『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場するタレント、女優、アイドルなど、各分野で活躍する女性たち。彼女たちの記念すべき「初グラビア」にフォーカスし、撮影にまつわるエピソードや当時の想いを綴る連載シリーズ『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。

今回は女優・タレントの團 遥香さん。『週刊プレイボーイ2020年16号(4月20日号)』に初登場、人生初となる水着グラビアを披露。『真珠のお嬢様』のタイトル通り、全身からあふれる気品とバランスのとれた美しい肢体が大きな話題を呼びました。

前編では、芸能界デビューから朝の情報バラエティ番組『ZIP!』での活動、グラビアに挑戦することになった経緯などを聞きましたが、今回はいよいよ初グラビアでのエピソードを。一体どんな思いで現場に臨んだのか? そしてグラビアを通じて得たものは? じっくりと迫りました。

週刊プレイボーイ2020年29号『27歳の王道』より(撮影/熊谷貫) 週刊プレイボーイ2020年29号『27歳の王道』より(撮影/熊谷貫)

――撮影に向けた体作りは、どんなことをされたんですか?

 ピラティスをやったり、ジムに通ったりして体を引き締めました。ただ、グラビアは女性らしい丸みも大事じゃないですか。ガリガリにならないよう、普段は食べない白米を食べたり、豆乳を飲んだりもして。

もともとやると決めたことに対しては完璧にやり遂げたい性格なんです。なので最大限に手を尽くしました。胸を大きくするエステにも行きましたよ(笑)。

――ロケ地は都内の洋館でした。

 自分の中で、撮影のテーマはクールなお姉さんのイメージなんだなと理解しました。普段は笑ってばかりいるので、自分的にはちょっと背伸びする感じでしたね。

――恥ずかしさはありました?

 やっぱりありましたね。現場に入って、最初に衣装合わせをしたんです。でも衣装とはいえ、服じゃなく水着だから肌を出すわけじゃないですか。それで「見てください! どうですか?」って言うのは恥ずかしかったです(笑)。

編集さんも「その水着、いいね!」とかじゃなく、「なるほど」って言うんです。グラビアだから当然なんだけど、体を含めて見ているんだなってわかるとますます恥ずかしくなって(笑)。

――スタイルがわかる格好は、テレビなどではしていなかったですよね。

 そうですね。ニットなどのラインが出る衣装は避けていたし。だから「まさかすごく胸が大きいと思われてたかな。ガッカリされてないかな」とかいろんなことを考えちゃいました(笑)。

――撮影は緊張しました?

 しましたね。どう振舞っていいかわからなくて。でもカメラマンの熊谷さんから「そういう(堅い)表情も初めてのときしか撮れないよ」って言っていただいたので、気が楽になりました。

あと、こういう風に脚を出せば全身がキレイに見えるよとか、くびれが出やすいよとか、ちょっとしたアドバイスももらいました。言われる度に「グラビアって奥が深いな」とわかってきました。その意味では緊張していたけど、楽しんでいましたね。

週刊プレイボーイ2020年16号『真珠のお嬢様』より(撮影/熊谷貫) 週刊プレイボーイ2020年16号『真珠のお嬢様』より(撮影/熊谷貫)

――撮り下ろしたグラビアは『週刊プレイボーイ2020年16号』に『真珠のお嬢様』のタイトルとともに掲載されました(注:掲載グラビアのアザーカットで構成されたデジタル写真集も同時配信)。掲載誌はご覧になりました?

 発売日にコンビニに買いに行って見ました。ドキドキしましたね。どんな風に載ってるかもそうだけど、なにより周りの反応が気になりました。叩かれたらどうしようって。そうしたら「待ってました!」「嬉しい!」って声が断然多くて。SNSのフォロワーも増えましたし、ホッとしました。

――グラビアに挑戦したことに対し、やはり心のどこかで不安は抱えていたんですね。

 そうですね。やはり『ZIP!』のリポーターを7年間やらせていただき、お嬢様路線のままいくこともできたと思うんです。でも私は自分の殻を破って挑戦したかったんです。その姿勢に対して多くの方々が好意的に受けとり、理解してくださったんですよね。それが心の底から嬉しかったです。

――編集部にも絶賛の声が届きました。その後、すぐ2回目の撮影が決定。毎月旬の女性を撮り下ろすネットコンテンツ「週プレnet」(現「+スペシャル!」)と連動し、本誌でも2020年27&28、29、30号と3号連続で掲載されました。この時は初グラビアのしっとりしたイメージとはうって変わって、明るく爽やかな王道グラビアとなりました。

 この時は富士山麓のスタジオと、伊豆のビーチや温泉宿で撮影したんですよね。小さい頃から自然が大好きだし、天気にも恵まれて、めちゃくちゃテンションが高いまま、撮影に臨みました。

――圧倒的に笑顔のカットが多く、グラビアを見ていても楽しんでいる様子が伝わってきます。

 ビーチを走ったり、波打ち際で横たわったりするのはグラビアの定番じゃないですか。「これこれ! グラビアっぽい!」って浮かれちゃいましたね。思わず砂まみれになったり、顔を海に突っ込んだりしました(笑)。

――特に好きなカットはありますか?

 最初の号(27&28号)の扉に掲載された窓越しに「キス」しているカットです。はしゃぎすぎに見えるかもしれないですけど(笑)、普段から割とこんな感じなんです。

もちろんこの時の撮影でははしゃいでいるだけでなく、温泉に浸かったり、しっとり浴衣を着た大人っぽい雰囲気のカットもあって、そちらも気に入っていますけどね。

週刊プレイボーイ2020年27&28号『だんちゃん、夏を連れてきて』より(撮影/熊谷貫) 週刊プレイボーイ2020年27&28号『だんちゃん、夏を連れてきて』より(撮影/熊谷貫)

――その後もグラビアを撮影させていただき、週プレでは通算5回、誌面に登場いただいています。グラビアをやっていくうちに意識の変化などはありましたか?

 見せ方はさまざまに考えるようになり、表現の幅は広がりましたね。ただ考えすぎちゃうと、いいグラビアにはならないんです。なので今はある程度、意識しつつも、あくまで自然体でカメラに向かっています。あとは撮影を通じて、チームでモノを作るのは楽しいなと改めて思いましたね。

――『ZIP!』ではリポーターを務めていましたけど、グラビアは自分が完全な主役じゃないですか。自分自身を出すことに戸惑いなどはありました?

 それは最初からなかったですね。自分を見てもらうのも裏に回るのも両方好きなんです。『ZIP!』のときも、私はアナウンサーではないので、「私はこう思います」って普通に意見を言っていましたし。

――ずばり、グラビアをやってよかったですか?

 もちろんです。誌面を見る度に新しい自分を引き出していただくんです。その度に「あ、こんな表情できたんだ」とか思います。それは最高に楽しいです。あとはそれまで以上にいろいろな方々から「だんちゃん」って呼ばれるようになったことですね。

――"だんちゃん"ですか? "だんさん"でなくて。

 はい(笑)。私、"だんちゃん"って呼ばれるのがなによりも好きなんですよ。すごくフレンドリーな感じがするじゃないですか。しかも自分自身を見せるグラビアを通じて、"だんちゃん"って呼んでくれる人が増えたのがまた嬉しくて。もっともっといろんな人を楽しませるためにも、お仕事頑張ろうって気になったんですよね。

――グラビアを通じて、ご自身の「愛されキャラ」が伝わったということですよね! こちらもすごく嬉しいです。現在は女優、タレントとしての活動のほか、ご自身でファッションブランドを立ち上げ、ディレクターを務めるなど活動の幅が広がっていますよね。

 そうなんですよ。ファッションのお仕事は専門学校に通って勉強してからスタートさせました。グラビアもそうでしたけど、特にファッションやデザイン関係のお仕事は学生の頃からやりたかったことなので、しっかり準備してから臨みましたね。

――最近グラビアは拝見していませんけど、もしかして控えているとか?

 いえいえ。そんなことはないですよ! 機会があれば是非! それにしても次に撮影したらどんなグラビアになるでしょうね。年だって重ねているわけだし、また新しい自分と出会える気がしてすごく楽しみです。

●團 遥香(だん・はるか) 
1993年6月2日生まれ、東京都出身。大学2年生(19歳)の頃から、『ZIP!』のリポーターとして7年にわたってレギュラー出演。"だんちゃん"の愛称で親しまれた。現在は公式YouTubeチャンネル『DAN VLOG團遥香』で日常を配信している。
公式Instagram【@haruka_dan_official】

★團 遥香のプロフィール

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+スペシャルアーカイブス『27歳の王道』撮影/熊谷貫 +スペシャルアーカイブス『27歳の王道』撮影/熊谷貫

『初グラビア物語~My First Gravure Story~』
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