出演中のドラマ『アカイリンゴ』では第1話から妖しい魅力を放ち、主人公を翻弄する体当たり演技で新境地を開拓した新條由芽（しんじょう・ゆめ）さんが、2月27日（月）発売『週刊プレイボーイ11号』のグラビアに登場。役作りでトライした初めての金髪でのグラビアは超貴重。女優として成長を続ける彼女の「今」をご覧ください。
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■妖しい魅力で欲望を解放する
――今回のグラビアは、出演中のドラマ『アカイリンゴ』の、宇宙美空（愛称：ウチュラ）役そのままの金髪ショートで臨んでいただきました。でも、クランクアップしたら元に戻すとか......。
新條 戻します。金髪の維持が思っていた以上に大変で。仕事以外では絶対にやりません（笑）。
――それで、『アカイリンゴ』ですが、原作のマンガは性描写が過激すぎてBANされたこともある問題作。人間の欲望に揺れる心情と、理性で抑えきれない衝動を、繊細・鮮烈に描いています。新條さん演じる国民的女優・ウチュラは独特の雰囲気で妖しい魅力を放ち、第1話から「セックス」と連呼するシーンもありました。
新條 台本1ページ内に5回くらい出てきました。
――第2話以降も体当たりの演技を披露しています。ウチュラが翻弄（ほんろう）する高校の同級生・主人公の犬田 光役は、過去にも共演されたことのある小宮璃央さんなんですよね。
新條 共演するって知ったときはびっくりしました。でも去年も別の作品で一緒だったので、久しぶりの感じはしなかったです。
――ウチュラは、セックスが法的に禁止された世界で、「私とセックスしてみない？」と純朴な犬田少年を誘惑します。今までとはまったく違う役どころで、照れはなかったですか？
新條 意外となかったです。相手が3年、4年知っている仲の璃央君だったので。全然抵抗なく、そこは安心というか、璃央君でよかったなと思います。初めましての方だったら、やりにくかったかもしれません。
――小宮さんは、過去の共演作では主要メンバーで一番年下で、みんなにかわいがられるポジションだったということですが、今回の現場ではどうなんですか？ 役を離れたところでの、おふたりの関係性というか。
新條 全然変わらないです。弟って感じです。年も4つ離れていて、自分の妹より年下なので。でも以前より大人っぽくなったなとは思いました。背もすごく伸びてるし。隣に立ったときの私の第一声が「でかくなった!?」でした（笑）。
――今作は世界観の設定もアダルトだし、第1話から性行為を彷彿（ほうふつ）とさせるイメージシーンもバンバン出てきますし、新條さんにとって新しい挑戦になったと思います。実際、これまでの現場と違う雰囲気はありましたか？
新條 やっぱり、インティマシーシーン（性的シーン）があって、インティマシーコーディネーターさんと打ち合わせして、台本をいただいた時点でどこまで大丈夫か、撮れるか、ボーダーラインを決めていく作業があるというのが一番違うところでした。
カメラに映さなくても、現場には何十人もスタッフさんがいるので。画角的な話とか、気持ち的にこの衣装で大丈夫か、とか。
――少しグラビアに似ている？
新條 そう、すごく似ています。
――ウチュラは、演じていてやりやすいですか？ 難しさは感じますか？
新條 今回はマンガという原作があるので、それを読むと人物像がすっと入ってくるのはありました。
――マンガお好きですしね。
新條 はい。でも、原作でもウチュラが本当はどういう人なのか、まだ描かれていない部分も多いんですよ。危うさとか、謎めいたオーラとかを出していけばいいのかな、と自分で考えつつ、そういうところは難しさも感じます。
――楽しさは？
新條 あります。男性を翻弄するというか。今までそういう役をやったことなかったので。「うわ、楽しい！」ってなりました（笑）。
――新條さん自身も、男を振り回したいタイプなんですか？
新條 振り回したいタイプです（笑）。ドラマでは、後半から犬田の心境の変化が大きく出てくる場面があるので、彼を中心に周囲はどう変化していくのか、というところに注目してほしいですね。
（スタイリング／今福幸奈 ヘア＆メイク／山本夏未）
●新條由芽（しんじょう・ゆめ）
1998年4月27日生まれ 群馬県出身
身長158㎝ 血液型＝AB型
○『3年A組-今から皆さんは、人質です-』（日本テレビ系）でドラマデビュー。主な出演作に『魔進戦隊キラメイジャー』（テレビ朝日）、『探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り』（読売テレビ／日本テレビ）など。原作は過激すぎてBANされ、「禁断の実写化」といわれたドラマ＋『アカイリンゴ』（ABCテレビ、毎週日曜24:25～／テレビ神奈川、毎週金曜26:00～）に出演中。FMぐんま 『黄昏ミュージック』にレギュラー出演中。ファースト写真集『ゆめいろ』（集英社）が好評発売中。
そのほかの最新情報は公式サイトにて。
公式Twitter【@yume__shinjo】
公式Instagram【@yume_shinjo】
新條由芽デジタル写真集『ダークサイド』 撮影／アンディ・チャオ 価格／1100円（税込み）
★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス！』をチェック！【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】