自覚していない顔や感情が、そのまま写真として残る。それを皆さんがどう受け取るんだろうという不安もありました。そういう意味でも大きな挑戦ではありましたね。
――制作の中で吉井さんの妥協しない姿勢をすごく感じました。ある種、思い切った写真も、セレクトさせていただいたり。
吉井 やるからには絶対に後悔したくないなって。気象予報士の仕事でもそうだったんですけど、「今日は少し力を残しておこう」と思っても、その瞬間に出さないと、新鮮さって失われてしまうんですよね。だから今回も、本当に全力でした。
――グラビアに添えた「あなたの記憶に残りたい」というテキストは、吉井さんが考えてくれたものでした。
吉井 そうでしたね(笑)。まず読者の、見てくださる方の記憶に少しでも残る作品になってほしいという気持ち。そして、好きな人との旅って相手に「この時間をずっと覚えていてほしいな」と思ったりするんです。いろんな気持ちが重なって、自然と自分の中から出てきた言葉でした。一枚一枚の写真に込めた思いや旅情をひとりでも多くの方に味わっていただきたいです。
――吉井さんは週プレで表紙史上、最年長の女性ということで。
吉井 そこもすごく光栄でしたし、同時に、時代の変化も感じて。オトナになったからこそ生まれる魅力や、人生経験の中で育まれるものも、受け入れていただける時代になってきたのかなって。それに今回の挑戦を通じて「もうオトナだからやめておこう」とか、「年齢的に無理かな」とか、そういう考えを少し飛び越えられた気がするんです。だから一緒にチャレンジしてくださった週プレさんには本当に感謝していますし、同じ世代のオトナの方々にも響いたらいいなって。
――こちらも一緒に挑戦させていただけてありがたかったです。
吉井 フレッシュさって本当にすてきですし、若い世代にしかない輝きもあります。でも一方で、オトナだからこそのピュアさもあると思うんです。今回グラビアのコピーにも「純心」とか「純」という言葉がたくさんあったんですけど、それがすごくうれしかった。オトナにも、ちゃんとピュアな部分はあるし、恥ずかしいけどそれが写っているのが今回のグラビアだと思うので。そういうところにも目を向けてもらえたらうれしいですね。
――本当ですね。最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。
吉井 今回の『プレイボーイ』、私は個人的に出張や旅行の途中の駅や空港、あるいは旅先のコンビニで手に取ってもらう情景を想像していたりして。表紙を見て、少しドキドキしてホテルの部屋へ持ち帰って、そっと袋とじを開いて。そして本当に一緒に旅をしているような気持ちになってもらえたらうれしいなと思っています。おうちで見てくださる方にも、旅情はきっと伝わると思います。だからこれは、「あなたとの旅の思い出」が詰まった作品だと思って見ていただきたいなって。そして、また一緒に旅ができたらいいなとも。応援、よろしくお願いします。
スタイリング/設楽和代
ヘア&メイク/友森理恵
■吉井明子(Akiko YOSHII)
1980年10月15日生まれ 東京都出身
身長157cm B93 W61 H89
〇気象予報士・防災士として気象講座を行ないながらInstagramでも発信中。
公式Instagram【@akiko_yoshii_sunny_rain】
公式X【@yoshii_sun_moon】
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撮影/前 康輔
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