『週プレ52号』の表紙&巻頭グラビアに登場した冨里奈央
昨年、応募総数8万7852人の中から乃木坂46五期生に選ばれ、無邪気さと逸材感でアイドル雑誌各誌に登場している冨里奈央が、12月11日(月)『週刊プレイボーイ51号』で雑誌初表紙を務める。

意外すぎる趣味や目標、そして17歳という"特別な時期"について語ってもらった。

■そんなお話が来るように......

――まずは初登場にして初表紙おめでとうございます!

冨里 ありがとうございます。私自身、初めての雑誌表紙だったのですごく緊張してたんですけど、スタッフさんたちが優しくて楽しく撮影できました。

――撮影当日、印象的だったことは?

冨里 サンタさんの格好をして自転車に乗るカットがあったんですけど、そこでカメラマンさんが「すごくいい」って、何度も手を止めて写真を見せに来てくださったんですよ(笑)。それがすごくうれしかったです。

――おかげで12月らしいグラビアになったと思います。ちなみに、クリスマスと聞いて思い出すことってあります?

冨里 小さい頃ってサンタさんに欲しいものをお願いすると思うんですけど、低学年の頃に何も頼まなかった年があって。そこでクマのぬいぐるみが届いたんです。私、好きな動物と聞かれたら「クマ」なんですけど、たぶんそのクリスマスプレゼントがルーツだなって。

――なるほど。確かに、現場で描いていただいた「好きな動物」もクマでしたね。『表紙の美女』の手描きイラストを付録シールにするのは、週プレ初の試みでした。

冨里 すごい、初めてなんですか? 私たち五期生ばかりの号で......ありがとうございます! どんな反応があるか楽しみですね(笑)。

――そんな冨里さんですが、先日の『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)で「五期生メンバーの写真集を自分で作っている」という驚きのエピソードが明らかになりました。

冨里 そうですね。五期生は魅力的なコばかりなので、「ひとりひとりをページに残していったら絶対に面白い!」って。まだふたりだけですけど、自分で小道具や撮影場所を用意して、写真集を作っています。

――撮るだけでなく、細かい準備も自らやっているのがすごいですよね。

冨里 今回みたいな私自身を撮影していただくときに、何が必要で、どう撮ったらかわいくなるのかを、モデルをしながら吸収させていただいてるんだと思います(笑)。

――写真を撮るのは昔から好きだったんですか?

冨里 ですね。小学生の頃、ファッション誌が好きで「私も作ってみたい」と思ったのが最初で。スマホで友達と「春のかわいいコーデ!」みたいな写真を撮り合って、プリントしてはノートにぺたぺた貼って......みたいな。

――意外にもクリエーティブな幼少期です。

冨里 実は動画編集も趣味なんですよ(笑)。少し前に、三期生の佐藤楓(かえで)さんとよみうりランドを満喫するお仕事があったんですけど、合間に動画を撮っておいて、おうちに帰って乃木坂46の曲と合わせてMVみたいに編集したこともあります。そんな感じで、昔から思い出を形にして残すのがすごく好きなんです。

――すでに完成させた奥田いろはさんと、制作中の五百城茉央(いおきまお)さんの写真集2冊。どんなところにこだわっているんですか?

冨里 いろはの本は、すごく構成にこだわりました。「ページをめくっていって、似たような写真の並びだと飽きちゃうよなぁ」とか、「見開きをうまく使いたいなぁ」とか。

――着眼点が編集者です(笑)。

冨里 向いてそうですか?(笑)。でもそのときは、いろはのスタイルの良さを見せる全身のカットが少なくて。反省を生かして、2冊目の茉央は立ち姿を積極的に入れようとしています。

■誰にでもあるけどやっぱり、特別感がある

――初登場ということで、冨里さん自身の性格についても知りたいです。

冨里 性格......自分で紹介するのって少し難しいですよね。でも、周りからは「考えすぎる人」ってよく言われます。例えばホメ言葉をいただいても、「本当はこういう意味なんじゃ?」って、よけいに考えちゃうんですよね。

――ちょっと臆病、みたいなことなんですかね。でも逆に、ライブで自分なりに満足のいくパフォーマンスができなかったときに悔し涙を浮かべるなど、「負けず嫌い」なところも見かけます。

冨里 泣かないようにしたいんですけど、そんなときもありました(苦笑)。でも、乃木坂46に入りたての昨年は、「こう見せたい!」とか「こうあるべき」って変なこだわりが強かったんですけど、最近......9月に17歳になってからですかね。「花のセブンティーン、楽しい年だぞ」って思えてからは、以前より気負わずに活動できるようになった気がします。

――今年9、10月のアンダーライブ「33rd SGアンダーライブ」でも「高校生だから」と、制服姿での朗読を企画するなど、"高校生であること"がひとつの武器に感じられるようになったのでは、と。

冨里 確かに! 高校生って誰にでもある時期ですけど、やっぱり特別感がありますもんね。でもだからこそ、「高校生なのにすごい!」と思っていただける間に何かをかなえたいです。なので写真集作りも......あと8人、高校卒業までには終わらないかなぁ(笑)。

――特別な時期だからこそ、その間に何かを成し遂げたい?

冨里 はい。ずっと「雑誌の表紙を飾ってみたい」と言っていたのが今回かなってすごくうれしかったので、また目標を言葉にしていかないとですね。

――今、写真や動画以外で興味がある分野はなんですか?

冨里 声のお仕事です。それこそ、ライブで朗読をやった後くらいから、ファンの方々が「落ち着いていて、いい声だよね」ってホメてくださることが増えて。私はダンスや歌を「武器」といえる自信はないんですけど、でもやっぱり、誰かに認めてもらえると挑戦したくなります。ナレーションでも、声優さんでも、声を使ってお仕事をしてみたいですね。

■冨里奈央(Nao TOMISATO)
2006年9月18日生まれ 千葉県出身
身長164㎝ 血液型=O型
趣味=写真 
長所=自分が嫌だと思うことは人にしないところ
〇2022年2月、応募総数8万7000人超のオーディションを突破し、乃木坂46に五期生として加入。同期の奥田いろはに続いて五百城茉央の写真集を絶賛自主制作中。発売中の乃木坂46 34thシングル『Monopoly』で初めて選抜メンバー入り。
乃木坂46公式X(旧Twitter)【@nogizaka46】
乃木坂46公式Instagram【@nogizaka46_tv】

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